求人広告カメラマンのジレンマの話。写真の腕だとかテクニックだとか技術だとか云々な話。 | 【全国対応:名古屋の求人広告代理店】株式会社求人企画/取締役社長カメラマン森亜衣の戯言!

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本山のレズゥドールで社長に撮ってもらった一枚。

肩書きが最近あれこれ増えて何者だっけ??ってな私ですが。
まず私の根本的な正体は何かって一発で言えるとするならば???
 
 
広告屋だ。うん。

 
 
どちらかというと1対1の対面的な広告より
1対多数という多面的な広告が主に携わる人間である。

それがベースにあって、それで写真を撮るカメラマンでござす。

広告の為に写真を撮るカメラマンなんで。
写真家とはちょっと違う訳だったりします。
まぁ同じようにカメラ構えてるので似てるかもですが。
目的が根本的にね。

まぁその辺は話すと長くなるので省略。




うんでまー広告の話をしますと。
 
求人広告っていうのは、その広告の中でもかなりシビアです。
 
広告っていうのは昔からテレビや新聞、チラシやフリーペーパー
現代はインターネットが普及してそれはもう凄いスピードで
凄まじい勢いで変化していってるものではありますが。

広告を出すとき、企業っていうのは広告の枠を買う訳じゃなくて
 
 
広告の効果が欲しくて広告を買う訳ですね。
 
お客様は写真とかライティングを欲してる訳ではない。

まぁそれを理解してなくて広告を売ってるだけの広告屋もいっぱいいますが。
 
 
 
とはいえ看板だとかCMだとか、もちろん効果検証するんだけど
いまいち数字にがっつり見えにくいものだったりします。
だから広告だけ売りっぱなしにできる業者ももちろんいっぱいいる。



 
しかしながらこれ。
求人広告ってがっつり見える。
広告の中でもより広告効果がシビア。
 
 
「1週間の間に応募者何人」って。
なかなかに露骨な効果検証結果がしかもスピーディに出る。

最近はWebなんてアクセスデータとか出ちゃうしね。
どんだけクリックされたとか、見えちゃうっつーの。
残酷だっつーの。
 
っていっても、こんだけスリリングで広告効果をシビアに求められるって
広告屋としては凹む事も多いけど面白くてたまらない仕事ではありますが。

そしてまぁ求人広告写真を撮るようになって、というか
カメラマンとして色々撮って掲載したりして、あれこれ勉強してみたりして
広告効果を目の当たりにする現場にいてのジレンマが色々ある。
 
 
 
 
 

それはね。
 
「いい写真」
「うまい写真」
「綺麗な写真」
「正解の写真」が
 
必ずしも効果があるとは限らないっていう事。
 
 
 
 
 
恐ろしいぐらい正解のない世界を必死で泳いでる私の色々な傷跡を
たまにはちょっと晒してみようかな、、と。。
 
 
ちなみにこちらは仲間のカメラマンが見つけてきたデータ。
わかりやすかったから転載してみる♡

 

 

 

 

インスタでは完全にプロの正解写真より、
素人っぽいセンスのいい写真が広告としては勝つ。
こういう事が全媒体において発生している。




 
つまり広告として通用する写真の質っていうのは
実は媒体ごとに全く異なってきているのです。

 

 

(もっというと動画とかもそうだけど)

 

 

 

 
川の流れを想像してもらおう。
 
どっしりと重く底を流れる媒体と
川の表面近くを凄い勢いで流れる媒体がそれぞれにある。
 
SNSで例えるのならば。
 
一番上はツイッター 物凄い勢いで流れてデータは消えていく。
二番目ぐらいにFB  そこそこ流れて、そして消えていく。
三番目ぐらいにブログ 少し蓄積して、じっくり読まれる媒体。
一番下にやっとHP  どっしりとしてあまり動かない媒体。
 
残念ながら、媒体ごとに求められる写真は違うのだ。





SNSを使い慣れてる人ならうっすらわかるかもだけど
 
一番上のFBとかの媒体にHPレベルのきちんとした写真を掲載すると
「あ、これ広告だわ」と流されて読まれない。ペっとスルーされる。
 
逆にスマホで友達がこれ美味しかったーってカジュアルに撮った写真の方が
「あれ?何食べたのかなー?」って興味を持って見たりする。
 
 
これがHPとかの媒体だと逆転する。
きちんとした写真じゃないと怪しい会社に見える可能性が出たりする。


昔は媒体が結構均一だった。
動画といえばTVのCMだけだったし。
Webのない時代は紙媒体しかなかった。



が、こんな媒体ごとの質の違いが
当然、求人広告媒体にもどんどん発生している。
 
 

SNS媒体に例えるなら、バイトルはツイッターやYOUTUBEとか
LINEバイト、anはFBに近いかな
DODAとかはHPやブログレベルに近い。
なんとなくざっくりで申し訳ないけど。
 
若者が見やすい媒体の方がよりカジュアルな写真の質が効果的だと思ってもらっていいかも。



そんな中。
 
広告の専門学校で雑誌編集をがっつりやって広告代理店をウロウロして。
求人広告会社に入ってからはライティングを中心とした制作側をがっつりやってた私は。

その後、求人を中心とした求人広告代理店を夫と立ち上げて。

写真を元々やっていた私はセンスがいいと周りにもおだてられ
それはもう恐ろしいぐらいの量をと人を沢山撮って練習したり
自力で撮影会とかも組んで本業以外にも写真を撮る機会を沢山作って練習もしまくって。
 
学校にも通ったり、カメラマンの師匠や先輩にも色々教えて頂いたり。
 
それは常に精進しなければいけないので、勉強したりする事は機会があれば
もちろん続けていきたいなーとは思っているけれど。
 
 

 

人の笑顔の引き出し方や距離感や。

求人広告写真そのものはそもそも一眼レフで撮っているカメラマンがいなかったので

媒体の中でも結構目立ったせいか、なかなかの効果を出していて

それがさらに私を調子に乗せていた。




会社を立ち上げて1年半ぐらいした時に。

凄い自分的には物凄い「いい写真」を撮った。

 

 

 

 

採用がかなり厳しい職種の3Kの現場にたまたま凄いイケメンのスタッフさんがいて。

それはもう眩しいぐらいの爽やかな笑顔で作業をしてる写真を撮って

これはもう、やばいでしょうよ、見てろこら!ぐらいの確信を持っていた写真で。

 

 

 

 

それが。

 

 

 

恐ろしいぐらい効果がなかった。

 

 

 

 

 

 

ちょっと冷静になって見てみたら、

凄い「いい写真」すぎて

プロが撮る、素材写真みたいに綺麗だった。

 

 
 
現場感やリアリティや臨場感が損なわれてる写真だった。
 
 
 
 
 
 
 
高くのびた鼻はガクッと折られ。
そして撮り直しにまたお伺い。
 
 
 
 
まぁそれでなくても、
私がスマホ写真でもリアリティや現場感ががっちりあれば
俄然広告効果があったり
うわっ!きたな!って写真の方が
臨場感があって凄いピッタリな人が応募してきたりとか
色々ある世界。
 
 
カメラマンとしては技術だ光が美しいだ輪郭がきちんとだ
色々ブレてないだ、ピントがどうだとか角度やあーだこーだ
多分突き詰めればキリがないけれど。
 
 
 
あの、恐ろしい効果のなかった写真の経験を目の当たりにして。
 
広告屋としては、そこは目指してはいかんな、というジレンマ。

 
 
かっこいい動画や綺麗なCMみたいな動画。
美しい写真、正解の写真、綺麗な写真、凄いと言われる写真。
クライアントや端から見てる人はそういうわかりやすい素敵写真を求めるけれど。
 
広告屋としては、そこは私の仕事ではない、というジレンマ。
 

技術のない素人臭い臨場感のある写真が強い場合もある世界で
カメラに慣れすぎてはいけないという恐怖と背中合わせになりながら。





 
そんな風にプライドを折りながら
泥にまみれながら
数字を突きつけられながら
時間制限と予算制限に追い詰められながら日々仕事をしています。

⇩現場のカメラマンさん向けに書いた記事など、よかったら参照どうぞ。
求人広告用写真を撮る時の現場での注意点やコツなんかを書き出してみませう♡ 
求人広告写真を撮りに行くカメラマンさんへの注意点などなどを書きメモ的に♡



そんな訳でね。
多分ご想像より、結構苦渋を飲んでカメラを握ってると思いますので。

 

よかったら私がもしお客様の前で

「あ、それでしたらこちらの写真の方が、、」とかなんとか私が呟いたら

少し耳を傾けて頂けると有り難いかな、と思っていたりします。



多分、広告写真を撮るカメラマンの中でも

広告効果までがっつり突きつけられてるカメラマンって

実はそんなに多くないと思います。

 

私は求人広告の経営者もやっててお客様とも接していて

広告効果への数字への責任も発生してて

より自分が撮った写真の効果を肌で感じてる

結構珍しいタイプのカメラマンじゃないかなーとは思いつつ。


おかげで結構このジレンマを共有できるカメラマンさんも少ない中。

よくクライアントとも営業スタッフさんとも
現場カメラマンさんとも視聴者とも板挟み。。。

 

 

とはいえ、

広告屋として

できるだけ効果のあるものを提供したいと思ってる部分については

全然譲らずに真っ直ぐ向かって仕事をしております。


そんなこんなな傷をちょっと晒してみたりいたしました。。



そんな訳でもう求人広告についてはもう
しのごの言わずにまずはご相談下さい。


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↑求人オタクの社長の話もよかったらどうぞ♡


最近は求人広告だけじゃなくてHP制作や

インディード掲載できる簡易の自社求人広告媒体の提供やら
SNS活用の仕方の講座をやったりとか

求人広告費をいかに削減して求職者を募るかとか
ぐるんぐるん頭を悩ましながらあれこれ検証したり研究したりしつつ

お役に立てるものをあれこれ紹介できるようになっております。


電話番号はフリーダイヤル
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是非お電話を!!!!!
 

 

 

 

 

 


 

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