「巨人の星」 梶原一騎 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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巨人の星 梶原一騎

青葉城恋唄つながりで (*゚ー゚)ゞ

「星投手の右足が高く上がると、青い虫が飛び、青い葉にとまる・・・
意味深なこの言葉、
覚えている男子も多いと思います。

昭和40年代に一世を風靡したスポ根漫画の金字塔・「巨人の星」で、
星飛雄馬の投げる消える魔球の正体を、比喩的に指摘した星一徹の言葉でした。

大リーグボール2号・消える魔球は、飛雄馬の投げるボールが縦に変化し、
バッターボックス付近でグランドの土煙を巻き起こし、ボールを隠す。

でもそれだけでは完全には消えない。
残る20%は、飛雄馬が投げるときに高く足を上げて発生する土が
投げたボールの縫い目に巻き込まれ、初めて100%消える魔球となる。


この秘密をなぜか、我が子・飛雄馬をトコトンいじめる父・一徹によって暴かれてしまったのでした。


しかし、不屈の闘志と根性の持ち主である星飛雄馬は、またも大リーグボール3号を完成させ、
今や敵となった中日の一徹・伴宙太コンビとの対決に、己の野球人生を賭けるのでした。。。チャンチャン


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少年マガジンで漫画が連載され、土曜日の夜にアニメ放送され、
漫画で物語を知っているのに、アニメも食い入るように見ていましたよ。


思い込んだら試練の道を
行くが男のど根性


まさに、スポ根アニメの元祖。
そればかりでなく、巨人栄光のV9戦士や相手チーム選手も登場し、
虚実一体となったストーリー展開は、見ごたえがありました。

原作は梶原一騎
あしたのジョー」「愛と誠」「タイガーマスク」「空手バカ一代」「柔道一直線」・・・
世に送り出した熱血ドラマは数知れず。

タイガーマスクの主人公・伊達直人からのプレゼントがあったり、
愛と誠が、武井咲・妻夫木聡で、リメイク映画になったりと、
梶原一騎によって産み出されたキャラクター達は、昭和・平成と生き続けています。

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