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ladder-23のペーパークラフトとか日記

模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

St.Chamond WWI Tank
フランス陸軍 サン・シャモン突撃戦車

(fiddlers green) 1:144スケール ペーパークラフト

 

 

先日のマークⅤ、A7Vセットに続いて第一次世界大戦の戦車を作りました

フランスのサン・シャモン突撃戦車、フランス最初の戦車であったシュナイダーCA1に

続いて開発されたフランス2番目の戦車です

 

シュナイダーCA1では車体の余裕の少なさから有効な火器の搭載や

乗員の居住性に問題があった反省からかシャーシから前後に大きく戦闘室が

張り出している長方形の車体が印象的です

シャーシから前方に伸びている戦闘室から更に75mm砲が伸びている為

僅かな段差でも車体がつかえる等、戦車でありながら踏破性は劣悪だった模様

(この時代の戦車ではよくある話ですが)戦場に投入された多くの車両が

戦闘による撃破ではなく故障や不整地での擱座によって行動不能となったようです

400両弱が初回発注分として製造されましたが後にフランスが投入した戦車ルノーFTが

優秀な戦車であったため、生産はルノーFTが優先され

サン・シャモン突撃戦車が追加生産されることはありませんでした

 

 

先日作った2両と並べて

シャーシの上に戦闘室が乗っている背の高いA7V

砲郭を左右に張り出させているマークⅤ

前後に延長しているサン・シャモンと三者三様なのが面白いですね

 

製作モデルは先月ダン複葉機を作ったfiddlers green様のサイトのモデル

航空機をメインにサイトですが第一次世界大戦に限れば戦車も主要な物が揃っています

 

サンシャモンでは1:42スケールで提供されているモデルを1:144に縮小して作ります

車体は見ての通りのバスのような箱型、足回りもシンプルな表現のモデルとなっているので

製作はそれ程手間取らず

足回りから作っていき

箱型の車体にハッチやキューポラを取り付け

 

排気管や機銃は縮小すると紙部品では心もとないので針金で作ります

三色迷彩が鮮やか

車体とシャーシを合体させて完成です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

常滑市中部国際空港・セントレア

名鉄電車沿線ハイキング セントレア空港島ぐるっと一周コース

2025年5月11日(日)

 

名鉄の電車沿線ハイキングに参加してセントレアへとウォーキングに行ってきました

 

天気予報では曇り~雨と言った予報だった日曜日ですが

午前中は気持ちよく晴れ、事前に調べていて行き先候補にしていた

セントレアのウォーキングに出発しました

 
 
金山から特急に乗ってセントレアには良いけれど…一般車は満員で混雑した電車内でずっと立つことに
いつも混むので指定席券を買った方が良いですねこの路線は
 
 
セントレアに到着、因みに乗って来たのは先日カサマツに行ったときにはお目にかかれなかった
ウマ娘シンデレラグレイのコラボラッピング車両、終点のセントレアでじっくり見る事が出来ました
 
ハイキングのスタート地点は第一ターミナルの1階エントランス
名鉄アプリでスタート地点のQRコードを読み込みチェックインして出発です
 
気持ちよく晴れ風も吹いてて涼しくハイキング日和
 
立ち入り禁止、と言う訳では無いですが
普段は中々歩かないであろうセントレアの空港や商業施設以外の区画を歩いていき
次々と飛び立っていく旅客機を見送りながら
空港島の北側、貨物地区に
歩いていきセントレア北端
対岸の常滑、セントレア大橋が見渡せる景色のよい海岸
防潮堤と防風林の間の道を歩いていき
セントレア大橋をくぐり
至る所に生えている白い花の木
どこから種が来るのか…は後で判りましたが
防潮堤や消波ブロックの隙間なんかからも生えてて中々逞しい
因みに何の花だろう、なんて眺めていたら
同じハイキング参加者の方からシャリンバイだと教えて貰えました、感謝
堤防からセントレアの東側地区に
滑走路や空港施設からは離れているこの辺りは空き地が広がっています
空地の一角、水が張って湿地のようになっている茂みから謎の大轟音
音の主を探すと
正体は大きなカエル
姿が見えたのは1匹ですが鳴き声的にはとんでもない数が居そう

海の上の埋め立て地にカエルの群れ、どこから来たのかと思うと中々不思議で面白いですね

ウォーキングは空港島東側からホテルなどが並ぶ中央部へ

因みに北側に自生していたシャリンバイは

この辺りの道路の街路樹でした、実を鳥とかが運ぶのでしょうかこちらも興味深いですね

ハイキング参加者しかいなかった道もこの辺になるとホテル利用者で混むように

国際展示場でアイドルのコンサートがあるようでホテルからそちらに向かう人の列でした

セントレアターミナルへの連絡路へ

第二ターミナルビル、フライトオブドリームズを通り抜け

第一ターミナルビルへの連絡路

動く歩道もあるけど折角ウォーキングに来てるので歩いて行き

見慣れた第一ターミナルに

スカイデッキ入口のゴール地点でスマホでチェックインしてゴールです

全長約6km、1万4千歩ほどのウォーキングでした

折角来たのでスカイデッキで飛行機ウォッチング

今日は大型貨物機ドリームリフターの姿も

お昼は前回セントレアに来た時には断念したまるは食堂で…と思ったのですが

開店前からえらい沢山並んでいたので諦めて今回も味仙で台湾ラーメン、美味しくいただきました

ハイキングでかいた汗を風の湯で流して

帰りはゆったりミュースカイで帰路につきました

 

 

 

 

 

France1918 MarkV vs A7V
(Bestpapermodels) 1:144
フランス1918ジオラマセット

 

4月は第一次世界大戦の航空機を作ってきましたので

その続きで第一次世界大戦の陸上兵器を作りました

 

以前からちょこちょこ作っているBestpapermodelsのジオラマセットのキットより

"FRANCE1918"を1:144スケールで製作

 

小振りな塹壕のジオラマベースと、第一次世界大戦中にドイツが投入した

A7V戦車、イギリスのマークⅤ戦車がセットとなっているキットです

 

ジオラマベースはちょっと小さめ+塹壕が走っている+塹壕両側は傾斜している構造で

割と大きい両戦車の配置にはちょっと窮屈

 

塹壕を乗り越えるマークV戦車

ちなみに塹壕や鉄条網が敷かれた戦場を突破するために誕生し

第一次世界大戦で初めて投入された戦車ですが、この時点ではまだ心理的なインパクトは

あったものも遅い速度、攻撃で破壊されるより先に壊れる車両の方が多かった信頼性の低さなどから

戦局に与えた影響は僅かなものだったと言われます

 

航空機同様にまだ未発達、手探りで作られていた頃の戦車は

現代や第二次大戦の物と違った面白さがありますね

 

 

というわけで製作キットはBestpapermodelsさんより販売されている

「FRANCE1918」というセットモデル

原寸では鉄道模型のHOスケール(1:87)ですが1:144に縮小して印刷しました

キットの方はBestpapermodelsさんの公式オンラインショップで購入したデジタル版ですが

最近見たらこの辺の小スケールモデルは販売モデルからなくなっていました、まだ買っていないアイテムも

あったのでやや残念

 

ジオラマベースの製作から

用紙を組み合わせて立体的な丘と塹壕を組み立て

塹壕の壁を貼り付けて

そのままだとヨレヨレなので厚紙に貼り付けて土台に

膨らんでいる丘部分もキットのままでは補強が無いので

潰れないように内部に仕切りを入れておきました

ジオラマの他の小物は後で作るとして

ベース部分は出来上がり

 

ドイツのA7V戦車を作ります

 

イギリスのマークⅠ戦車の戦争投入を受けてドイツが開発した戦車

 

いかにも戦車なイギリスの菱形戦車に比べると

シャーシの上に戦闘室が乗ってるだけ、と言った感がある外見

 

イギリスが第一次大戦中に最初に投入したマークⅠから

戦争後期には既に大幅に改善されたマークⅤやホイペット巡航戦車を投入していたのに対して

A7Vの投入は20両ほど、戦争末期の僅かな期間のみの活躍でした

 

足回りを作り

このメーカーの小スケールモデルでは標準的な

履帯や転輪がテクスチャで表現されている箱型の足回り

砲や機銃などの小物を付けて

A7V戦車が完成

 

 

続いてイギリスのマークⅤ戦車

イギリスが最初に戦場に投入したマークⅠ戦車は

心理的なインパクトはともかく兵器としては性能でも信頼性や乗員の居住性でも劣悪なものでしたが

戦時中に随時改良を重ねられてマークⅠのデビューから2年後に登場したのが

菱形戦車の改良の集大成と言えるマークⅤでした

 

最初から戦車用に設計されたエンジンとトランスミッションの改善により

大きな補助輪が無ければスムーズな方向転換が出来ずエンジンの操作だけで4名の乗員が必要だったマークⅠから

一人の乗員で操縦できるようになりその分機銃手が増えて攻撃力も上がった革新的な改良型だったようです

 

A7Vとはまた別の形で現代の戦車とは異なる姿

 

こちらは履帯が別パーツになっている事と転輪が殆ど露出しない外見なので

省略された箱型構造の足回りでもあまり違和感は有りませんね

 

こちらも機銃とかの小物を取り付け

非可動ですが車体上面に腕木信号機が付いているのが時代を感じて面白いですね

 

と言う訳でマークⅤも完成

 

ジオラマの小物を作ります

樽と弾薬箱?と何かの車輪

木目のテクスチャ部品は厚紙に貼って細かく切って木材にします

ジオラマ上に配置、こういうのを置いて行くのも楽しいですね

とは言え雰囲気で適当に置いているので

ちゃんとらしさを出そうと思うともっと当時の事を調べないといけない…と資料沼の入り口に

 

と言う訳で5月最初の完成でした