「冬の停車場」 布施明 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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冬の停車場 布施明
冬の駅 小柳ルミ子

今日も寒い1日でした。
近くのバス停で待つ人も襟を立てていました。

では、昨日のバス・ストップつながりで、布施明「冬の停車場」です。1970年(昭和45年)

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できるなら 時を元にもどして
二人の愛の日々あなたと帰りたいけれど
もう今では遅い
粉雪舞う 停車場で
愛の終り むかえたのさ
あなたは行く 遠い街に
ぼくを残して 消えてゆく


「冬の停車場」
http://www.youtube.com/watch?v=mPx60wdiIpU&feature=related
作詞・山上路夫 作曲・三月はじめ

このYOUTUBEでの歌は、コロムビア時代のバージョン
キング時代よりも歌唱力に磨きがかかり、よりアダルトな雰囲気になっています。

この停車場は、バス停ではなく駅舎でしたね。
粉雪舞う駅のホーム、ボクを残してあなたは汽車に乗り消えて行くんですね。

前半の抑制された歌唱、サビからの盛り上げ、
情感たっぷりなカンツォーネかシャンソンを聴くような感じ。
布施明の深みのある声に酔わされます。

こういう歌を、こういう風に歌い上げられるのは布施明以外に考えられない。



冬の駅といえば、小柳ルミ子「冬の駅」もいいですね。
こっちは一転して、軽快な歌謡ポップスです。

$昭和歌謡ブログ  マンボウ 虹色歌模様-冬の駅


白い朝もや流れる 冬の淋しい停車場
あなたの無事を祈って これが運命とつぶやくの
恋はすべてを奪って 汽車の窓から手をふる
愛はすべてを与えて 涙こらえて 立っている
ひと駅だけでも あなたと一緒に 朝の汽車に乗っていきたかった
わたし恨んでいないわ 悲しい思いしたけど
恋に苦しむ女はきっときれいになるという


「冬の駅」
http://www.youtube.com/watch?v=yX5zONBpYMI&feature=related
作詞・なかにし礼 作曲・加瀬邦彦

こっちは、男が汽車に乗って行ってしまうんですね。
でも残る女性は、♪私泣いたりしないわ~なんですね。

「冬の停車場」の残る男が未練たらたらに対して、「冬の駅」の女性はあっさりと割り切っている。
うム、女は強い。


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