Kendal ＠湖水地方

すっかり、時期がずれてしまいましたが、8月に行った湖水地方を紹介します。

湖水地方は、名前の通り、多くの湖が点在する地域で、山に囲まれ、湖が沢山あるので、お天気も変わりやすく、雨が多い場所でもあります。

この日は、残念ながら、朝から雨
雨が降っていると、景色はあまり楽しめないので、近くの町を観光しよう！と言う事で、まだ行った事のなかったケンダル（Kendal)と言う町に行ってきました。

ケンダルは、湖水地方南部の中心で石畳の続く中世の町並みを残した町です。
ケンダルに到着した頃は、曇り空ではあったけど、雨は止んでくれました。

このサイン、よ～く見て下さい。
ニューヨークまで3305マイル、エベレスト山・・・と
湖水地方は、イギリスの最高峰のスカーフェルパイク（Scafell Pike）しか出てませんよ～

メインストリート。
道路が綺麗になってるせいか、綺麗な町でした。

こちらは、何の建物かな？って思ったら、図書館でした。

このお店、なんか豚のサインが・・・と思ったら、このBlack Hallと言う建物には、1575年ケンダルの最初の市会議員が住んでいた家で、1810年と1869年に改築して、ブラシの工場になったそうで、その時のブラシ工場のサインとして、剛毛質の豚が使われてた様なのです。
それで、ブラシ工場はなくなってしまった今もこの豚のサインだけは、残されたままのようです。
確かに豚の背中に付いた毛が、ブラシの毛のように見えますよね

Globe Innと言うPubには、地球儀のサインです。
これも、ちょっと珍しくていいなぁ。

この辺は、石畳になってます。石畳の町並みって、雰囲気があっていいですよね。

この切石造りの家が、湖水地方の特徴で、こういう石を重ねて造られた家が多いんです。
なんだか可愛い店発見！と思ったら、チョコレートショップでした。

こんな小路を入ったところにArtisan Bakery（熟練のパン屋さん？とでも言えばいいのでしょうか？）を発見しました。
湖水地方には、何故かArtisan Bakeryが沢山ありました。
実は、別荘で食べるように別のArtisan Bakeryでパンは既に買ってあったのですが、せっかくだから覗いてみました。

もう午後になっていたので、パンは、ほとんど売り切れてしまってて、ショートブレッドビスケット、マフィン、ケーキしか残ってませんでした。
ここで、グリーンティーショートブレッドと言う緑のビスケットが売ってたので、珍しい！と思い、普通のと1枚ずつ買ってみました。

お店を出て、即食べ歩き～
グリーンティーのは、日本人的に抹茶味を想像してしまいましたが、たぶん緑茶を使ってたんじゃないかな？
かすかにほのるお茶の味と言った感じで、美味しかったです。
ボンは、普通のショートブレッドだったんですが、これもほんとに美味しくて、二人で大満足
でも、パン屋さんで、こんなに美味しいショートブレッドが食べれるって事は、本職のパンはきっと本当に美味しいんだろうなぁ～と、ちょっとパンを食べられなかったのが残念でした。
パン屋さんは、やっぱり早めの時間に行かないとだめですね。

ケンダルではアウトドアマーケット（週3開催）が開かれたり、インドアマーケットもあるようだったので、探してたのですが、アウトドアマーケットは見つけられず。
やっと見つけたインドアマーケットは、ショッピングセンターの中に入ってたのですが、こちらは、ガッカリ
なんかガラクタ市のような古本屋、布屋さん、古DVD屋さん、雑貨屋さんなんかがあったけど、どれもパッとせず・・・

戦争の記念碑かな？と思われる像が、広場に建ってました。

メインストリートにあったカフェもいい感じ～。

確か、市役所かなんかの建物だったと思います。

湖水地方で夏にはミュージックフェスティバルも行われてるようで、こんなサインも出てました。

私達は、行かなかったのですが、ケンダルには、自然史博物館（Museum of Natural History and Archaeology)や18～19世紀に描かれた湖水地方の風景画が収められているアボット・ホール アートギャラリー、湖水地方200年の歴史や風俗を展示している湖水地方生活博物館（Museum of Lakeland Life)などもあるようで、湖水地方を知る為の見どころもあるようです。

ケンダル、今回、初めて行きましたが、それなりに悪くはなかったけど、湖水地方の町を散策するなら、他の町歩きの方が楽しいかなと思いました。
ただ、あのパン屋さんのパンはちょっと気になってます・・・