『嫁に来ないか』 歌手・新沼謙治さん 誕生日 2月27日 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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新沼謙治 嫁に来ないか


2月27日 新沼謙治さん 誕生日です。

栃木県宇都宮市で左官業をしていた1975年(昭和50年)、日本テレビの「スター誕生!」に出場し、決勝大会で優勝。
翌年、『おもいで岬』で歌手デビュー

マンボウ 時の川は流れる

決勝大会で歌った曲が五木ひろしの『哀恋記』という、五木ひろしの当時のポップス演歌です。
作詞は育ての親、山口洋子。作曲は森田公一。


五木ひろしのこの頃の曲は、リズムを強調した都会的な新しい演歌の匂いがしていました。

『待っている女』、『夜空』、『哀恋記』等のポップス演歌と並行して、『ふるさと』、『千曲川』といった叙情歌謡や、『旅鴉』の股旅もの、『霧の出船』、『長崎から船に乗って』なんて昔のマドロスものっぽい曲など、毎回趣向の異なる曲を聞かせてくれて、新曲がでるのが楽しみでした。


新沼謙治は、『おもいで岬』に続いて、『嫁に来ないか』をリリースしています。

嫁に来ないか ぼくのところへ
さくら色した 君がほしいよ
日の暮れの公園で ギターを弾いて
なぜかしら忘れ物している 気になった
しあわせという奴を 探してあげるから
嫁に 嫁にこないか からだ からだひとつで


阿久悠・作詞 川口真・作曲


集団就職の経験を持ち、不器用っぽく頑張っている新沼謙治の本人像と歌詞がダブって大ヒット、この曲で紅白歌合戦に初出場しましたね。

この年1976年(昭和51年)、新沼謙治と角川博がレコード大賞新人賞にノミネート。レコード大賞のステージで、司会の森光子に、ずうと角川さんと呼ばれていました。
他にはピンクレディと内藤やす子、芦川よしみが新人賞候補となり、最優秀新人賞は内藤やす子が『想い出ぼろぼろ』で受賞しました。
レコード大賞は、都はるみ『北の宿から』でした。


新沼謙治のその後の、『ヘッドライト』とか『津軽恋女』も含めて、北への望郷の歌はいいですね。


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