はあい!
前作「リコリスピザ」以来、鬼才ポールトーマスアンダーソン監督の
作品を見るのは2回目のカイルです。
でも、この監督の作品、
毎回アカデミー賞や各賞になんらかノミネートしてるといえるぐらい凄いんです!
・ブギーナイツ
・マグノリア(これでトム・クルーズが助演男優賞ノミネート!)
・パンチドランククラブ
・ゼアウィルビーブラッド
・マスター
・ファントムスレッド
などなど、ノミネートしまくり!
受賞も多い!という作品を世に送り出してきてます。
どれもエッジが効いてて
割と「白人主義批判」「宗教」などテーマが挑戦的。
作品も、普通のものはほぼなく、
どこか上記を逸したものが多いです。
今回の映画の感想・ネタバレレポですが…
まず、主演は
レオナルド・ディカプリオ!
ほかに
ショーン・ペン
ベネチオ・デル・トロ
と、オスカー俳優3人が集結!
そのほか、
冒頭でキョーーーレツなインパクトを残した
母親役のテヤナ・テイラーなど新しい宝を発掘!
ショーン・ペンもすごかった。
各賞にノミネートは間違いないでしょう。
そして、音楽や撮影が秀逸!
これらがなかったら、凡作に見えてしまっていたかも…
というぐらい。
基本的には、
革命家の話だし、人も死んだりするし…
なのですが、それでもディカプリオの役回りとか
基本はコメディ・・・といえそう。
コメディだと思えば、
リアルなドラマではないので
あり得ないようなシチュエーションも許される?かもしれません。
・現代で革命家や活動家組織を対決するため、
警察や軍が動く
・(実際にあるかもしれませんが)白人至上主義のおじさんたちの
地下の秘密部屋
・そのおじさんが自ら殺しにいく
・高層オフィスビルで毒ガス殺人
・アメリカ原住民の始末屋が突然娘を救いに行く
ほか、
ありえないようなシチュエーションが盛りだくさんです。
…ということで、ゴールデングローブ賞で
ドラマ部門、ミュージカル・コメディ部門、
どちらにノミネートするのか興味が増します。
それでは、賞レースでどこまで奮闘するかを楽しみにしながら
Sparklingなひとときを!