行雲流水的くっぞこ -25ページ目

西村健「博多探偵ゆげ福 完食!」

 福岡を舞台にラーメンマニアの私立探偵が活躍するハードボイルドの連作短編集のシリーズ3巻目です。

 西村健「博多探偵ゆげ福 完食!」


 西村健さんは昭和40(1965)年福岡生まれ。1996年作家デビュー。


 福岡を舞台にしたハードボイルドの連作短編集「ゆげ福」シリーズはこの3冊目の「完食!」で完結。

 ラーメンマニアの私立探偵・弓削匠(ゆげ・たくみ)が主人公。ニックネームは「ゆげ福」。ラーメンの知識をヒントに事件を解決していきます。

 福岡が舞台なだけに登場人物の会話はほぼ福岡の方言です。福岡の人間には、これが気持ち良い(笑)


 1巻目「ゆげ福」は福岡市内を舞台にして、2巻目「はしご」は福岡県内が舞台。そして、この完結編「完食!」は九州全県を舞台にゆげ福が活躍します。

 1巻から続いていたゆげ福の父親の謎が、ついに解明されます。

 連作短編集ではあるんですが、やっぱり1巻から読んで欲しいですね。


 これでゆげ福親子の謎は完結なんですが、登場人物の今後が気になります。それ以外にも最終話とエピローグの間にも何か色々とエピソードがあるような感じがするんですけど…どうなんですかね?

 続巻をお願いしたいです。


 ラーメンマニアのゆげ福は、九州各県のラーメンの歴史や味の違いなど、色々なラーメンの知識が披露されていきます。

 ラーメンが食べたくなりますね(笑)

梶井純「トキワ荘の時代」

 藤子不二雄先生の自伝的漫画「まんが道」で有名な、昭和20年代~30年代にかけて多くの漫画家が住んでいたアパート・トキワ荘。

 そのトキワ荘の漫画家グループの中でリーダー格だった寺田ヒロオ先生を主人公に描かれた評伝です。

 梶井純「トキワ荘の時代」


 梶井純さんは昭和16(1941)年東京生まれ。漫画評論家。令和元(2019)年逝去。


 寺田ヒロオ先生は昭和6(1931)年新潟生まれ。平成4(1992)年逝去。


 トキワ荘は昭和28年に東京豊島区に建てられた二階建てアパート。少年誌「漫画少年」の編集長が住んでいた事で、当時「漫画少年」に「ジャングル大帝」を連載していた手塚治虫先生が入居。その後は28年暮れに寺田ヒロオ先生が入居。29年10月に藤子不二雄先生が入居。と次々と漫画家が入居していきます。


 私が寺田ヒロオ先生を知ったのは、やっぱり藤子不二雄先生の漫画「まんが道」。1980~90年代に発刊されていた藤子不二雄先生の全集「藤子不二雄ランド」の中の「まんが道」でした。

 当時はすでに寺田ヒロオ先生は漫画を描かれておらず、漫画の中で兄貴分の”テラさん”としての認識。そういう”テラさん像”が頭の中にしみ込んでいるから、この本に載っているような”テラさん”像は衝撃的でしたね。

 そういう頼れる兄貴分なところも、もちろん”テラさん”の一側面なんでしょうけど、色々な側面があるんだな~と。

 「まんが道」の続編「愛…知りそめし頃に」の中には、テラさんが漫画を描くのをやめる事を告白するシーンも出てきますしね。「まんが道」を読むにしても、”テラさん”像が複雑に立体的になってきます。


 各漫画家先生のインタビューを読むと、寺田先生が漫画家を止めた後も、新漫画党の各先生方の重しになっているというか、指針となっているというか、寺田先生の影響力は大きいのが興味深いです。


 トキワ荘の時代。昭和20年代後半から30年代半ばまでの短い期間。


 色々な漫画家から見た寺田ヒロオ先生と新漫画党の面々の印象も興味深い。

 寺田ヒロオ先生の一番の友人だったという漫画家の棚下照生先生、赤塚不二夫先生の友人のつげ義春先生、大阪で漫画家グループを組んでいた劇画工房の各先生方。


 ただ藤子不二雄先生の「トキワ荘青春日記」や単行本「トキワ荘青春日記」など、対談や座談会などで寺田ヒロオ先生は登場されているんですよね。そこではかなり楽しげな場になっている感じなんですけどね。うーん。色々と考えさせられますね。

人間椅子「苦楽」 と 「Player 2021年9月号」

 8月4日に人間椅子の新譜「苦楽」が発売されました!

 コロナの影響で2年近くライブツアーがなかったんですけど、8月下旬から9月にかけてレコ発ツアーが行われる予定で、福岡は9月9日。

 チケットの一般発売日が8月1日からだったので、翌日2日の早朝にローソンに買いに行ったんですが…

 なんと!売り切れてて買えなかった(呆然)

 コロナ予防のためにお客の数を制限しているとは言え、ええ~…(驚)


 売れっ子バンドになって嬉しいやら。ライブが見れなくなって悲しいやら。複雑な心境です(汗)

 今も少し混乱しているんですが、とりあえず万歳三唱しておきます?(笑)



 閑話休題、

 新譜発売という事で色んな露出があります。楽器誌「Player」2021年9月号を手に入れてきました! 人間椅子が表紙なんですよね~

 しかも人間椅子の特集は約50ページという大ボリューム!

 特集の内容は、新譜「苦楽」の全曲の詳しい解説を語った3人へのインタビューが16ページ。「苦楽」の録音で使った3人の楽器のグラビアページが8ページ。昔の「Player」誌に載った人間椅子の記事の特集が10ページ。などなど。


 全曲解説のインタビューが濃ゆい! 1曲1曲丁寧に、使った楽器や、楽器の弾き方やら、音の作りかたやら、ぶっちゃけ具合がすごい(笑) いやぁ~面白い!


 過去の記事の特集ページでは、過去の人間椅子特集ページの記事も載っていますが、ワジーさんが1993年から1999年まで連載していた1ページのコラム「ハードロックギター講座」は懐かしいですね~ 毎月楽しみに読んでました!

 タイトルに「ギター講座」と付いていますが、ギターの弾き方のコラムじゃなくて、ワジーさんの日々を綴ったり、ワジーさんの漫画が載ったり、ワジーさんの思い付きで企画が色々と変わるコラムだったんですよね。

 記事によれば、一昨年出したワジーさんのエッセイ「屈折くん」が売れたらしく、プレイヤー誌でもこのコラムの書籍化が決まり、現在も編集中だとか。ただコロナの影響で制作費がなくなり制作が中断しているらしいです…ぶっちゃけ過ぎ(笑) 読みたいナ~!


 「プレイヤー」誌の他の記事も、JIMSAKUや、SHOW-YAへのインタビューなど読みでがありますね~

新潮文庫の100冊 2021

 夏の文庫本フェア!

 近所の本屋さんへ寄ると、集英社文庫「ナツイチ」、角川文庫「カドフェス」に続いて、新潮文庫も文庫本フェアが始まっていました~

 新潮文庫は「新潮文庫の100冊」。

 購入者全員プレゼントは、新潮文庫のマスコットキャラクターのキュンタがデザインされたプラスチック製の「キュンタうちわしおり」。デザインは4種類。


 早速1冊手に入れて、一葉頂いてきました!

 星空をながめるキュンタ。


(2012.7.11追記)

 新潮文庫を2冊手に入れて「キュンタうちわしおり」を2葉頂いてきました~

 雨上がりの道を散策中のキュンタ。

 ソフトクリームに熱視線を送るキュンタ。

 夏ですね~

ナツイチ2021

 近所の本屋さんへ寄ると、もうこの時分なんですね~夏といえば文庫本フェア!

 角川文庫はカドフェス、集英社文庫はナツイチ。

 カドフェスの購入者プレゼントは去年から無くなりましたが、ナツイチの購入者プレゼントは、「よまにゃマグネットしおり」デザインは4種類。


 早速、集英社文庫を2冊手に入れて、「よまにゃマグネットしおり」を2葉頂いてきました~

 緑と青を一葉ずつ。

 夏ですねぇ~

 

(2021.7.3追記)

 集英社文庫を手に入れて、「よまにゃマグネットしおり」をもう一葉頂いてきました!

 ひまわりに囲まれた「よまにゃ」


(2021.7.11追記)

 集英社文庫を手に入れて「よまにゃマグネットしおり」を1葉頂いてきました~

 本を読んでる「よまにゃ」

 夏ですね~