みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日、9日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で行われていた「鉄道模型フェスティバル2021」を訪問した際の様子をお送りしています。
会場を入ってまずは、鉄道模型メーカー各社の新製品を順繰りに、気になるものを中心に拝見しているというところです。
こちらは「トミックス(トミーテック)」。
実をいうと、いつも楽しみにしております。

当ブログでも幾度か取り上げたことがあるのですが、全国の鉄道車両を比較的安価にモデル化してくれる「鉄道コレクションシリーズ」を発売しているのは、こちらのトミーテックです。

こちらも、京阪電車ファンのはしくれとしては気になっていた商品が、やはりありました。
「13000系4両セットA/B・7両セットC」。
今年、11月発売予定のモデルです。
しかし、すでに鉄道会社限定発売という形で、この「13000系」は、4年前に世に出ています。
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ですが、今回商品化されるものは、少し様相が違うようでして…
先頭車両の貫通路に、幌がついているというもの。「4両セットA/B」では、いずれか片方の先頭車両に装備されているのだそうです。
実車の写真はあったかな…と思っていましたら
撮影しておらず(汗)
昨年の「京阪カレンダー」2020年9月より。
「宇治線」でワンマン運転中の、くだんの「幌付き4両編成」です。
ただし、すでに幌は外されているようです。
普段はこの運用が主ですが、幌を活用して2編成をつなげて暫定的に8両編成を組み、本線系統の列車に充当されることがあったようです。
京阪電車は、原則的に編成を組み合わせることをしないので、なかなか貴重な機会です。
ところで「13000系」は4両編成以外にも、中間に運転台のない、いわゆる固定編成も数を増やして来ました。6〜8両編成のバージョンで、4両編成のものと区別するために、末尾二桁の数字が異なっているのが特徴です。中書島にて。
昭和30〜40年代にかけて製造されたこれら旧型車両が、この車系に置き換えられる形で徐々に姿を消しつつあるという近年です。
「13000系」はこの先、京阪電車の通勤型標準車両として活躍の場を広げて行きそうに感じます。上から「2200系」「2600系」。守口市、京橋にて。
帯が入っただけで、まったく印象が異なりますね。識別のためでもあるのでしょうが、お召列車ゆえに高貴な、落ち着いたデザインのようにも感じます。貴重な商品化ですね。
次回に続きます。
今日はこんなところです。