私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード４
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『３０代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから…
↓
３３歳旦那の病気、発症！
↓
病名が判明しました
↓
2歳と5歳のワンオペ育児をしながら…
↓
旦那の脳腫瘍が再発しました
↓
そして…
↓
旦那を失う前にも…
↓
これの続きです
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初めて銀座に、
車で行きました
銀座ってそもそも…
駐車場あるの
しかも病院は、
地下鉄の駅の上のビル。
しかも…うちの車は、
ワンボックスカー
都会の駐車場って…高さ制限ある所が、
多いような
と…不安を抱えながらも…、
なんとかなるだろう
と、強行突破
そして、
いざ、銀座に着くと……
わ〜お
煌びやかなセレブしか居ない
（私の勝手な感想です
）
しかも…、
やはりうちの車が停められる駐車場は…、
数少ない
その、数少ない駐車場には…
ベンツ
BMW
ロールスロイス
フェラーリ
ポルシェ
………。
ファミリーカーなんて、
1台も無い
そんな高級車の中に、
緊張しながら駐車
私
「さぁ！
パパ、着いたよー。
降りよ〜」
すると旦那は…
旦那
「…………。」
やっぱり…
嫌な予感はしてたんだ…
私
「パ〜パ〜！
病院の時間に遅れちゃうから、
早く降りるよ〜」
旦那
「…………。」
ふぅ…
こりゃ…難しいかなぁ…。
病院に電話して、
時間遅らせてもらおうかな…。
すると…
当時5歳の長女
「パパ〜！！
いくよ〜！！」
そう言ってパパの手を取ると…
ムクっ
旦那が重い腰を上げて車を降り、
歩き始めました🚶
ひょえ〜
娘の力って…
すごいなぁ〜
と、感心していると…、
なんだかパパ…
嬉しそうな表情
笑うまでいかなくても…
さっきまでの硬い表情ではなく、
優しく、柔らかい表現に変わっていました
そんなこんなで…
なんとか旦那を、
名医のクリニックまで連れて行き、
抗がん剤と自家ワクチン療法の
点滴を受けることが出来ました
ふぅ〜
こ…
これを…
週に1、2回…
繰り返すのかぁ…
帰りにはグッタリの私に
名医は…、
名医
「帰りにみんなで、
とんかつでも食べていけば？
近くに美味しいとんかつ屋さんがあるよ〜！」
と……
先生〜！！
やはり先生は、
脳のことはわかっていても…
生活のことまでは、
知らないのですね〜
この状態の人を、
銀座のとんかつ屋さんに連れて行くことが…
どんだけ大変なことか…
やはり手術をしてくれた医師にも、
大変さは伝わらないんだなぁ…と、
少し悲しくなりました
つづきます
