(ヤフーブログ 2019年6月9日アップ分)
みなさんこんにちは。
今日は、こちらの電車についての話題をお送りしたいと思います。
「JR大阪環状線」で14年余りにわたって運用されて来た、この路線を象徴する「オレンジ色の201系」が、ついに6月7日を以って引退することになりました。
朝日大阪夕刊 令和元(2019)年6月6日付け 12面(社会面)より。
引退から一足早く、その記事が掲載されていました。
長年に渡り「環状線の電車」はというと、このオレンジ一色で彩られたものというイメージが非常に強いものだったのですが、国鉄時代のどこか懐かしい雰囲気を残すこの車両、環状線からは姿を消すことになりました。
(関連記事)
「さよなら”オレンジ” JR大阪環状線201系が6月7日に見納め」
(ABCテレビ、5月31日配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00022010-asahibcv-l27
「オレンジの車体7日で見納め『寂しいけれど感無量』大阪環状線201系引退へ」(毎日新聞、6月5日配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-00000019-mai-soci
そういったことで、大阪人のわたしとしては「環状線の車両」というと、まず思い浮かぶのはこのオレンジ色の車両です。
この「201系」という電車は、もともとは国鉄時代の昭和54(1979)年に製造がはじまったもので、投入から首都圏と関西近郊で幅広く運用されて来た経緯があります。平成22(2010)年4月、桜ノ宮駅(大阪市都島区)にて。
JR京都線・神戸線に新型車両(321系)が投入された玉突きとして、環状線には平成17
(2005)年12月に、これまでのブルーからオレンジに塗装を変更した上で導入されました(この移籍の過渡期には、ブルー塗装のままで運行された実績もありました)。
桜ノ宮駅内回りホームの先端部から、淀川橋梁を渡って来る列車を記録に残していたようです。
この頃には、今回引退する「201系」より一世代前の車両に当たる、この「103系」という電車もまだまだ現役でした。
その「103系」(右側)も「環状線の顔」として長年に渡って親しまれ、活躍して来た電車でした。
車両自体は昭和30~40年代に製造されたものとは言え、大規模な体質改善工事などが施されるなどして運用されていましたが、「201系」の環状線への転属が進み、この「103系」は環状線から引退することになりました。いまから2年前、平成29(2017)年10月のことでした。
こちらもどうぞ↓
当ブログ
「終焉迫る!オレンジ色の大阪環状線103系 前編」(2017年9月8日アップ)
https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12477855533.html
「さらば大阪環状線のオレンジ103系」(2017年10月3日アップ)
https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12477856578.html
ここからは記録に残していた「201系」のショットをご覧頂きたいと思います。
それこそ、普通に走っていたので「いつでも撮影出来る」と思っていたのか、あまり数がないのですが…
JR西日本の交通系ICカード「ICOCA」導入10周年を迎え、記念のヘッドマークを掲出した際の姿。平成25(2013)年12月、天王寺駅にて。
こちらは画面の端が切れていて、大変お見苦しい写真なのですが…
この環状線沿線の「弁天町駅(同港区)」に隣接する「交通科学博物館」が、「京都鉄道博物館」の開館に伴って閉館することになったのを記念してのヘッドマークを掲出したこともありました。平成26(2014)年3月、京橋駅(同都島区)にて。
そういったことで、平成半ばから後半にかけてこの「201系」はあたらしい「環状線の顔」となり、活躍が続きました。
次回に続きます。
今日はこんなところです。