開業100周年を迎えた「近鉄生駒線・旧東信貴鋼索線」を巡り信貴山へ その2 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



今年5月で開業から100周年を迎えた「近鉄生駒線(いこません)・旧東信貴鋼索線」。

大阪・奈良府県境を成し、古くから霊峰として崇められていた「信貴山(しぎさん)」へ向かった鉄道網にまつわる歴史に触れるべく、現地を巡った訪問記をお送りしています。


さて、近鉄電車に乗るに当たっては…
地元駅から「JR京橋駅(大阪市都島区)」に出ます。ここからは「大阪環状線外回り」に。


10分弱で「鶴橋駅(同東成区)」に到着。


そしてようやく「近鉄鶴橋駅」に降り立ちました。朝のラッシュは過ぎてはいますが、にぎやかなホームです。いや、久しぶりです。


ここから乗車するのは「奈良線」です。
大阪・奈良間の大動脈で、近鉄の中でもやはり大幹線として重要な路線として存在感があります。まずはこれで「生駒線」の起点「生駒駅(奈良県生駒市)」に向かうのですが…



ホームの行き先案内をしげしげ眺めていましたら、なんと「特急 あをによし」の文字が!


「あをによし」は、先月29日にデビューしたばかりの、観光特急列車です。
奈良の枕言葉「あをによし」を用いているあたりから、大阪や京都方面から奈良への観光客輸送を目的にしている、大変豪華な列車です。


車体は、高貴な紫色をメインに。
正面には金のエンブレムが輝き、車内も奈良にまつわる調度品をイメージした内装がふんだんに用いられるなど、純和風なものだとのこと。



もともとは、長年特急車両として活躍していた「12200系」という「スナックカー」の愛称で親しまれていたものを、大改造したものです。

昭和50年代にイギリス・エリザベス女王ご夫妻が伊勢志摩や京都などを訪問された折、ご乗用の栄誉に浴した歴史と伝統のある車両でした。
松阪、鳥羽にて。


どうやら、というかやはり、というか、全席指定のこの「あをによし」、チケットの完売が続出しているそうで、すごい人気のようです。


わたしも、早く乗ってみたいものですが…


そうこうしていますと、くだんの「あをによし」が入線して来ました。
始発はターミナルの「大阪難波駅(同中央区)」なので、すでにたくさんの乗客が乗り込んでいるのがわかります。


いや〜、これはエンブレムだけでも豪華なものです。喫茶コーナーもあるそうで、ますます乗りたくなります。


発車の動画も撮れました。どうぞご覧ください。ギャラリーがすごい…


そういったことで、運も幸先も実によいスタートになりました。
かくいうわたしが乗るのは、その「あをによし」に続行する快速急行。この駅を出るともう府県境を越えた、最初の目的地「生駒」です。

次回に続きます。
今日はこんなところです。