8月4日(金)

埼玉県立戸田かけはし特別支援学校の

ボランティア講座で公演をしてきました。

 

★ 公演メニュー

 

① キャラバン隊『空』ができた経緯

 

 

② 言葉が不自由な体験

  「言葉がわからない・伝わらないってどういうこと?」

体験者は、隣接している高校の先生にやってもらいました。

ピカリンとピカッチのお願いに戸惑っていましたが、

最後の決め手のヒントでお願いをクリア。

いつも「体験者をひとり選びたいのですが」と問いかけると、

なかなか手が挙がらないのですが、この日は真っ先に手を挙げて頂きました。

本当に助かります。

ありがとうございました。

 

③ シングルフォーカス・聞こえ方の体験

  「どんなふうに見ているの?」「どんなふうに聞こえているの?」

3人の方が体験。

ペットボトル眼鏡を使ってスティッチ帽を被ったメンバーを探してもらいました。

視野の狭さで見つけづらいと感想がありました。

 

④ 手先が不自由な体験

  「どうしてうまくできないの?」

 

みなさんに二重に軍手を着けて折り紙を折ってもらいました。

キャラバンのメンバーも全員で急かしたり、励ましたり。

もどかしい気持ちがわかったかな。

 

⑤ 絵本朗読 「帰っておいで」

自閉症の息子を持つお父さんの詩です。

 

⑥ 子育ての体験談

鶴岡隊員の子育て体験談。

大変なことばかりではなく、楽しく生活している様子がわかります。

聞いている方も元気になる内容でした。

 

⑦ トントンすりすり

 

片手を握って膝をトントン。

もう片手を平手で膝をすりすり。

合図で逆にする…

「あれぇ!!」となります(笑)

「二重課題干渉」というもので、誰でも苦手なことなんですよ。

 

以上

 

私たちの話に大きくうなずいたり、

真剣に聞いてもらいありがとうございました!

 

最後に記念撮影!

次回は、地元で公演です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月20日(月)

市川市民生委員児童委員協議会の児童福祉部会研修会で公演しました。

 

★公演メニュー

① あいさつ

  「こんにちは。キャラバン隊『空』です!」

  キャラバン隊『空』の紹介と公演内容

 

② 言葉が不自由な体験

  「言葉がわからない・伝わらないってどういうこと?」

体験者は、会場から選ばせていただきました。

「何かしてあげたいけど何もしてあげればいいのかわからなかった。困りました。」

と、感想をくれました。

戸惑いながらピカリンとピカッチのお願いを聞いてくれました。

ご協力ありがとうございました。

 

③ シングルフォーカス・聞こえ方の体験

  「どんなふうに見ているの?」「どんなふうに聞こえているの?」

4人の体験者を会場から選び

ペットボトルで作った特殊眼鏡でステッチ帽を被ったメンバーを

探してもらいました。

すぐ見つけられない感想が出ました。

 

④ 手先が不自由な体験

  「どうしてうまくできないの?」

6人の方に体験してもらいました。

いつもは全員に二重軍手で折り紙を折るというお題ですが、

今回は、二十軍手で…

『お札を数える』(2人)

『折り紙を折る』(2人)

『小銭を貯金箱に入れる』(2人)

をやってもらいました。

体験者の周囲でキャラバン隊が「早く!」「遅いなー!」などなど

騒がしく言います。

どんな気持ちがしたのか感想を話してもらいました。

「怒っちゃった(笑)」と言う方も。

そう、そういう感想大事なんです。

ありがとうございました。

 

⑤ 絵本朗読 「帰っておいで」

自閉症の息子を持つお父さんの詩です。

バックからハンカチを出して涙を拭いている方もいました。

 

⑥ 描いてみよう!

お題の絵を描いてもらいます。

「りんご」「コップ」は描けるし、大体みなさん同じ絵ですが、

難しいお題になると・・・

どうやって描けばいいのか考える、

時間もかかる、

それぞれ違う絵になる。

例を挙げて、「こんな絵を描かれた人がいると思います」と

順番に紹介していく中で、

つい私たちがドキドキしちゃうオチがあります。

この日は、ドカッと笑ってもらえて良かったです。

 

⑦ 子育て体験談

平野隊長の子育ての体験談。

話を聞きながら、うなずかれたり、涙をぬぐう姿が見られました。

キャラバン隊メンバーも自分の子供の幼かった頃を思い出しながら

話を聞いてました。

 

⑧ トントンすりすりしてみよう

初めての体験コーナー。

片手を握って膝をトントン。

もう片手を平手で膝をすりすり。

合図で逆にしてみよう…

結構難しいです。

「二重課題干渉」というもので、誰でも苦手なことなんです。

 

以上

 

今回、依頼があったのは、3年前でした。

コロナの影響で延期。

今回、このように公演が出来て嬉しいのと、

私たちを忘れずに公演をさせて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

 

 

 

 

2023年3月2日(金)

キャラバン隊in千葉『知って欲しい、伝えたい、キャラバン隊~広げよう・つながろう!だれもが暮らしやすい社会に~』に参加しました。

 

私たちキャラバン隊『空』と同じ活動しているキャラバン隊が、

全国に100ヶ所以上、千葉県内では8ヶ所ほど活動しています。

「キャラバン隊の実演を見たい!体験したい!」

「キャラバン隊を作りたい!」

「キャラバン隊をバージョンアップしたい!」

「そもそも障害理解、啓発とはどういうこと?」

などなどの思いに、みんなで体験して交流しましょう!という集まり。

 

基調講演には、地域での障害のある人のセーフティネット作りを始められたお一人であり、

キャラバン隊活動を広めた立役者でもあります堀江まゆみ氏(白梅学園大学子ども学部発達臨床学科教授)のお話がありました。

なぜ、キャラバン隊が社会的に期待され、必要とされるのか・・・

それは、

①当事者が見る視点を疑似体験できるリアルさ。

②楽しさもある疑似体験は記憶に残る。

③何が不自由なのか共感できる。

④不自由さの共感から合理的配慮を思い付く。

 

そして、海外でもキャラバン隊があり、

国際フェロー会議で実演された身近なトラブルを題材にした寸劇の

動画をみました。

これは、後半でこの日の実行委員による動画と同じ内容の寸劇で実演され、

観客がどこをどうすれば良いのかを実演しながら話し合いました。

(なるほど…こんな事も出来るのか)と参考になりました。

 

私たち『空』は、言葉が不自由な体験のジェスチャー版と

「描いてみよう!」をやりました。

他のキャラバン隊の工夫ある体験も見ることが出来て参考になりました。

とにかく、どこのキャラバン隊もパワフルでした。

こうやって、キャラバン隊が集まり、交流して情報交換するのは大切なのと、

仲間がいて私たちも心強く感じました。

 

 

 

 


 

すっかり更新するのを忘れていましたが、

2022年12月4日(日)に東京駅構内スクエアゼロにて行われた

障害者週間ワークショップでブース出展。

知的障害の疑似体験をやりました。

 

 

「手先が不自由な体験」・「描いてみよう」等

 

体験者から

「こんな思いをしているんですね」

「急いでやりたいけど焦ってしまって早くできませんでした」

などの感想をくれました。

 

隣のブースでは、東京大学先端技術研究センター当事者研究分野熊谷研究室の

「自閉スペクトラム症の視覚世界のVR疑似体験」が行われていました。

当事者の意見を元に作られたVRで、キャラバン隊『空』のメンバーも体験させてもらいました。

とても不安になる…

見ていて頭がクラクラしてVRを外した…

と感想を話していました。

又、熊谷先生のミニレクチャーも開催され、差別が生まれる背景について話されていました。

私たちも勉強になる一日になりました。

 

 

 

私たちと

 

12月2日(金)市川市立大柏小学校の4年生児童に公演しました。

3クラスを1クラスと2クラスに分けた2公演。

 

★公演メニュー

① あいさつ

  「こんにちは。キャラバン隊『空』です!」

  キャラバン隊『空』の紹介と公演内容

 

② 言葉が不自由な体験

  「言葉がわからない・伝わらないってどういうこと?」

体験者は先生です。

ピカリンとピカッチの言葉に

「わからない・・・」と戸惑う先生。

見ている児童に言葉が分からなくて困っている様子が

よくわかったと思います。

 

③ シングルフォーカス・聞こえ方の体験

  「どんなふうに見ているの?」「どんなふうに聞こえているの?」

体験者は、児童から4人にやってもらいました。

スティッチの帽子を被った鶴岡隊員をすぐ探せるかな?

「(ペットボトルの)小さい穴からだと見えなかった」

などの感想がありました。

 

④ 手先が不自由な体験

  「どうしてうまくできないの?」

軍手を着けて折り紙を折ってもらいます。

周りでキャラバン隊のメンバーが急かしたりします。

一生懸命やっているのに急かされたりしたらどんな気持ちがするのか。

児童のみなさんは真剣に説明を聞いてくれました。

急かされたり、傷つく言葉は、みんな嫌ですよね。

 

⑤ 絵本朗読 「帰っておいで」

自閉症の息子を持つお父さんの詩です。

校長先生も見に来て下さり、この詩に涙が出たと話されてました。

 

公演後に学年主任の先生から

「とてもわかりやすくて良かったです!」

と、べた褒めされました!!

校長先生も

「保護者の方にも見て頂きたい!」と。

そういえば、昔…こちらの学校のオープンスクールで

公演させていただいたことが・・・

とお伝えしたところ、

「それは良い!!」

とても嬉しくなる言葉を沢山いただいた公演でした。

ありがとございました。