私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード4
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『30代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから…
↓
33歳旦那の病気、発症!
↓
病名が判明しました
↓
2歳と5歳のワンオペ育児をしながら…
↓
旦那の脳腫瘍が再発しました
↓
そして…8年前、
↓
旦那を失う前にも…
↓
これの続きです
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旦那の実家に飾れた
後祭壇。
旦那の位牌と、
旦那のお骨を乗せて…、
はい、パパ
完成したよ
ふかふかの座布団を置いて…、
まずはやっぱり…
義母様から…
と…、思っていたら…、
「待っていました」
と言わんばかりに…、
スタスタと、
急ぎ足で向かってきたのは…
旦那が可愛がっていた…
猫ちゃん
それまでは、
違う部屋に居たはずなのに…
祭壇が完成した途端に、
首につけた、
鈴を鳴らしながら…、
急いで
旦那の祭壇に近いてきて…
お客様用の、
ふっかふかの座布団に…、
ゴロンと丸くなって
陣取った
そんな猫ちゃんの姿を見て、
みんなびっくり
旦那が
「どうしても飼いたい」
と…、
義母さんにお世話をお願いして、
実家で飼っていた猫。
旦那は、
とても優しい心を持った人。
犬や猫、動物を
とても愛する人でした。
賃貸のアパートでは
飼えないとわかり、
涙を流しながら…、
その猫ちゃんとの別れを惜しんで…、
次の日も…、
その次の日も…、
「あの子(猫ちゃん)に
会いたい」
と、泣くもんだから…
結局、
義母さんにお願いをして
飼ってもらうことにした猫ちゃん
休みのたびに、
会いに行って…、
一緒にお昼寝をしていたり、
じゃれ合っていた猫ちゃん。
その、
旦那が愛していた猫ちゃんは…、
旦那の帰りを、
ずっとずっと待っていたのです
「最近来ないなぁ?」
「まだかな?」
「会いたいなぁ」
とでも、
思っていたのでしょうか
旦那は…、
体を失い、
骨だけの帰省になったのに…、
猫ちゃんには、
わかるんですねぇ
「あぁ、
帰ってきた!」
そう喜び…、
旦那の1番近くを陣取り、
誰にもその座を
譲ろうとは、
しませんでした
座布団をずらして、
お線香をあげようとしても、
猫ちゃんは、
座布団からおり、
旦那の祭壇に近づいてきて、
自分の身体やしっぽを、
旦那の祭壇に擦り付けるような
しぐさをしていました。
猫ちゃんには…、
どう伝わっているのかは…わかりませんが…
それが旦那だと言うことは、
わかっていたのでしょうねぇ。
不思議ですねぇ、
動物って。
匂いですかね?
遺影を見て?
なんでわかるんだろう
それからも、
毎日義母の家に通いましたが、
行くたびに、
旦那の祭壇の座布団で、
猫ちゃんがいつも、
出迎えてくれました
旦那が寂しくないように…、
一緒に居てくれたのかなぁ
旦那〜!!
あなたは人だけじゃなく、
動物にも、
愛されている人だったよねぇ
優しい人なんですねぇ。
つづきます