メンタル豆腐な娘にしたアドバイス | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。朝ごはんに、キウィを剥いたら、おかしなことに、シールが8枚も貼ってありました。何がこのキウィに、あったんんでしょう。こんなこと、初めてです。びっくりです (;゚Д゚)

 

 

一人暮らしをしている娘から、電話がありました。泣きながら、一気にまくしたててきました。友人関係のことです。

 

悩みごと相談を受けていた友人に、ずっと寄り添ってきた娘。メンタルが豆腐な娘が、誰かの相談にのり、アドバイスして、励ましをしていたことに驚きです。

 

自分も、傷つきやすく、他人の言動で一喜一憂するので、その子の辛さに共感できたのだと思います。成長したなあと思いました。

 

なんでも、その子が対人面で苦しみ、大きな決断をしようとしているときに、その場に立ち合おうとしたことを、同じ仲良しグループメンバーから、「本人の問題に他人が口を出すのは、おかしい、自分のことは、自分で責任をとるしかない」と叱られたのだそうです。

 

「あたしは○○が心配だから一緒に居ようと思ったのに・・・なんで△△は、それを否定するの突き放すなんて酷い信じられない!!」と、グループメンバーと大喧嘩したのだそうです。

 

娘の自分と似ているその子が、「不安にならないように、危ないことを考えないように寄り添ってあげたい」と思った気持ちは、理解できました。

 

なので、娘の気持ちに寄り添い、「心配だったよね。自分だったら、そうして欲しいと思ったんだよね」といったあとに、「でも△△君は、○○君なら自分で解決できると、○○君を信頼している」からそういったのだと思うよと伝えました。

 

自分の考えが、絶対正しいわけではないこと、仲が良くても、いつも同じ考えでいるわけではないこと、自分の信念を曲げられないように、相手にも信念があり行動しているので、相容れないこともあって当たりまえ。泣いていても、解決策は、見つからない。

 

お父さんとお母さんは夫婦だけど、お互い譲れないことがあれば、喧嘩をするし、自分はこう思うと言い合うという話をしたら驚いていました。

 

お母さんなら、自分が思うことがあるなら、それをしっかり相手に伝えて、あとはぐちゃぐちゃ考えず、相手と距離をとり、時間を置くという方法をとるとアドバイスしました。

 

あとは、悲しい時は、お腹を一杯にして寝てしまって、明日考えるという満腹中枢、十分な睡眠で、「幸せな気持ち」を呼び込む方法も提案しました。

 

「こうしなさい」という押しつけでなく、「お母さんならこうする」という体験談てきな説明の方が響くようです。

 

最後には、明るい声で「お休みなさい」と、電話を切ることができました。よかったです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

去年実家用に買ったおせち料理のお店から、今年のカタログが届きました。それを見ていたら、息子が、「自分も見たい、そのカタログが欲しい」というので、あげました。

 

なんでも、絵を描く時の参考にするのだそうです。いろいろなことに、興味深々の息子です。

 

追伸

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