これの続きです
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ある日のこと、
朝、起きたら…
左手が、
ビリビリとしびれているのを
感じました
な…なんだ
まぁ…、手だけだし、
その内、良くなるかなぁ〜
だって…、
今日は土曜日
義母の家に行かないと
いけないし…
もう、この頃(旦那が亡くなって1年)には…、
土日は義母の家に集まるのが、
暗黙の了解になっていました
NOとは言えない世界
今思うと…、
恐ろしい世界に…
私は一種の、
洗脳状態であったようにも思います
左手のしびれを気にしながらも…
高速道路を運転して、
子どもと3人で、
義母の家に向かいました
もう、
安定剤と胃薬を飲まないと、
行かれないくらい…、
しんどかったのですが…
私は、そうしないといけないんだ!
と、思い込んでいたので…、
薬を飲んで…、
しびれを気にしながら向かったのでした
義母の家に着くと…、
いつも通りの、
無反応の義母
来てほしくないなら、
「来てほしくない」と、
言ってくれたら楽なのに…
と…毎回思うような表情でお出迎え
「あぁ…
またこれかぁ…。
夜まで、
しんどいなぁ」
と…思いながらも…、
「私は、
仏壇の旦那に会いにきたんだ!
旦那のため、
旦那のため、
旦那のため……」
と…言い聞かせならがら…
私は、
旦那の仏壇のそばで、
義母や、
義理の家族との時間を、
耐え凌ぎました。
あと数時間…
あともうちょっと…
あと少し…
と…、
カウントダウンをしながら…
時が過ぎるのを、
じっと耐えていました。
そしてやっと…
夕飯を食べ終わり…
帰る時間に…
最後まで、
子どもや、義母に悟られないように、
必死に笑顔で取り繕い…
「さようなら〜」
ふぅ
やっと…、
解放された……
と…、
車を運転しながら、
ホッとしていたら…
あれ?
あれ?
おかしい
左手だけだったしびれが…、
お尻から太もも…
そして…
足先
左の腕から…
顔の左半分まで…、
しびれが広がってきたのです
やばい!!
とっさに脳梗塞を疑いましたが…、
言葉は普通に話せる。
力も入る。
口に空気を含ませても、
空気は漏れない。
じゃあ…、
脳梗塞では
ないのか
恐怖の中にも、
冷静な自分が居て…、
とりあえず、
運転はできるくらいのしびれだから、
このまま自宅に戻ろう
その判断が、
正しかったのかはわかりませんが…
なんとか、
無事に自宅に到着し…、
子ども達に、
気づかれないように(心配させたくないから)
父親に
状況を話して…、
夜間救急外来に電話をして、
父親の車で、
救急外来に、
連れて行ってもらいました
子どもには…、
「ママちょっと、
じいじとご用をしてくるね」
とか言ったのかな
母に子ども達をお願いをしました。
本当、両親がいてくれて助かりました
そして、
救急外来で、
すぐに頭のCTを撮ってもらうと…
つづきます
私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード4
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『30代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから…
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33歳旦那の病気、発症!
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2歳と5歳のワンオペ育児をしながら…
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【かずママの自己紹介】
現役ママナース(看護師24年目)
グリーフ専門士
グリーフカウンセラー
グリーフケアアドバイザー
心理カウンセラー
自己肯定感アップカウンセラー
薬膳アドバイザー
かずママのプロフィール
本を出版しました
ピッコマで漫画配信中