野人理論を知って、私やみんなが取り組んでいる協生農法の畑!

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協生農法って何?
どう良いのよ?
何で協生農法なの?
というところを、私なりにまとめてみました!


まず、野人理論では、野生の動物って病気にならないのに、人間はなぜこんなに病気で苦しんでいるのか?というところで、
病気になる原因の1つに今流通している野菜を挙げています。

野菜とは何でしょう?
野菜とは植物です。

健康的な植物と、不健康な植物。
エネルギーがある植物と無い植物。
考えたことあるでしょうか??

農業は大きくこの3つに分類されます。
●慣行農法 農薬や化学肥料を使う一般的な農法
●有機農法 主に有機肥料を使う農法
●自然農法 自然農法とは定義が無く、主に自然のまま育てるというニュアンスがあるのですが、実際には各地でいろんなやり方でされている様です。

今の農業では、
1種類だけの植物(野菜)をダーっと1列に並べて、除草剤や、虫を寄せ付けない農薬や、野菜を太らせる化学肥料や有機肥料を使うんですね。水は塩素で消毒済みかもしれません。

自然界ではどうでしょう?
植物はいろんな種類の植物が混生。雨水のみで育ち、誰が肥料をあげなくても勝手にボーボーになります。

植物は人間が手を掛けなくても、勝手に育つ循環の中で生きています。虫や微生物、鳥や獣、植物達がそれぞれの役割を持って循環を作っているのです。

そして土壌の話。環境問題の話。
正常な表土は、表土に微生物が住んでいて、土の上の有機物(落ち葉など)を分解して無機物に変える働きをしています。
その働きのお陰で、地下に行くほど無機の世界になり、自然界では天変地異が起きない限り地下に有機物が入り込まない循環が作り出されています。

有機物を土中に入れてしまうと、有機物は無機物に分解されずに腐っていくので土壌が汚染されてしまいます。つまり水を浄化できない土になってしまうのです。

有機農法が環境を破壊しているとむーさんは言っていますが、
つまり、分解されなかった腐敗有機物が川や海に流れて成分過多になり、正常な状態でなくなってしまっているのです。

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耕さないことが、正常な表土の仕組みを壊さないことにつながる。
肥料をやらないことが、環境破壊を防ぐ。
なんとなく分かっていただけたでしょうか?

植物は多様性の中で育ち、その事が本来の植物の本質を持った植物に育ててくれる。健康な植物です。
人間だって実験室に閉じ込められてサプリメントなどで育てられたら、それこそ病んでしまいますよね。本当は20歳くらいで大人の体に成長するのに、薬や過剰な養分で9歳くらいで大人の体になってしまったら怖いですよね。

今流通している野菜の9割がF1品種と呼ばれるもので、F1(エフワン)とは人間が農業の為に作った野菜品種で、1代限りは病気になりにくく育てやすいのですが、子孫を残せなかったり、奇形が生まれやすい品種だそうです。

私も農業については本当にど素人ですが、
こんな野菜、植物を摂って、正常な物を摂っていなければ、そりゃどっかおかしくなるよなということは分かります。


で!
野人が考えた農法が、協生農法
なんですが、
①耕さない。
②有機肥料、化学肥料、農薬、水やりなど一切余計なことしない。
③いろんな種類を混生させる。木も植えて多様性の中で育てる。
④種と苗以外畑に持ち込まない。
つまり、ほとんどほったらかし!


ここで!!
良く聞かれる質問を紹介します!

Q1. そんなの虫に食べられるでしょ?

A1.もちろん、虫に食べられるものもありますが、多様性の中だと、ちょっとしか食べられません! 1種類の植物だけを植えると、1種類の害虫が大量発生してしまいますが、いろんな種類の植物や虫や鳥が来ることで、害虫を食べる虫や、害虫を食べる鳥が来てくれるからです。

Q2.育たないでしょ?

A2.育つのと育ちにくい種類があります!
野菜とは人間が食べやすい様に品種改良され、作り変えられた植物なので、肥料が無いと大きく育たない野菜もあります。でも、それが本来のその野菜の成長スピードであり、本来の姿だと思います。スーパーで見る姿はメタボな野菜の姿なのです。協生農法で数年育てると、野菜や果物が原種の姿に戻っていくこともあるそうです。スーパーの様に揃った形、大きさには育ちませんが、食べる分には問題ない!むしろ健康的な野菜だと思います。

Q3.農業として成り立たないでしょ?

A3.成り立ちます!
野人さんから協生理論を学び、その理論に確信を持った船橋真俊さん(あだ名 原人)という方が、SONYのCSL(社会を良くする最先端研究所みたいなところ)に「協生農法やらせてくれー!」と言って、SONYにお金を出してもらって、アフリカのブルキナファソで協生農法を行ったのです。
結果1年で、普段の何倍もの収穫と、現地の人に何倍もの収益をもたらすことが出来たのです!
その経験を元に、原人さんがまとめたマニュアルがこちらです!!
趣味の畑にとどまらず、農業としていかに成り立たせるかまで書かれております!!


しかーーし!!
このマニュアルを読んでみて!!
野人さんもですが、
原人さんもすごく頭が良い方だという事は分かるんですが、何書いてるのかサッパリ分からない!
と思う人も多いはずです!笑

どうでしょう。
いや、私はそうでしたよ!笑

だから、
もう少し分かりやすく、やり方をまとめた記事を書きたいと思います!!






私ののんびり更新記事が待てない方は、
この本が本当にわかりやすくてお勧めです!!
京都で協生農法を実践されている清水流美さんが書かれた、分かりやす〜い本です!📖


この記事は、先日つむぎ主催でおこなった
野人講演会の内容を、分かりやすくお伝えしたくて書いています!
⇩良かったらこちらも参考にしてください♫