Guy Fawkes Dayの花火とリンゴ | Lancashire スローライフ

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イギリスでは11月5日は、Guy Fawkes Dayと言って、この日はBonfireや花火をあげてお祝いします。

今年は、ロックダウンの影響で各地で行われる花火大会が中止になり、自宅で花火を楽しむ人も多く、この11月5日前後、特に5日~週末は、近所でも花火がバンバンあがってました。

私は、花火大好きなので、窓から近所の花火を楽しませてもらいましたが、Guy Fawkes Dayの日は、夕方までうちに来てた近所のラルフ猫

17時過ぎから既に花火がなり始めたので、あまり酷くなる前にとラルフを外に出し、心配だったので、ボンが飼い主の家まで一緒に付いて行ったのですが、1,2軒先のところで、大きな花火がドーンとあがって、ラルフは怖がって慌てて、その家の垣根の下に隠れてしまって出てこないって。

そんなところに飼い主の娘さんが犬2匹を連れて、散歩にいくところで、家から出てきたそう。

その娘さんにラルフが花火を怖がって、この垣根の下に隠れちゃったんだよって言ったら、その子は、ラルフィーってちょっと声はかけたけど、スマホを持って、犬2匹連れてるからそのまま散歩に行っちゃったと。

それで、私もヘルプに出たらどうやら、娘さんが母親にスマホでメッセ送ってたみたいで、ラルフを探しに出てきたから、3人でラルフを呼びながら、何とか垣根から出てきたラルフを確保。

何とか無事、飼い主さんに抱っこされ、自宅に帰って行きました。

ボンは、あの娘は、ラルフの心配もしないでって思ってたみたいだけど、家の前なのに、スマホで母親に連絡するって言うのが今時の若者だねって驚いてましたうーん

 

いや~、花火が始まる前にって思ってたんだけど、17時過ぎでももう暗いから、そんな早くから始まるとは思わず、うっかりしてたので、ちょっと可哀想な事をしてしまいました。

猫って、花火の音、怖がりますよね?

うちで飼ってたチャイもこの時期は、本当に怖がって、私達がちょっと留守にしてて家に帰って来ると、TVの後ろの狭い隙間に隠れてたりとかよくしてたんですよね。

 

 

この日、そのラルフが隠れてしまった垣根のあったご近所さんMrs.Wの家の前には、こんなリンゴが置いてあり、ご自由にどうぞって。

調理用リンゴと書いてあったので、グラニースミスかな?

酸味の強いリンゴで、そのまま食べるより調理して食べた方が美味しいリンゴです。

 

 

久しぶりにアップルクランブルでも作ろうかな?と2個もらってきました。

ラルフのお陰で、こんなリンゴを戴く事ができました。

 

 

 

 

リンゴを切って、ソフトブラウンシュガー、レモン汁、シナモンを加えて混ぜます。

切ったリンゴをちょっと味見したけど、そのまま食べるにはやっぱり酸っぱいリンゴですがフレッシュでジューシーなリンゴでした。

以前、ママのお隣りの家からもらったリンゴは、こんなにジューシーじゃなかったので。

 

 

私は、ここでちょっとブランデーを加えて、少しだけ火にかけました。

ラム酒を使おうと思ったら、切らしてました~ぐすん

 

 

りんごのフィリングを耐熱容器に入れます。

 

 

クランブルを作ります。

基本材料は、バターと砂糖と小麦粉ですが、うちでは全粒粉の粉にジャンボオーツ(オーツ麦)とスライスアーモンドも加えてます。

食感がよくなって、気に入ってます。

 

 

りんごのフィリングの上にクランブルをかけて、オーブン180℃で40分位焼きました。

 

 

実は、焼きあがった時、ラルフが膝の上で寝てて、ボンがオーブンから出して、盛り付けてくれたので、出来上がりの写真がありませんあせる

盛り付けた後の残った状態ですアセアセ

 

 

こちらの人はホットカスタードをかけたりして食べますが、うちは、バニラアイスと一緒に。

 

実は、いつもは普通のリンゴが残っている時に作ったりしてたので、このグラニースミスを使って作るアップルクランブルは初めてだったんですが、いつもより、砂糖を少し多くしたんだけど、それでもちょっと少なかったかな?

結構酸味があって、酸っぱくて、アイスと一緒に食べるとOKでしたが、もう少し甘くしても良かったなって感じでした。

でも、この酸っぱさも癖になりそう。

 

イギリスのお菓子って、素朴で簡単にできるお菓子が多いですが、このクランブルは、他のフルーツでも美味しくできるし、アップルとブラックベリーをミックスしたのも美味しいです。

こちらは、ルバーブで作ったルバーブクランブル

 

 

 

翌日、郵便局に行った時、こちらのおうちの前を通ったら、まだリンゴが置いてあって、前日の夜とほとんど変わらず残ってました。

翌々日になって、まだいっぱいあったら、もらってきてアップルパイ作ってもいいな~なんて思って見に行ったら、もう誰かにもらわれたのか?全然減らないから、雨降ったりして傷んでしまうから、そのまま置いておいても・・・と片付けてしまったのか、残念ながらもうリンゴは残ってませんでしたぐすん

 

イギリスでは、こうして家で採れた果物や野菜、たっぷりあるとご自由にどうぞって家の前に置いてくれてる家がよくあります。

特にこの時期のリンゴリンゴはよく見かけますよね。

ご近所さんのご厚意で美味しいアップルクランブルが戴けました音譜