自閉症スペクトラムの窓 -7ページ目

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。ずいぶん、間が空いてしまいました。色々とやらないといけないことが重なってしまい、まとまって時間が取れない上に、気持ちも振り幅が大きい状況が継続中。無理せず、書ける時に書くというスタイルでいこうと思います。

 

今日、息子が中学校の放課後デイサービス(放デイ)の頃から通っていた、日中一時支援事業所の最後の日でした。責任者の方の体調不良が理由の閉所なので仕方がありませんが、とても残念です。

 

「大人になる前に、しっかりと社会に出るためのスキルを身につけてもらいたいので、中高生向けの放デイを開所しました」と、おっしゃっていた責任者の方のコメントに感激して、通い始めたのが中2の時でした。

 

電車に乗ってのお出かけや買い物、お誕生会や調理、色々なことを経験させてもらいました。何より、スタッフさんが、息子の描く絵を、とても楽しみにしてくださっていました。

 

自分の絵を褒められて、感想を沢山もらって、とてもうれしかったのだと思います。絵を描くモチベーションになっていました。いごごちのいい場所が一つ減ってしまいました。

 

母も、最期に、迎えにいって、スタッフさんと話をしていたら、泣いてしまいました。それくらい、思い入れが深ったのです。

 

息子は「○○さん(事業所名)は、卒業します。ありがとうございました」と、挨拶を最後にして帰ってきました。

 

家に帰ると、「来月の土曜日は、○○へ買い物に行きます」と、日中一時支援の無い生活の予定を、サクッと立てていました。

 

気持ちの切り替えが早いので、日中一時支援の事業所のことは、大好きだったけれど、すぐに忘れてしまうと思います。それも、息子らしいです。

 

今後の休みの日の余暇支援を、考えないといけなくなりました。市内の日中一時支援事業所は、あと1つしかなく、通所を利用している人でいっぱいで使えません。これから、色々つてを頼って、息子の居場所となる場所を探していきたいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

お別れに、自分から絵を描きました。キャラでなく、最寄り駅を走る電車です。「中学2年生の時からお世話になりました」と、お礼の言葉を書き添えて、自分で渡していました。喜んでもらえました。

 

 

 

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LADです。朝ごはんに、キウィを剥いたら、おかしなことに、シールが8枚も貼ってありました。何がこのキウィに、あったんんでしょう。こんなこと、初めてです。びっくりです (;゚Д゚)

 

 

一人暮らしをしている娘から、電話がありました。泣きながら、一気にまくしたててきました。友人関係のことです。

 

悩みごと相談を受けていた友人に、ずっと寄り添ってきた娘。メンタルが豆腐な娘が、誰かの相談にのり、アドバイスして、励ましをしていたことに驚きです。

 

自分も、傷つきやすく、他人の言動で一喜一憂するので、その子の辛さに共感できたのだと思います。成長したなあと思いました。

 

なんでも、その子が対人面で苦しみ、大きな決断をしようとしているときに、その場に立ち合おうとしたことを、同じ仲良しグループメンバーから、「本人の問題に他人が口を出すのは、おかしい、自分のことは、自分で責任をとるしかない」と叱られたのだそうです。

 

「あたしは○○が心配だから一緒に居ようと思ったのに・・・なんで△△は、それを否定するの突き放すなんて酷い信じられない!!」と、グループメンバーと大喧嘩したのだそうです。

 

娘の自分と似ているその子が、「不安にならないように、危ないことを考えないように寄り添ってあげたい」と思った気持ちは、理解できました。

 

なので、娘の気持ちに寄り添い、「心配だったよね。自分だったら、そうして欲しいと思ったんだよね」といったあとに、「でも△△君は、○○君なら自分で解決できると、○○君を信頼している」からそういったのだと思うよと伝えました。

 

自分の考えが、絶対正しいわけではないこと、仲が良くても、いつも同じ考えでいるわけではないこと、自分の信念を曲げられないように、相手にも信念があり行動しているので、相容れないこともあって当たりまえ。泣いていても、解決策は、見つからない。

 

お父さんとお母さんは夫婦だけど、お互い譲れないことがあれば、喧嘩をするし、自分はこう思うと言い合うという話をしたら驚いていました。

 

お母さんなら、自分が思うことがあるなら、それをしっかり相手に伝えて、あとはぐちゃぐちゃ考えず、相手と距離をとり、時間を置くという方法をとるとアドバイスしました。

 

あとは、悲しい時は、お腹を一杯にして寝てしまって、明日考えるという満腹中枢、十分な睡眠で、「幸せな気持ち」を呼び込む方法も提案しました。

 

「こうしなさい」という押しつけでなく、「お母さんならこうする」という体験談てきな説明の方が響くようです。

 

最後には、明るい声で「お休みなさい」と、電話を切ることができました。よかったです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

去年実家用に買ったおせち料理のお店から、今年のカタログが届きました。それを見ていたら、息子が、「自分も見たい、そのカタログが欲しい」というので、あげました。

 

なんでも、絵を描く時の参考にするのだそうです。いろいろなことに、興味深々の息子です。

 

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LADです。今朝は、落ち着いて朝を迎えました。というか、息子の仕事のある日は、4:45起床で、バタバタしているので、すっかり平日もーどです。お天気も良くなったので、洗濯物を外に干して気分すっきりです。

 

今日は、以前から通っていた矯正歯科の定期健診の日です。娘が実家に帰ってきました。一人暮らしを始めて、ちょうど1カ月です。


「ただいまぁ・・・・」と、帰ってきてから、しゃべるしゃべる。ノンストップで

す。自分も経験がありますが、一人暮らしをしていると、人と話すことが少ないので、たまに人に会うと、色々話したくなるものです。

 

スーパー○○の方が、リコピントマトが安いけど、鳥のから揚げ冷凍は、高いとか、やっぱり卵スープは、家の生協のが飲みたいとか、ゴミを出すのを忘れてしまって大変だった等、気がついたこと、困ったことを、どんどん話してくれました。

 

生活を人任せにするのでなく、何事も、自分でやらないとダメだという体験していることが、よく分かりました。これこそが、実体験して欲しかったことです。

 

昼ご飯に、冷やしうどんや、枝豆スティック、スリム春巻き等、揚げ物を

だしたら、喜んでくれました。料理が多くて食べられなかったら、「せっかく作ってくれたのに、食べきれなかった、ごめんさない」と、娘が残したことを、謝ってきました。

 

一緒に住んでいた時には無かった、親に対する気遣いです。成長を感じました。

 

家まで送っていって、部屋に入れてもらいましたが、けっこう綺麗に掃除もしてあり、冷蔵庫も、調味料に、トマトや冷凍食品、自分で漬けたというキュウリも入っていました。プチ自炊も頑張っているようです。

 

今、大学の授業がありません。これから、ゼミや学園祭も始まります。一人暮らしと、うまく両立できるといいのですが、原則、ヘルプがあるまで口を出さず、見守りたいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

「キャラ鉄」新作です。ウエディングイメージだそうです。セレナちゃんとエルさんのドレスが描き分けされています。細かいところまで、こだわりの作品だそうです。

 

 

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