2002年11月5日 女優の范文雀さんが心不全で亡くなっていいます。54歳でした。
両親は中国人で、複雑な家庭環境に育つ。(台湾国籍)
「文雀」は本名で「クジャクのように美しくなるように」と名付けられたそうです。
通訳に憧れ上智大学に入学、在学中に女優の道に進み、東京12チャンネル(現テレビ東京)「プレイガール」で注目されました。
1969年TBSドラマ「サインはV」の骨肉腫で倒れる悲劇の女子バレーボール選手・ジュン・サンダース役を熱演。
このドラマの中では、チームメートと衝突しながらも、朝丘ユミ(岡田可愛)とコンビを組み、やがて病に冒されるなかで、エックス攻撃という必殺技を編み出す。
エキゾチックな顔立ちで圧倒的な人気を得て、全国のファンから助命嘆願が多く来たとか。
おお、 いいですね、ブルマー姿。
いつ頃まで、 こういうブルマーって使われていたんでしょうか
この当時、 美少女アイドルたちが鬼コーチによるきつい練習に耐え、 必殺技を会得し、 時に嫌なヤツに虐められ、 ライバルとの死闘を演じ、 それでも健気に明日に向かって全身全霊を傾けるって、スポ根ドラマが数多く有りました。
「金メダルへのターン!」 「美しきチャレンジャー」 「コートにかける青春」・・・
「サインはV!」は、 その中でも代表的番組
「サインはV!」の主題歌を歌ったのは麻里圭子でした。
范文雀は、 1973年日本TV「2丁目3番地」で共演した寺尾聰と結婚するも、翌年に離婚
2002年10月中旬に体調を崩し検査入院、11月4日に突然、容体が急変し、帰らぬ人となりました。
なお女優の余貴美子は従姉妹。
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