三木富久子です。
「私のビジネス理論100本ノック」
今日も張り切って更新です。
先日アップした、
私のビジネス理論100本ノック５「コミュニティーを理解する」
の中でも触れましたが
私の周りにいらっしゃる
お一人様起業女性はみな、
ニッチ・マーケット
の中でビジネスをしています。
で、ニッチマーケットの場合でも
競合と差別化をして売るのではなく
ファンを集めて販売する
というスタイルが確立されています。
これ、実は立派な
ビジネスモデルなんですね。
私が2015年にFacebookで
お一人様起業女性の方の活動を見て
驚いたのは、
差別化もコンセプトも
それほど明確ではないのに
バンバン売れている
という不思議な現象でした。
コミュニティーを作ることで
確かにライバル不在の状態を
作れるのですが、
それにプラスして
ファンになってもらう
という要素が大きいことが
わかりました。
どうも、ファンと聞くと
アーティストを熱狂的に
応援している方々のイメージが
湧いてきて、
そのアーティストと自分が
一向に重ならずに、
「できるわけがない」
という思考になりがちなのですが、
そこまでの必要はなくて。
たとえば、
お気に入りのブランドや
ショップはありませんか？
何かあればそこで買う
という感じで
機会があれば足を運び、
買わないまでも空間を味わったり。
私なら、
「いつもよくいくお店やカフェ」
が街ごとにあったりします。
なぜそこに行くかと言えば
そこに何か自分の好きな要素が
あるからなんですよね。
・毎回お店を調べるのが面倒
・いつ行っても静か
・カフェラテが美味しい
・インテリアが好み
など、選ぶ理由は様々ですが
「お気に入りの店」
「ひいきにしている店」
って、誰にでもあると思います。
「ファン」って、そんなイメージ。
ファンになってもらえると
思い出してもらえる
優先的に選んでもらえる
他と比較されない
好きでいてくれる
気にしてもらえる
もう少し熱量が上がれば
いつでも来てくれる
応援してくれる
紹介してくれる
のようなこともあるでしょう。
つまり、ファンになっていただくと
こちらが差別化をせずとも
お客様が一途に選んで下さる
というありがたい効果が生まれます。
もちろんね、商品ありきですので
ファンさえ作れば何でも売れる訳では
ありません。
ファンを作ったら作ったで
今度は「飽きさせない工夫」が
必要になります。
（女性は移り気ですからね）
ただ、ビジネスが素人だとしても
ファンを作り、親身になり、大切にすれば
ビジネスに関する至らない点を
信頼関係がカバーしてくれる
そんな効果が生まれます。
特に女性は
ファン体質の方が多く、
好きな人とのつながりを
大切にしたいと思うもの。
それが良いか悪いかではなく
そういう、「女性特有の欲求」を
ファンコミュニティーって
ちゃんと叶えているんですよね。
だから成り立つわけです。
（ニーズがあるものは残る）
なので、私のようにビジネスが素人でも
スタートして3年でそこそこ稼ぐことが
可能になるんですね。
3年で満足な額が稼げるなんて
よっぽどの準備や土台が無い限り
（あったとしても）普通は難しいものです。
それが良いことかと聞かれたら
メリットもデメリットもあると
思いますので、一概に誰もが
大金を稼ぐといいとは思えませんが(笑)
個人であってもやり方次第では
大きな売上を上げることができる
しかも資本は必要なく
SNSを活用して広げていく
なんとも魅力的なビジネススタイルが
小さなお子様がいて時間のないママや
自分の力試しがしたい女性の間に
起業ブームを起こしたというのは
至極納得がいきます。
そしてその女性たちを狙って
参入してきている売り手も
最近は本当に増えました(笑)
もちろん何事も
売上をあげるためにやる
というのはビジネスの本質から
外れてしまいますので、
売るためにファンを作る
という考えではなく、
ファンになっていただく努力を
積み重ねた結果、
ファンの方の役に立つ商品を
生み出し、販売することができる
という風に捉えておくといいですね。
ビジネスは売って終わり、
ではありませんので
その後もファンでい続けていただけるかは
商品次第、売り手次第でもあります。
何度も言いますが、
ただ集めただけでは
ダメですよｗ
（努力なくしてビジネスの存続はありえません）
マス・マーケティング
（出来るだけ多くの人に物を売ることを目的としたビジネス）
と比べると、
進め方のセオリーや
気を付けるべきポイントが
真逆であったりしますので
配慮が必要です。
参照記事：私のビジネス理論100本ノック５「コミュニティーを理解する」
この記事を読んでいる方は
ファンビジネススタイルの方が
多いかな？とは思いますが
念のため確認しておくと
進め方を間違わずに済むと思います。
あと、これは余談ですが、、
巷にはコミュニティー内で
商品をお互いに買いあって
ビジネスを成立させることを
半ば強要するようなところも
あるとかないとか、、
純粋に欲しいものを買う分には
コミュニティーの外だろうと中だろうと
構わないと思うのですが、
良くも悪くも
コミュニティーは
トップの方の色が出ます。
もしも心地よくないと
感じた時には
サッと出てしまうのも
アリだと思います。
私のコミュニティー内でも
同じように買い合うことはありますが
あくまでも個人の自由ですし、
(身内に買ってもらうことのメリットもある)
同じコミュニティーであることで
より信頼関係が増しますので
ある種自然な流れだとも思います。
(女性は信頼で物を買いやすいので)
だからこそ、
なあなあにならないように
売り手は甘えを持たず
良い商品作りを意識するといいですね。
絶対に買わないといけない、
なんてことはありませんし
お付き合いで買うというのも
本人の判断かなと。
いい悪いではないですが、
Noと言えずに買うのは
違うかな〜と私は感じています。
コミュニティーも
色々です(笑)
次回はもう少し、
ファンとのコミュニケーションについて
突っ込んでみようと思います。
次回もお楽しみに！
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