ピーターラビットの世界へ ~ホ-クスヘッド~ | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

ピーチちゃんとピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターの家のあるニア・ソーリー村を散策した後は、ホークスヘッドへ向かいました。
こちらもピーターラビットの挿絵になってる場所がいくつかあります。



この日は、メインの広場に、沢山馬がいました。
何かのイベントでもあったんでしょうか?



ふと目に入った馬のお尻にハートマークが・・・



どうやって、ハートマークにしたんだろう???とよ~く見たら、ハート型に毛を剃って作ってるんですね。
最初、焼印でも押してるのかと思ったけど、こういう毛の剃り方面白いですね。



この日は、LiverpoolとEvertonのマージーサイドダービーの日で、リヴァプールサポーターのボンはこの試合を見逃す訳には行かないと一人で、こちらのPubで観戦する事にし、私はピーチちゃんと一緒にホークスヘッドを散策しました。



まずは、こちらのビアトリクス・ポターギャラリーへ。
こちらでは、ポターの遺品やピーターラビットの原画が見る事ができます。
そして、このギャラリーになってる建物は、ビアトリクス・ポターの夫ヒーリスの弁護士事務所だった場所でもあります。
以前は、確かヒルトップとこちらのギャラリーを両方見るとちょっと割引があったはずなんですが、今は割引なくなっちゃったみたいです。
私は、以前にも中は見てるので、このお隣のナショナルトラストの古本屋さんを覗いてました。



こちらの入口も挿絵として登場しています。
『パイが二つあったおはなし』でタビタ奥さんが経営する雑貨屋さんの入口になってます。

こちら、以前来た時に、日本語の本ありますって貼り紙してあって、中を覗いたら、文庫本が何冊か売ってて、その時は、購入しなかったけど、思い出して、今回も覗いてみました。
そしたら、少し日本語の本が増えてて、1冊£1.50だったので、2冊ほど購入しました。
いつも友達と本を貸し借りしたり、読み終えたのを交換したりするけど、不要になった日本語の本もあって、でもなんとなくここイギリスでは貴重な日本語の本なので、捨てるのも勿体ないけど、チャリティーショップとか持って行っても私の住むエリアだと、日本語読む人もほとんどいないから、引き取ってもらえないだろうな~なんて思ってたので、今度来る時、うちにある不要になった日本語の本、寄付とかしてもいいですか?ってスタッフに聞いてみたら、それはとっても有難いわって言ってもらえました。
やはり、ピーターラビット好きな日本人観光客がホークスヘッドには沢山来るし、湖水地方で、ナショナルトラストで働いてる日本人スタッフもいるのよって。だから、ここはイギリスだけど、日本語の本も大歓迎らしいのです。
私は、ちょくちょく湖水地方には来るから、友達にも回して、読み終わった本は、これからは、こちらに寄付させてもらおうと思ってます。




このKing's Armsと言うPubの右横に見えてるくぐり抜けの道は、『まちねずみジョニーのおはなし』で野菜かごを下ろそうと荷馬車が停まっている挿絵の場所です。




こちらのくぐり抜けの道は、『パイが二つあったおはなし』で、タビタ奥さんとダッチェスがお茶会の前にすれ違う道です。



King's Armsと言うPubの横にとっても小さな教会がひっそりとあります。



  


外からは、教会にも見えない建物ですが、中に入ってみると、ほんとに小さい。
でも、中も明るく綺麗な教会でした。



石畳の通りにハンギングバスケットが飾ってあって、こんな通りも絵になります。




ピーターラビットのお店とかお土産屋さんを覗いて、ホークスヘッドの町を散策しました。







またまた、風見鶏見つけました。
こちらは、ジョウロとスコップなのかなぁ?
イギリスの風見鶏、色々可愛いのがあるんです。

そろそろサッカーの試合も終わる頃かな?と私達もボンのいるPubへ。
どうやら、結果は1-1の引き分け
実は、この日が、前監督ブレンダン・ロジャースの最後の試合になりました。

ホークスヘッドを後にして、ちょっとグラスミアにも立ち寄りました。



こちら、湖水地方ご当地キャラのHerdyショップ。

  

ハーディーは、湖水地方に生息するハードウィック種の羊で、絶滅の危機に瀕した事もあり、その羊達を保護する為にここの商品を購入すると一部が寄付金として寄付されます。
ここの商品、品物もいいし、このハーディーが又、とっても可愛いんですが、ちょっとお高めなんですよね~。
でも、羊達の保護と思えば、しょうがいないかな?
やはり、こういう可愛いキャラは、日本人にも人気で、日本人観光客も多い様です。


  


こちらは、セイラ・ネルソンのジンジャーブレッドショップです。
ジンジャーブレッドと言っても生姜味のパンではなく、生姜せんべいと言った感じで、昔懐かしい生姜のおせんべいを思い出す素朴な味です。
このお店は、かつて学校で、詩人ワーズワースが教鞭を取った事があるそうです。

せっかくグラスミアに来たので、ピーチちゃんはあまり興味なかったけど、詩人ワーズワースの眠っているお墓のあるワーズワースガーデンへ。




ワーズワースの詩が彫られてる石碑だったかな?



ちょうど紅葉の季節だったので、もみじがいい感じでした。




ここでもロビン(コマドリ)発見です。
ロビンはクリスマスカードにもよく描かれている小さな鳥で、羽が一部、赤い可愛い鳥なんです。鳥は、じっとしててくれないので、写真に写すの難しいですね





あちこち、紅葉が始まってて、木々は、色づいてて、いい感じでした。

  


別荘に戻る途中、アンブルサイドのブリッジハウスにも寄りましたが、残念ながら、この日は閉まってて、中からは見られず、外から写真を撮って、おしまいでした。

  


川沿いには、水車の車輪が見えました。
今でもこちらは、水力使ってるんでしょうか?



たまたま目に入った歯医者さんの看板、ミントって。
いや~、歯医者さんの名前がミントってなんか、ちょっと笑ってしまいました。



こんな坂を登って、帰ります。

長くなってしまったので、後日に続きます。