行雲流水的くっぞこ -23ページ目

人間椅子 2022秋のワンマンツアー 闇に蠢く 福岡公演

 9月12日。人間椅子のライブの福岡公演に行ってきました!

 

 今回のツアーは”レコ発ツアー”ではないので、演奏曲がいわゆる「レア曲」満載なライブなのです!

 

 しいて言えば、12月に人間椅子の初期のCDアルバム5作がアナログLP化されるんですね。

 おそらく小ロットでのプレスで、しかも収録時間の関係で2枚組LP。ちょっと高いんですよね(笑) まぁ~LPだと40分ほどしか収録出来ないから(CDだと68分収録できる)仕方ないですけどね(笑)

 どうしよう?と悩んでいたんですが、ライブに行ったらヤッパリ欲しくなって(笑) 30年前に人間椅子のCDの中で私が最初に買って思い入れが強い「羅生門」を予約してしまいました…プレーヤー持ってないのに(予約特典の直筆サイン入りジャケットにひかれた、というのもありますが 笑)

 

 という事を考えると、普通に使ってる「レコ発ツアー」って「レコード発売記念ツアー」の事ですから。今回のライブツアーはある意味、”本当の意味での「レコ発ツアー」”なのかも(笑)

 

 

 閑話休題。

 会場はいつものドラムBe-1。何とか夜7時の開演前に到着。

 この日の福岡は、8月の猛暑が戻って来たみたいな天気で35度オーバーの猛暑日。陽が沈んでも残暑が厳しかった~

 

 手の消毒をして会場の中へ。ドリンク代が500円から600円に値上げしてて何十年ぶりの値上げ?と少々驚いた(笑)

 荷物をロッカーに預けて、私の定位置の会場後方の場所へ。

 カルピスを飲みつつ待っていると、「新青年まえがき」が流れるなか、鈴木研一さん(研ちゃん)は白塗り坊さん姿、和嶋慎治(ワジーさん)は和服姿、ナカジマノブさん(ノブさん)は和柄のTシャツ姿という、いつものいでたちの3人が登場!

 

 1曲目は「鉄格子黙示録」もちろん20周年ベスト盤収録の完全版の演奏!ファーストアルバムの1曲目でしたから、オープニングらしい曲ですよね(笑)

 2曲目は「侵略者」これも懐かしい曲!

 3曲目は「黄金の夜明け」好きな曲!実は最近アルバム「黄金の夜明け」のリマスター盤を手に入れて良く聴いていたので嬉しかった(笑)

 

研ちゃん「こんばんは人間椅子です! 今回はレア曲約30曲から10数曲

  選んでやります。何をやるかは聴いてのお楽しみという事で(笑)」

ワジー「レア曲なんですが、難しくて指板ばかり見てる曲とか(笑)

  あまり盛り上がらない曲はやらなくなるね」

研ちゃん「3人のうち、誰かがやりたくないと言っても演奏しないね(笑)

  「黄金の夜明け」の間奏の、二人で向かい合ってタイミング合わせて弾く

  ところ、何か恥ずかしかった(笑)だからレア曲になったのかな」

ワジー「ええーまたやろうよー(笑)」

 

研ちゃん「「侵略者」は曲調がインベーダーゲームなんだけど、古いゲーム

  だから若い人には分からないんだよね(笑)」

 

ワジー「今回はそういうライブですので「人間椅子検定」みたいな(笑)

  次の曲は多分、演奏が難しくてやらなくなった曲ですね~」

 

 という事で「表徴の帝国」確かに難しそうな曲ですが好きな曲~

 次は「胡蝶蘭」

研ちゃん「息を殺してやるような静かな曲もレア曲になりやすいね」

 

 もうここら辺りで曲順が定かじゃなくなります(笑)

 

 「莫迦酔狂ひ」ワジーさんが酔ったふりで歌う曲(笑)

 「黒い太陽」キングクリムゾンぽい曲で大好きな曲!聴けて良かった~良い曲です!

 「ED75」もしかするとライブで初めて聴くかも?ライブだと、こういうアレンジになるんだな~と。

 

ワジー「ED75って電車の名前だよね」

研ちゃん「中学生まで鉄ちゃんでしたから(笑)KISSを聴いて、

   こんな面白いものがあるんだ!と鉄ちゃんを辞めたんだけどね。」

 

研ちゃん「テレビの「ポツンと1軒屋」好きでよく見てるけど、

   東北より九州がよく出てくるね。」

ワジー「偏見かもしれないけど、九州は「ポツン1と軒屋」感があるね(笑)

   青森あんま出てこないね。なんでだろ?」

研ちゃん「青森はいわく付きな所が多いから取材できないんじゃない?(笑)」

ワジー「みなさん、少し前に流行った杉沢村って知ってますか?あれって

  青森市内にあるって噂があって、実際に似たような村があるんですよね」

研ちゃん「そう言う、いわく付きの村の歌です」

 

 という事で「ダンウィッチの怪」これも好きな曲!ノブさんが曲中でカリンバを弾くのが印象的でした!

 

 ここでノブさんが歌うコーナー。

ノブ「実は人間椅子で初めてメインボーカル務めたんだよね」

ワジー「今までやってなかったの?」

ノブ「ドミンゴスで、「あみん」のパロディの「どみん」ていうので(笑)コーラス?

  ツインボーカル?をやったことがあったんだけどね(笑)」

 

ノブさん「お客ちゃーん!俺をアニキと呼んでくれー」

お客さんは拍手で答えます!

ノブさんボーカル曲は「蜘蛛の糸」! 盛り上がりますね~好きな曲!

 

ワジー「研ちゃん、赤飯を食べてて奥歯が折れたけど大丈夫なの?」

研ちゃん「青森は赤飯が甘いんですよね。赤飯炊くべ?そこにザラメを

  ザーッと入れるんですよ。いつも楽屋ではおにぎりを食べてるけど、

  今は豆腐にしてる(笑)」

 

ワジー「僕と研ちゃんが56歳で、ノブ君も来週56歳になるんだけど

  何か56歳に向けて抱負とかある?」

ノブ「ここでその質問ぶっこむの?(笑) 特にないけど…ライブで上着を脱いで

   いつも裸になれるような体でいたいですね」

 

「膿物語」ライブで久々に聴く曲。「無情のスキャット」は最近の代表曲ですね~「幽霊列車」これも好きな曲!

ラストは「針の山」!やっぱり盛り上がりますね~

 

アンコール1回目。

ワジー「ねぷたに久々に行ってきたんでしょ?「異次元からの咆哮」の

  ジャケットを描かれた、ねぷた絵師の三浦呑龍さんに会ったそうじゃない」

研ちゃん「ねぷた見てたら「鈴木さんじゃないですか?」って」

ワジー「研ちゃんにとっては神様みたいな人だよね」

研ちゃん「僕にとっては三浦呑龍か佐々木希か江口のりこか(笑)

  そう言えば、和嶋君が好きでたまらなかった生稲晃子ちゃんが

  ご当選されたそうで(笑)」

ワジー「そうなんですよ。むいてるかどうかは別にして(笑)」

研ちゃん「永田ルリ子ちゃんも好きだっけ?」

ワジー「そうそう! 僕ら、おニャンコ世代ですから!

  「ダンク」とか「ボム!」とか買ってたよ(笑)

  楽屋でやってる話みたい。何かとても恥ずかしくなってきた(笑)

  そういう研ちゃんは、ゆうゆが好きなんだっけ?」

研ちゃん「大好きだね~」

ワジー「高井麻巳子ちゃんも?」

研ちゃん「大好きだね~」

ワジー「当時、研ちゃんが「アイアンメイデンの新譜、すっげー

  良いんだよ~」って言ってる横の棚を見たら、メイデンのLPの隣に

  ゆうゆのLPが並んでて、音楽性幅広いんだナ~と思ってたよ(笑)」

研ちゃん「ゆうゆの曲がまた良いんですよ~」

ワジー「後藤次利が曲を書いてるんだよね」

 

アンコール1曲目は「猟奇が街にやってくる」ライブで久々に聴く曲!次は「地獄」。

アンコール2回目は「どっとはらい」でエンディング!

 

ワジー「今回はレア曲のライブでしたが、次は新譜が出ますので

  レコ発ツアーになります! 新譜は怖くて気持ち悪い曲が並んでいると

  思います。来年のツアーも来てくださいね!」

 

 レア曲満載のライブと言いつつ、好きな曲や大曲が多くて大満足なライブでした!

 次のライブも楽しみだな~

 

 曲順はメチャクチャだと思いますが、

鉄格子黙示録・侵略者・黄金の夜明け・表徴の帝国・胡蝶蘭・莫迦酔狂ひ

黒い太陽・ED75・ダンウィッチの怪・蜘蛛の糸・膿物語・無情のスキャット

幽霊列車・針の山

(アンコール1回目)

猟奇が街にやってくる・地獄

(アンコール2回目)

どっとはらい

小野不由美「残穢(ざんえ)」

 夏という事で、いかにも”日本らしい”実話怪談風な怪奇小説を。

 小野不由美「残穢(ざんえ)」

 

 小野不由美さんは大分県中津生まれ。1988年作家デビュー。

 

 主人公は作者の小野さんをモデルにしたラノベを中心に活躍している小説家の「私」。

 発端は2001年の末、読者からの手紙。

 1980年代末、(2001年から)10数年前のデビューの頃に書いた怪奇小説の単行本のあとがきで、読者から心霊話の体験談を募集したことがあり、読者から多数の体験談を頂いた。10数年経った2001年でも、古本で読んだという読者から体験談が届く。

 手紙の主は、古本で読んだという、都内で書籍の編集をしている30代のライターの女性、久保さん。

 最近引っ越したマンションで、夜中仕事をしていると、一人暮らしてペットも飼っていないのに、横の部屋からサーッサーッと畳をほうきではわくような音がする。パッと振り返っても何もいない。それが良く起こる、という。

 しばらく経ち、久保さんから体験談の後日談が届く。

 ほうきではわくような音はまだ続いている。先日、音が鳴った瞬間に振り返ると、一瞬床を滑る着物の帯が見えた。それで連想したのは天井から吊るした帯で首つり自殺する着物の女性がゆれる姿。垂れた帯が畳をサーッサーッとなでている状況。

 「私」は似たような体験談が届いていた事を思い出す。確認すると、その住所は、部屋は違えど久保さんと同じマンションだった。そこで、久保さんと連絡をとり、二人で調査を始める事に。

 

 

 起きている心霊現象は「怪奇小説」としては地味なんですけど、「実話怪談」としては、いかにも起りそうな現象でリアリティがあるんですよね。

 しかも、この小説はフィクションですけど、色々と現実の事を織り交ぜてあるので、これ本当の話なの?と疑問に思えてくるんですよね。

 例えば「私」が雑誌に実話怪談を連載したとか、「私」の夫が推理作家だとか(小野不由美さんの夫は推理作家の綾辻行人さん)、実在の作家さんが登場したりとか、あれ?と驚きますよ。

 

 派手な怪奇小説ではないんですが、じわじわくる怖さ。だんだん謎が解き明かされていくミステリー小説みたいな楽しさ(怖さ?)

 人によっては怖くないかもしれませんが、色々な不気味な妄想がふくらんできます。いや~怖い!

 

 「残穢」に関連して、関連書を。

 福澤徹三「怖の日常」と、菱井十拳「羅刹の国 北九州怪談行」

 「怖の日常」には福澤徹三さんと「残穢」関連について。「羅刹の国北九州怪談行」には、「残穢」はフィクションですけど、実際にモデルとなった事件はなかったのか?という考察が書かれています。

 

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 そして「残穢」は2016年に映画化されていて、監督は「ほんとにあった呪いのビデオ」シリーズの監督の中村義洋さん。

 「ほんとにあった呪いのビデオ」は視聴者から投稿されてきた心霊映像をまとめたという「設定」のホラー映画。

 

 最初、レンタルビデオで出た当時、フェイクだと知らなかったから「本物」の幽霊映像だとダマされましたヨ~(笑) さすがに何巻も出るとこれは違うだろ?と思い始めましたけどね(笑)

 「ではご覧頂こう」「お分かり頂けただろうか?」という中村監督のナレーションも印象的!

 

 そういうフェイクドキュメンタリーな映画に仕上がってました!

 最近レンタルビデオで借りて見たんですけど、見終わってエンドロールが流れて一番最初に名前が出てくるのが主演で小説家「私」役の竹内結子さん。「残穢」とは関係ないでしょうけど、2020年にお亡くなりになられています。

 ご冥福をお祈り申し上げます。

TAK SHINDO「FAR EAST GOES WESTERN」

 暑くなってきました。 涼しげなエキゾチックサウンドを。

 TAK SHINDO「FAR EAST GOES WESTERN」

 

  タク・シンドーさんは、1922年米国カリフォルニア州サクラメント生まれ。アメリカ移民の両親から生まれた日系二世。

 10代の頃、太平洋戦争中は日系人強制収容所で過ごし、そこで音楽教育を受ける。戦後、大学で音楽を勉強し、1940年代後半からハリウッド映画やアメリカのテレビ界で作編曲家として活躍。

 ハリウッド映画の日本ブームの中作られた「東京ジョー」「サヨナラ」など日本を舞台にしたハリウッド映画の音楽を手掛け話題となる。

 

 私は、タク・シンドーさんというと、マーティン・デニーさんのアルバムで琴を演奏されていたのが印象的でした。

 

 

 この盤は1962年に出たタク・シンドーさんの4作目のソロアルバム。いわゆる「エキゾチックサウンド」!

 

 ジャケットは西部劇風な衣装を着た日本人女性と、日本風な松やちょうちんの絵が描かれています。

 

 タイトル通り、ジャケット写真通り「極東がウエスタン(西部劇)に行っている」音で、西部劇(ウエスタン)映画の音楽をエキゾチックな楽器を使ったジャズアレンジで演奏された音楽。特に、三味線や琴の和楽器を多用した印象的な音です。

 そういう企画モノ色が強いアルバムですけど、和風エキゾチックとして良いですよ~

 ちなみにプロデュースはクインシー・ジョーンズさんだそうです。

 

 この盤のボーナストラックとして、2作目から3曲、3作目から2曲収録してます。似たような作風ですがこちらはビッグバンドジャズ風エキゾチックサウンド。

 この4作目「ファーイースト・ゴーズ・ウエスタン」はよりエキゾチック寄りな音となっています。

 エキゾチックサウンド好きにはたまらない音です。

新潮文庫の100冊 2022

 近所の本屋さんへ寄ると、新潮文庫も文庫本フェア!

 新潮文庫は、恒例の「新潮文庫の100冊」~

 今年の新潮文庫の100冊のプレゼントは、新潮文庫のマスコットキャラのキュンタの、透明プラスチック製の「ステンドグラスしおり」!

 

 早速新潮文庫を4冊手に入れたので、「ステンドグラスしおり」を4葉頂いてきました~

 地球に腰掛けて読書するキュンタ

 スイカを食べるキュンタ

 海の上で読書するキュンタ

 昼も夜も読書するキュンタ

 夏ですね~

 

 そして、新潮文庫の100冊限定のプレミアムカバーで、コナン・ドイルさんの「シャーロックホームズの冒険」が入っていたので入手! こげ茶のカバーで良い感じです~

 いつものカバーの「冒険」と並べてみた…かったんですが見つからず(汗)

 ほぼ同じデザインなので「シャーロックホームズの叡智」と(笑)

 ついでに、あかね書房の「推理・探偵傑作シリーズ」の「ホームズの名推理」と並べてみました!

 このシリーズは子供向けの探偵小説全集で、表紙や挿絵を漫画家の横山まさみち先生が担当されているのが特徴です。

 なぜ「ホームズの名推理」と並べてみたのか?というと、実は「ホームズの名推理」には4作収録されているんですが、そのうち3作が「冒険」からの収録なんです(笑)

ナツイチ2022

 福岡は梅雨明けしたみたいですが、近所の本屋さんへ行くと、夏! 今年ももうやってました! 夏の文庫本フェア!

 集英社文庫は「ナツイチ」

 対象の文庫本を買うと、集英社文庫のマスコットキャラ「よまにゃ」のグッズ「よまにゃブックバンド」が一つ頂けます。これは文庫本にかけるゴムバンドです。

 早速3冊入手して、ブックバンドを3個頂いてきました!

 そして、よまにゃの「ナツイチ」限定

オリジナルブックカバー付きの瀬尾まいこ「春、戻る」

 夏ですね~