日中一時支援事業所、最後の日 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。ずいぶん、間が空いてしまいました。色々とやらないといけないことが重なってしまい、まとまって時間が取れない上に、気持ちも振り幅が大きい状況が継続中。無理せず、書ける時に書くというスタイルでいこうと思います。

 

今日、息子が中学校の放課後デイサービス(放デイ)の頃から通っていた、日中一時支援事業所の最後の日でした。責任者の方の体調不良が理由の閉所なので仕方がありませんが、とても残念です。

 

「大人になる前に、しっかりと社会に出るためのスキルを身につけてもらいたいので、中高生向けの放デイを開所しました」と、おっしゃっていた責任者の方のコメントに感激して、通い始めたのが中2の時でした。

 

電車に乗ってのお出かけや買い物、お誕生会や調理、色々なことを経験させてもらいました。何より、スタッフさんが、息子の描く絵を、とても楽しみにしてくださっていました。

 

自分の絵を褒められて、感想を沢山もらって、とてもうれしかったのだと思います。絵を描くモチベーションになっていました。いごごちのいい場所が一つ減ってしまいました。

 

母も、最期に、迎えにいって、スタッフさんと話をしていたら、泣いてしまいました。それくらい、思い入れが深ったのです。

 

息子は「○○さん(事業所名)は、卒業します。ありがとうございました」と、挨拶を最後にして帰ってきました。

 

家に帰ると、「来月の土曜日は、○○へ買い物に行きます」と、日中一時支援の無い生活の予定を、サクッと立てていました。

 

気持ちの切り替えが早いので、日中一時支援の事業所のことは、大好きだったけれど、すぐに忘れてしまうと思います。それも、息子らしいです。

 

今後の休みの日の余暇支援を、考えないといけなくなりました。市内の日中一時支援事業所は、あと1つしかなく、通所を利用している人でいっぱいで使えません。これから、色々つてを頼って、息子の居場所となる場所を探していきたいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

お別れに、自分から絵を描きました。キャラでなく、最寄り駅を走る電車です。「中学2年生の時からお世話になりました」と、お礼の言葉を書き添えて、自分で渡していました。喜んでもらえました。

 

 

 

追伸

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