前回、Haweswaterの水位が下がって、普段は水面下に沈んでいるMardale Green村が現れたと言う話をしましたが、Haweswaterで、Shapと言う村で、エキシビジョンをやってると言う案内が掲示されてました。
ちょうど、帰りは、来た道とは違うルートで帰る予定にしててShapと言う村を通る事にしてたので、立ち寄ってみる事にしました。
この辺りは来た事のない場所で、本当に何もなく、道案内のサインもあまりなく、不安だったので、カーナビにShapを設定したんだけど、本当にここであってるの?と言うような車一台しか通れない様な道に案内されたり、行き止まりになったり・・・
田舎過ぎて、カーナビでも道案内できなかった様ですが、何とかShapに辿り着きました。
小さな村なので、エキシビジョンの会場はすぐ見つかりました。
こちらの建物は、1687年に建てられたマーケットだった様です。
見学無料と言う事で、中に入ってみました。
入口入ると受付に女性がいて、エキシビジョンを見に来たと言ったら、喜んでくれて、どうぞと左奥の部屋へ案内され、どうやら、このエキシビジョンは、週末のみ開館だったのですが、この日が初日だった様です。
ラッキーでした。
Mardale村の昔の様子がこうして写真で紹介されていました。
学校やホテルもあって、そこで使用されてた物がこちらに寄付されたりしてて、学校で使ってた置き時計とかティーセットなんかも展示されてました。
2004年6月のHaweswaterの写真がありました。
やっぱり、水位が全然違いますね。
Haweswaterは1976年、1984年、1995年と今年の猛暑で、雨が降らずに枯渇し、水面下に沈んでいたMadale Green村が現れたのですが、実は、1973年の12月だったかにもMadale Green村が顔を出したそうで、今回で正確には5度目だそうです。
12月に水が枯渇って珍しいなと思ったら、どうやらダムのバルブがきちんと閉まってなかったとかで、水が垂れ流し状態になってたそうです
これは、以前の写真ですが小島に繋がるこんな橋が現れて、こんな風に歩く事ができた年もあった様です。
その小島がこちらです。
今回は、その橋は見えてませんでした。
前回の1995年の時には、ホテルに設置されてたテニスコートが顔を出し、そこでテニスが出来て、そこでテニスしている様子がニュースになったらしいです。
そう考えると、以前には、今年よりもっと水位が下がってたって事ですね。
このエキシビジョンもこの日は、結構沢山のお客さんが訪れていました。
きっと、私達の様にHaweswaterを見てからこちらに立ち寄った人も多かったと思います。
滅多に見られない村をこの目で、見て、そしてちょっとだけ以前の水に沈む前の村の様子等も見れて、貴重な体験になりました。
Shapと言う村は、湖水地方とは言え、小さな村で特に観光名所もないので、聞いた事もない村でしたが、一軒、こんなPubもありました。
この向かい側には学校もありました。
最初は、このPubに寄って、トイレ休憩にしようかと思ってたのですが、結局、エキシビジョンのところでトイレ借りたので、立ち寄らず・・・。
その後は、ケンダル経由で戻り、別荘に近いところで、Pubに寄りました
何度か紹介しているWater Millです。
こちらもマイクロブリュワリーで、こちらでビールを醸造しているPubです。
最近は、Hawkshead醸造所で飲む事が多くなったので、あんまり来てなかったけど、お天気いい日は、外で飲みたいPubです。
(ただ、いつも外で飲みたいねって来ても、外の席は満席で座れない事が多いです。今回も残念ながら、満席でした)
この蔦が見事ですよね。
秋になると真っ赤になるんですよ。
天気も良くなってきてたので、外は混んでたけど、中はまだ空いてました。
Collie WobblesとBad Dogと言うビールにしました。
右のビールの写真は、Tapと逆で、左がBad Dogです。
既に飲んでますが
このBad Dogは、初めて飲んだのですが、アメリカンホップを使ったビールで、Collie Wobblesより、好きでした。
奥の壁には、以前なかったこんなサインが沢山飾られてたんですが、これが可笑しくて、笑えたり、そうそうと頷く様なのが多かったです。
軽く飲んでから、別荘に戻りました。
イギリスでは、時々、こうして馬に乗ってる人も見かけます。
警察官も大きなイベントやサッカーの試合の日は、馬に乗って見回ってたりします。
こんなのどかな景色を見ながらの帰り道でした。