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ladder-23のペーパークラフトとか日記

模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

名古屋市守山区

東谷山フルーツパーク シダレザクラまつり

2025年4月12日(土)

 

数日前に降った雨でソメイヨシノの花も大分散ってしまいましたが

しだれ桜はこの位の時期が見頃、という事で

シダレザクラまつりが開催されている東谷山フルーツパークへと行ってきました

 

JR高蔵寺駅からバスに乗り

フルーツパークのバス停からは歩いて15分、いつもながらもう少し近くまでバスで行けると便利なのですが

フルーツパークの駐車場周辺のしだれ桜も満開ですね

天気も良いしいい日に来れました

フルーツパークに到着

 

しだれ桜の開花期に合わせたシダレザクラまつりが開催されていて

園内は手芸品の出店やキッチンカーと来園者で賑わっていました

 

園内のしだれ桜も満開ですね

花も緑も色鮮やかになって来た園内をのんびり散歩

高台から桜に覆われた様子を

桜のトンネルが心地よく

実ばかり見ますがこうしてみるとリンゴの花も可愛い物です

こちらはナシ園の梨の花

実が付き始めると果樹園には自由には入れなくなるのでこうして果樹の花を撮れるのも

この季節ならではですね

温室前には菊咲きのハナモモが真っ赤に

モリコロパークのハナモモも見に行きたいですね

来週にはもう見頃過ぎてしまうかな…

 

ブラシのような花が咲くウワミズサクラ

そんなに広くは無いですがネモフィラの花壇も満開でした

下から見れば一面の花壇にも見えなくも…

そう言えばミノムシって街中では全然見なくなった気がしますね

芝生で見かけたツグミ?…かな

桜の木にはモズの姿

 

園内をぐるりと一周して

芝生広場に戻ってきました

お花見団子パフェを頂いて

フルーツパークを後に

天気も良くて花も満開で良い時期に来れました

これを書いてる翌日(4/13)は朝から雨なのでシダレザクラもこれで見納めかもしれませんね

 

帰りは時間がちょうどよかったゆとりーとラインで帰宅

お昼は駅のスガキヤでザルラーメンでした

 

 

 

Nieuport triplane

ニューポール17 トライプレーン 試作戦闘機

(scissors and Planes 1203) 1:144スケール ペーパークラフト

 

先日から続いて第一次世界大戦時の多葉機

五葉のフォッカーV.8から翼が少し減って三葉機、フランスのニューポールトライプレーンです

 

当時のフランスの標準的な複葉戦闘機だったニューポート17の主翼を

三葉式に変更した試作機、当時の技術ではまだ複葉機と三葉機はそれぞれ一長一短の様な関係でしたが

そんな三葉機の分かりやすい短所として、主翼の支柱が増えて空気抵抗が高まる事と

多い主翼が邪魔でパイロットの視界が悪いという点がありました

 

そんな問題に対してニューポート社が考案したのがこのトライアングルのように

三角に組んだ支柱と三角の各頂点に配置したような前後にズレた翼配置の三翼機でした

 

三角形に組んだ構造は強い…と言うのは学校でも習う通り

翼の支柱を構造的に強固にすることで支柱の本数を減らし、結果として空気抵抗の低減を狙ったものでした

また翼を前後にずらした事でパイロットの視界の確保を図りましたが

実際には前に飛び出した中翼が邪魔になった…と言う記述もあるのでうまくいかなかったようです

 

こうして完成したニューポールの三葉試作機ですが、

フランスでの飛行試験の結果は原型機と比べて特筆すべき優位性は認められず

ニューポールの三葉式戦闘機としてはこの機体が最後の機体になったようです。

一方、当時自国で三葉機を運用していたイギリスもこのニューポール三葉機に関心を持ち、

試作機のうちの一機を購入してテスト飛行を行っていますが操縦性に難があると記録されており

この構造はあまり参考にならなかったようです。

 

先日作ったフォッカーV8と並べて、飛行機は2機なのに主翼は8枚

 

 

と言う訳で型紙はいつも通りのscissors and Planesシリーズより

イギリスが購入した蛇の目のカラバリを選択です

 

前回のフォッカーに続いてこのスケールのWW1機はやはり小さくて形がシンプルなので

製作はテンポよく進められますね

三葉は中・下翼が胴体固定されていて支柱で上翼を支える構造

特徴的な三角支柱

こうして模型で作ると確かに四角の配置よりはフラフラしないので強固そうですね

着陸脚を付けて

完成です

2機続いて第一次大戦機という事で指も慣れてきたので

今月はもう何機か第一次大戦機で続けようかななどと思います



 

 

 

 

 

 

Fokker V8 (scissors and Planes 5531)

ドイツ フォッカーV.8 試作戦闘機(1917年初飛行)

1:144スケール ペーパークラフト

 

巨人機(WP-30)の後という事で小さい、けど変わった飛行機を一つ

第一次世界大戦機のドイツの試作機、フォッカーV.8を作りました

まだ単葉機は珍しく複葉機が主流の時代、当時のエンジンの出力と素材技術では

強固な一枚翼は作れず航空機の揚力を増すために作れる(壊れない)範囲のサイズの翼を

複数備える事で対応した物が複葉機でした

 

主翼が増えれば主翼同士を支える支柱や張線も増え重量や空気抵抗が増すため

収斂的に多葉機の翼は2枚へと納まり複葉機が主流の時代が訪れますが

複葉機の時代にあっても成功する多葉機…と言うのもあり

ソッピーストライプレーン、フォッカーDrⅠなどの三葉機はそれぞれその特性を活かした

活躍の機会がありました

そんな三葉機・フォッカーDrⅠの成功を受けてフォッカー社の設立者であり

自らも技師であるアントニー・フォッカーの提案を受けて製造されたのが

今回の「五」葉機、フォッカーV.8でした

 

翼を増やせば良いってものでもないだろう…なんて設計担当者が愚痴ったかは判りませんが

通常の三葉機のレイアウトに加えてとって付けたような操縦席後方の複葉を備えた

五葉機として完成したフォッカーV.8は1917年に初飛行

(言い出しっぺのフォッカー技師自らがテストパイロットを務めたと言われます)

その後、改善を施して2度目の飛行を行った時点で実用たりえないと判断されたのか開発は中止されました

 

航空史の途上期らしい「やってみなければわからない」的な機体ですが

それだけに現用機にはないロマンも感じますね

 

 

モデルはいつものscissors and Planes シリーズから

こんなトンチキな機体でもワンコインで買えるのがデジタル販売ペーパークラフトの良い所です

 

飛行機も木と布で出来ていた時代の機体なので

胴体も殆ど箱、小さい事もあって製作はサクサクと進められます

 

主翼を取り付け…実はこの時は後の上翼の取り付け方間違えていました

 

間違えて胴体にはめ込んでしまった後上翼は結局切り離して外すしかなかったので

再印刷してもう一個作成

支柱を付けて前上下翼を取り付けます

 

着陸脚とプロペラを取り付けて

完成です

最近はちょっとカロリー高めの大型機が続いていたので

こういう小さい機体も息抜きに良いものです