土壌とミミズとモグラの関係式 2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

ミミズは何処にでもいて、今も農園でたまに見かけるが数は少ない。

農業ではミミズは土を耕し、団粒塊を作るとして重宝され、ミミズが多いほど土が肥えていると喜ばれる。

 

しかし、ミミズのエサは、ミミズの役割ははてなマーク・・と

考える人はほとんどなく、人間にとって都合の良い解釈しかしていない。

 

ミミズが多いほど有機物で土壌が汚染されているとは考えないのだ。

大地にとって不要、不自然な廃棄物が増えたとは・・

 

下水設備が整っていない頃のミミズの最大の繁殖地は、泥にご飯粒などが混じる台所の排水口付近であり、子供達が釣りのエサを調達する場所だった。

 

糞尿などの廃棄有機物を土中に鋤き込めばミミズは異常繁殖するが、草木などの植物も植物性堆肥同じ有機物でありミミズは増える 完熟しようがすまいが関係なく有機物には変わりない。

 

地殻変動、崖崩れでもない限り有機物が通気性のない土中に閉じ込められるのは不自然。 好気性微生物には分解出来ず、化石はそうして誕生する。

 

言葉と感性で、オーガニックは体にも環境にも優しい音譜と判断するのは明らかに間違っている。

どのような有機物が何処にどう使われるのか、自然界の道理に適っているのか、それが理解出来なければ判断も出来ない。

 

薬草毒草もあるように有機は薬にも毒にも害にもなる。

オーガニックの矛盾、間違いは6年前に道理式ではっきり示したが、それを崩せた農学者、有機関係者はこれまで1人もいない。何人も来たのだが・・

 

荒れ地など表土を耕せば表土の草や昆虫の死骸など動物性の成分が必ず土中に鋤きこまれる。

土壌構造も通気性もなく微生物の力も及ばない・・

「雨降って地固まる汗土中に閉じ込められるのだ。

 

ミミズが喜んで繁殖するのは自然の理であり、初期造成時のむー農園もそうだった。

肥量も堆肥も入れず、放置された表土を耕しただけでミミズとモグラが急激に増殖したのだが、良い土になったわけではない。

 

種を蒔くと発芽率はよく、レタス類や小松菜ミズナ類で表土は埋め尽くされた。

しかし味はバラバラ、旨いレタスやミズナがあればその隣はやたら苦味が強く、明らかに土中の有機物に味は左右されていた。

人参は相変わらず食べられず、雑味が消え、野人にも食べられるようになったのは1年半経ってからだ。

 

有機物は表土及び通気性のある土壌構造の中で完全分解され、大半は密生する植物の根から地表に吸い上げられ、元の元素に戻り空中に分散される。

有機の元は水と空気なのだから。

 

ミミズは、分解が不十分な「おこぼれ音譜」を食べて暮らしている。

それが自然界の土壌浄化の仕組みであり、結果として海まで汚染が及ばないようになっている。

山の地下水が飲めて田畑の地下水が飲めないのはそれが理由だ。

 

それ以上分解されない化学肥料は、表土に草がなければ吸い上げられず、雨水と共に数年がかりで地下水脈へ浸透、同じように汚染、海へと流れ込む。

大量の化学肥料は海の生態系を大きく破壊する。

 

有機物が土中に閉じ込められれば分解は上手く行かず、腐敗汁ドクロが地下水を汚染、海へと流れ込む。

どちらも、環境を保てなければ動物の健康も保てない。

 

耕し続け、草を排除し、有機物の投入を続ける限り

土壌汚染とミミズはセットでついて来る

 

一般常識は「ミミズは土を肥やす

 

野人は・・

「土壌が汚染されればミミズは増えモグラも増える」

「大掃除が終わればミミズは減りモグラも減る」

 

これが自然界の循環の道理から導き出した答だ。

あとは個々の判断に委ねるしかないだろう。

 

そもそも・・

太古から築かれた動植物による生命の循環の仕組みは、はるかに歴史の浅い人知の助けなど必要としていない。

多くの動物を誕生させ、人類を育てて来たのは彼らなのだから。

 

表土は人知も及ばない生命の聖域

人の技術をはるかに超える超高度な物理・・

土を作り、植物を作ろうとすること自体が不可能であり間違っている。科学的に証明も出来る。

まず、そこに気付かなければ過ちは修正出来ない。

 

 

モグラがいなくなった理由

http://ameblo.jp/muu8/entry-11269012244.html

 

キジのたまご


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