ピーターラビットの世界へ ~ニア・ソーリー村~ | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

ピーチちゃんと近くの小さな教会を見た後は、一度、別荘へ戻って、ボンも一緒に観光へ。
ピーチちゃんリクエストで、ピーターラビットゆかりの地へご案内です。

いつもは、ビアトリクス・ポターの家Hill Topがあるニア・ソーリーまでホークスヘッド経由で車で行って、帰りにファー・ソーリーからカーフェリーに乗って、ボウネスまで戻って来る事が多いんですが、今回は、行きにカーフェリーを使って、ニア・ソーリーへ向かいました。

  


カーフェリーに乗る為に、車が何台か並んでて、まだ来そうもなかったので、アイス食べる?とボンとピーチちゃんアイス買って、車の中で食べながらフェリーを待ちました。
私は、ボンのをちょっと味見させてもらいました。

カーフェリーは、珍しく一番前だったし、結構寒かったので、車から降りず

ウィンダミア湖は縦に長い湖で、幅が狭いので、カーフェリーに乗ってる時間はあっという間です。
フェリーを降りて、Hill Topへ向かいました。
いつもと逆方面に進んでるので、なんか見慣れた風景のはずなのに、ちょっと新鮮でした。

Hill Topを見学するチケットを購入して、Hill Topへ。



石垣の門を入って、この家に続く道は、『こねこのトムのおはなし』で、子猫たちがタビタ奥さんに引きずられるようにして走っていく道です。



私とボンは、5月にも中を見学してたので、今回は入らず、ピーチちゃん一人で、中を見学してきてもらいました。
チケットなしでも、庭には入れるので、ここまで一緒に。



こちらの入口も『こねこのトムのおはなし』で、おめかしした洋服を着たトム達が服を汚さない様にねって言われ、外に出されたところの挿絵に使われています。

この家の前に畑があって、いつも野菜が植えられたりするのは見てたんですが、この日、ちょうど畑の方にいる観光客がいて、えっ?中入れるの?今まで門は閉まってて、入れるのは、知りませんでした。

でも、実は、入れる入口が横にありました。


前から、入れたのかな?こんなところに入口があったなんて、全然気づきませんでした。



『あひるのジマイマのおはなし』の挿絵にこちら側からの絵があったので、このアングルで写真撮りたかったんです



ピーターラビットのおはなし』の挿絵にもこんなスコップが庭にささった横で、ピーターが人参を食べてる絵があるので、なんかそれが目に浮かびました。

  


右は、大きなルバーブですが、『あひるのジマイマのおはなし』でルバーブの茂みに卵を隠すんですよね。
その隠した卵が少年に見つけられた挿絵が、上の薄緑のゲートが写ってる写真です。


  

  


こんな風に、今も畑ではちゃんと野菜等が植えられています。
じゃがいもも収穫したのかな?そのまま土の上に置いてありました。
この育った野菜達は、誰かが食べてるのかな?
それとも観光客の為に育ててるだけ?だとしたら、野菜勿体ないですよね。



わぁ、ロビン(コマドリ)がいました。
ちょっと隠れちゃったけど、奥の植木鉢の端に止まってます。

こんな写真を撮ってたら、もうピーチちゃん出てきてて、ビックリ
ちゃんと中、全部見てきた?もっとゆっくり見てくれば良かったのに~と言っちゃう位、あっという間にでてきちゃってました。
確かに小さな家なんだけど、ピーターラビットのおはなしの挿絵の場所が沢山あって、各部屋にそのページが開いてあるから、あ~ここか~とか確認してると、結構見所満載で、ゆっくりじっくり楽しんできて、もらいたかったです。




こちらも何度か紹介していますが、『こねこのトムのおはなし』でこの白いゲートの左横の石垣に子猫達3匹が乗っていて、アヒルが3匹歩いてるのを見てる挿絵の場所です。



ちょうどヒルトップ前の広い草原の奥に見えるこの家が、ウィリアム・ヒーリスと結婚してからビアトリクス・ポターが住んでた家、カースル・コテージです。



こちら、ヒルトップのすぐ側にあるタワーバンクアームスと言うPubです。
ニア・ソーリーにあるただ一つのPubの様です。
こちらの建物、入口に時計が付いてて、可愛い建物ですが、『あひるのジマイマのおはなし』の挿絵にも登場しています。



こちら、バックル・イートと呼ばれるB&Bですが、『こねこのトムのおはなし』の挿絵にも描かれています。


観光シーズンになると、家の前にこうして、マクレガーさんがベンチに座ってます。



屋根の上は、あひるのジマイマの風見鶏です。



『パイが二つあったおはなし』でダッチェスが猫のリビーからお茶のお誘いの手紙を受け取った挿絵になった場所です。



こんな風見鶏が付いてる家もありました。

  

こちらが、『ヒゲのサムエルのおはなし』の挿絵に使われている鍛冶屋横丁。
ひげのサムエルとアナ・マライア夫婦が、いたずらな子猫のトムをねこまきだんごにし損ねて、バレイショさんの納屋に逃げ込んだ挿絵の場所です。
石垣を覆う蔦の葉が赤く紅葉してました。

『ジンジャーとピクルズやのおはなし』の雑貨屋だったところも今は、残念ながら、ちょっと変わってしまってます。



今回、初めて行ってみた旧郵便局。
こちらは『パイが二つあったおはなし』でダッチェスが、自分が焼いたパイをリビーのパイと差し替え用として、パイを持って、家の前に立ってる挿絵にもなってる場所です。
こちら、今は、普通の民家の様です。




  


この旧郵便局の前を通って、少し行くと、ヒルトップの向かい側に見えてたカースル・コテージがあります。
カースル農場は、『キツネどんのおはなし』、『こぶたのピグリン・ブランドのおはなし』でも使われてるようです。

  


友達が、この旧郵便局の前を通って、ちょっと登ったところから見る眺めがすごくいいって言ってたので、ちょっと行ってみたけど、友達の言ってた場所だったのか?それらしき場所を見つけられず、行き止まりになってる感じでした。



こちらも何度か紹介しているヒルトップの駐車場の横にあるホテルのティールームのお庭です。
こちらは、お天気のいい日に外のテーブルで休憩しながら、景色を楽しむのもお薦めです。