行雲流水的くっぞこ -231ページ目

NEU!

 ドイツのプログレッシブ・ロックを5つ…うーん10個挙げたら、必ず出てくるだろう”NEU!”です。


 NEU!は、クラウス・ディンガー、ミヒャエル・ローター両氏が組んだバンドです。2人とも、元KRAFTWERKです。

 1972年に1st”NEU!”でデビューして、アルバムを3枚出して、1975年に解散しました。

 ジョン・ライドンさんがファンだったらしくて、セックスピストルズでのヴォーカルはNEU!の真似、なんていう説もありますね。


 そのジャケットなんですけど…。

 1st ”NEU!”(1972年)


 2nd ”NEU!2”(1973年)


 3rd ”NEU!75”(1975年)


 そして、1985~86年に一時的に再結成した時の、発掘音源。

 4th ”NEU!4”(1995年)


 1972年5月6日録音のライブ盤

”’72 LIVE!”(1996年)


 全部、同じデザイン(笑)


おまけ1

 

 NEU!解散後、クラウス・ディンガーさんが組んだバンド、La Dusseldorf(ホントはuの上に点々が付くんですけど)の2nd ”VIVA”(1978年)

 やってることは、変わってない…(笑)


おまけ2


 1996年にクラウス・ディンガーさんが組んだバンド、La!NEU?”Dusseldorf”(1996年)

 これ、バンド名がLa!NEU?で、アルバム名が”Dusseldorf”です。初めて聞いた時は笑いましたね。混ぜてるだけですから(笑)


 NEU!の音について。シンプルすぎるロック(笑)。とにかく気持ちが良いです。KRAFTWERK「AUTOBAHN」に通じる感じです(「AUTOBAHN」が後発ですけどね)。

 2ndや4thでは、同じ曲を早送りさせたり、スロー再生させたり、逆再生させたり、怒る人もいるかもしれませんね(笑)


CD化にあたって、発売権等をめぐって、ディンガーさんとローターさん、裁判を起こしてましたから(ディンガーさんが勝訴)、もう、この2人で再結成する事もないでしょうけど…。新しいの聴いてみたい!

瀬木貴将「水のイルシオン」

 ケーナ・サンポーニャ奏者の瀬木貴将さんです。


 ケーナ、サンポーニャは、南米の楽器で、

 ケーナはこれ。

 ヨシや竹で作った、小っちゃい尺八みたいな楽器です。役者の平泉成さんや、田中健さんが、よくテレビで吹いてるヤツです。


 サンポーニャは、これ。

 これもヨシの茎で作った笛です。


 ということで、瀬木貴将「水のイルシオン」(1995年)です。

 瀬木貴将さんの当時のバンド、パデランテの演奏で、メンバーは、瀬木貴将・鬼怒無月・谷川賢作・八尋知洋の各氏。ゲストに青木智仁(ベース)・福岡ユタカ(ヴォーカル)各氏が加わった作品です。


 高校卒業後、ボリビアに渡った瀬木さんが、日本に帰国して作った、日本で2枚目のアルバムです(ボリビアにいた頃、4枚レコードを出しておられます)。瀬木さんがボリビアにいた頃に作曲した曲や、ボリビア・南米を思い浮かべて作られた各曲。

 南米といえば、物凄くリズミカルな音楽というイメージがありますが、この作品も、すごいです。アコースティックな、ドラマティックかつ、メロディアスな音。

 どこか、ノスタルジィーな匂いが漂ってきて、南米の青い空が浮かんできます。


 瀬木さんの公式サイトから、このCDから3曲試聴できます。30秒くらいしか聴けないですけど。

http://www2j.biglobe.ne.jp/~segi/discography/ilusion/ilusion_songs.html

 今も、精力的に活動されています。このCDは、個人的に、サグラドやドグマに匹敵するような。ロック色はあまりないんですけど(笑)

たま「たまの最期!!」

 私の中で、バンドブームのイメージというと、”X”と”たま”になるんですね。

 ということで、たまのライブDVD、「たまの最期!!」(2004年)です。

 たまは、1984年結成したバンドで、絶頂期(1990年代前半)には、NHKの紅白にも出たくらいだったんですが、2003年に解散しました。解散は、雑誌に小さい記事が載ってて知りました。扱いが小さいなぁ、とか思ってたんですけど。


 このライブビデオは、その2003年10月28・30.・31日の解散ライブの映像です。

 収録曲は27曲、初期の頃の曲も結構やってます。ただ、1995年に柳原幼一郎さんが抜けたので、彼の曲はやってませんけど。


 彼らの演奏は、キャラ立ってるし、そこは変わることないですね。


 そして、アンコールで、知久さんが客席に向かって「ワタナベイビー、次の曲の間に、ステージに来て。いっしょにやろうぜ」と言ってて。実際、その2曲あとには、ホフディランの渡辺慎さんが、ステージに上がってきました。しかし、そこで渡辺さんが、やり始めたのは、予定外の「さよなら人類」。この曲、柳原さんの曲なので、たまのメンバーは練習してなかったらしくて、「覚えてるかなぁ」なんて、つぶやいたりして。演奏はめちゃくちゃ(笑)、ベースの滝本さんは、左手が泳いでましたし(笑)。

 でも、たまっぽい(笑)。いいライブビデオですね。


 たまの映像で、何か良いのがないか、探してたら、ミュージックステーションでの(おそらく1990年くらいの)”さよなら人類”の映像がありました。


”さよなら人類”タモさんとのトーク

http://www.youtube.com/watch?v=3DuvMLpZQIs&searc


”さよなら人類”スタジオライブ

http://www.youtube.com/watch?v=VRdRbgijjdw&searc


 個人的にツボだったのは、タモさんとのトークの最後、たまのメンバーが席を外したあとの、タモさんと生島ヒロシさんのトーク。


タモ「オレ、自主制作みたいなレーベルの、”しおしお”っていうの、あるんだけど。持ってんだよ」

生島「持ってんですか。けっこう、こりますね」

タモ「今、貴重品じゃないかな」

生島「えぇ、価値が出んじゃないか、という感じですけど」


 タモさん、ナゴムのレコード、持ってんの!?

 あと、生島さん、流し過ぎ!(笑)


(*”ナゴム”は、有頂天(TV番組「銭形金太郎」のテーマ曲になってます)のケラさんが、1980年代にやってた自主レーベル。「しおしお」は、去年(2005年)、「たま・ナゴムコレクション」としてCD化されました。)

桜玉吉「しあわせのかたち」5巻・”WoodBallの唄”

 ファミコン通信20周年ということで、もうひとつ。

 桜玉吉「しあわせのかたち」5巻(1994年)です。

 この単行本の5巻、表紙にも書いてある通り、付録で”WoodBallの唄”というシングルCD(8cmCD)がついていました。


 当時、任天堂のスーパーファミコンが全盛で、任天堂がスーパーファミコン用にマウスを発売しました。そのマウスには、「マリオペイント」という、マウスで絵を描いたり、マウスを使ったミニ・ゲームが遊べたり、五線譜に音符を並べて、簡単な曲が書けたりする、ソフトが付いていました。

 そのソフトの、ファミコン通信の紹介記事用に作られたのが、”WoodBallの唄”でした。当時”Wood(木)Ball(毬)=決まり”というダジャレが、ファミコン通信内で流行ってて、まぁ、くだらないんですけど(笑)。

 

 作曲が、当時女子中学生漫画家として連載していた餅月あんこさん、作詞が桜玉吉さんでした。

 そして、「しあわせのかたち」の単行本の付録として、筋肉少女帯の内田雄一郎さん、本城聡章さん、橘高文彦さんが音を作って、餅月、桜、両氏がヴォーカルを執るという事で、音源化したのが、このCDというわけです。


 音は、チープな打ち込みに、間奏で橘高さんの、気合の入ったギターソロが入る、という、意味不明な感じで。そこが、私は好きですなんですけど(笑)。豪華な空手バカボンみたいな(笑)。

FOOD BRAIN「晩餐」

 日本のロック。

 フード・ブレイン「晩餐」(1970年)です。

 象の写真のコラージュ。

 怪しいんですよね、何か。


 音の方も重いインストです。

 メンバーは、陳信輝(ギター)、ルイズルイス加部(ベース)、柳田ヒロ(キーボード)、つのだ☆ひろ(ドラム)、の4人です。


 ベースが重くて、ウリ・トレプテか、ヒュー・ホッパーみたいなベース。

 オルガンもいいんですよ。オルガン+ギターのからみとか。チェンバロが鳴ってドキッとしたり。

 タージマハル旅行団の木村道弘さんが、バスクラリネットで、1曲参加してます。


 つのだ☆ひろさんは、当時、渡辺貞夫さんのバンドにいましたし、同時期のソフトマシーンと、比べられるくらいの作品だ、と思ってます。まぁ、ジャズ色は、薄いんですけどね(笑)

 (※ソフトマシーンは、1968年デビューのイギリスのバンドです。1981年解散。)

 あえて言うなら、トニー・ウィリアムスさんのライフタイムとか。