実施日:2020年11月08日 投稿日:2024年02月12日
こんにちは。
今回は以前自宅の駐車場に作ったバイクの駐輪スペースのリニューアルです。
前回はコンパネを使って駐輪スペースを作りましたが、1年半程で板の周囲に大量のキノコが生え始めてしまいました。
この年の梅雨の長雨の影響でキノコが繁殖してしまったようです。
とりあえずキノコをカッターで切り取り、また生えてこない様に余っていた缶スプレー(シャーシブラック)で取り急ぎ塗装してこれ以上キノコが生えない様にしました。
収穫(?)したキノコです。
生えた状態の写真は気持ち悪いので、収穫して袋詰めした状態で撮りました。
他にも湿気の影響なのかバイクムーバーでバイクを収納する際にムーバーが通る場所が沈み込んでしまい、スムーズにころがす事ができなくなっていました。
さすがにこれではバイクを収納する事ができない為、駐輪スペースのリニューアルに踏み切りました。
まずは既設のコンパネの撤去です。
板の下は大変な事になっているのではと覚悟していましたが、思ったほどではありませんでした。
写真のマンホールが無ければ、こんなに苦労はしなかったのですが...
コンパネを全て取り除きました。
コンパネの下はキノコだらけになってなくて安心しました。
打開策として選んだのは、フェンスとかで使われる人工木です。
以前天然木のウッドデッキが腐り人工木のウッドデッキに替えたところ、メンテナンスフリーでとても良かったので、人工木を選び楽天で購入しました。
①天板用
幅105mm 厚さ20mm 長さ1800mm 単価2,180円 × 17本 37,060円
②土台用
幅100mm 厚さ11mm 長さ1800mm 単価1,280円 × 5本 6,400円
合計43,460円(税込)でした。
合計金額が30,000円以上は送料無料なので送料はかかりませんでした。
人工木の固定はコースレッドという木ネジを購入しました。
鉄製ですが特殊なコーティングが施されていてステンレスよりもサビにくいらしいです。
※施工後3年以上経ちますがサビは一切出ていません。
かなり痛い出費となりましたが、バイクの為に思い切って奮発しました。
今回も「3Dオフィスデザイナー」で完成イメージ図を作ってみました。
こんな感じで雨水の排水と、重量の負荷を分散する様に配置しようと計画しました。
ところが、②土台用の人工木の板を5等分にカットして①天板用の人工木の下に敷こうと思ったのですが、ジグソーで切った所、信じられないほど固くて、1本切るのに20分位かかりました。
予定では23本切る予定でしたが、多分ジグソーがもたないと判断しました。
悩んだ結果、人工木を切る計画はあきらめ、そのまま配置する事にしました。
左右になんとか2本だけ切った幅20mmを配置し、あとはマンホールを避けるのとバイクムーバーが通る部分の負荷を考えて厚さ11mmの板を配置しました。
マンホール部分と、車のタイヤが来る部分をジグソーでカットしました。
奥の板は乗せてあるだけで、まだ固定はしていません。
準備が整ったので用意しておいたコースレッドで天板を土台の人工木に固定して行きます。
人工木は非常に固いので細いドリルで下穴を開けてネジ止めして行きました。
下穴の深さが足りず何本かはネジが折れてしまいましたが、ようやく全ての板の取り付けが完了しました。
最後に車の輪留めを取り付けてついに完成です。
早速バイクをバイクムーバーで駐輪してみました。
人工木の強度は全く問題なく、軽々とスムーズに移動する事ができました。
この後コインパーキングに停めておいた車を元に戻して無事に作業が終了しました。
作業日数は土日の2日間でした。
ちょっとお金は掛かってしまいましたが、とても快適なバイクの駐輪スペースが出来ました!
次のお休みの日には撤去したコンパネの廃棄準備です。
キノコだらけになったコンパネを廃棄出来る大きさにジグソーで次々とカットしました。
一通りカットが終わりました。
最後に捨てやすいような大きさで紐で縛り3回位に分けて燃えるごみの日に廃棄しました。
今回は傷んでキノコまで生えてしまったコンパネの駐輪スペースを人工木でリニューアルしましたが、とてもしっかりしていてバイクの重さにも全然問題なく良い駐輪スペースを作る事ができました!
※施工から3年以上経ちますが全く劣化する事も無く現在も快適に使えています!