行雲流水的くっぞこ -229ページ目

窓から

 暑い。寝苦しい夜が続いています。ということで、涼しくなる話をひとつ。


 私の叔母から、もう、十数年前に聞いた話です。


 叔母が、夜中、目が覚めて、トイレに行きたくなったそうなんですね。

 叔母の部屋から、トイレへ行くには、居間を通っていくんですが、その日は、月が出ていたみたいで、居間の窓から差し込む月影が、居間の床に四角く映っていたそうです。

 用を済まして、居間へ戻ってきました。当然、居間の床には、四角い月影が差し込んでいますが、その月影に、胸から上の人影が、映っていたそうです。

 叔母は、エッ!と思って、窓を見ましたが、既に誰もいなくて。それで、窓に近づいて、外を見たそうですが、外にも誰もいなかったそうです。


 ここで、説明しておくと、叔母の家というのは、丘の中腹に建っています。そして、その窓というのは、狭い道路に面しているんですが、丘の関係で、窓から地面まで、3-4mあるんですね。、しかも、外壁は、コンクリートの壁なので、素手じゃ登れないんですよ。はしごを架けないと、その窓まで、上がって来れない位置にあるんですね。


 窓の外には、はしご等、台みたいな物もなくて。道路にも人影がなくて。月が出ていたので、それがよく分かったらしいんですけど。

 叔母が、人影を見て、窓から外を見る間、数秒です。その間に、はしごを降りて、それをどこかに隠して、自分も隠れるなんて出来ないしね、隠れる場所もないし、変な物音も聞こえなかったし、あの人影は、なんだったんだろう?と叔母は言ってましたけど。

 

 叔母は、たまに見る人です。

EBERHARD WEBER「THE COLOURS OF CHLOE」

 好きなジャケット、EBERHARD WEBER「THE COLOURS OF CHLOE」(1974年)です。

  エバーハルド・ヴェーバーさんは、ドイツのジャズ・ベーシストで、このアルバムは、ドイツのレーベル”ECM”から出ています。


 このジャケットは、彼の奥さんのMAJA WEBERさんが描いたものです。彼のアルバムは、ほとんど彼女が描いています。薔薇の茂みの前で、家族全員そろって記念写真を撮っている、という絵。まぁ、それだけなんですけど、好きなんですよ。

 実は、このアルバムを買ったとき、本当は、彼の別のアルバムを買うつもりだったんですが、横の棚にあった、このジャケットに惹かれて、このアルバムを買ってしまいました。


 音の方は、いわゆる、”ジャズ”ぽくなくて、ジャズ・ロックといっていいですね。モコモコうねってます。イマジネイティヴで、グルーヴィーで。ECMですから、どこまでも、静かで、広がっていく感じ。鍵盤のライナー・ブリューニングハウスさんが良くて。

 ヴェーバーさんが、最近アルバムを出したのは、2000年でしたけど、これも良かったですね。

ZABADAK「IKON」

 好きなCD、ZABADAK「IKON」(2000年)です。


 ザバダックは、1985年結成のバンドで、当初、3人いたメンバーも次々抜けていって、1994年からは、吉良知彦さんのソロユニットとなっています。

 元々、男女ツインヴォーカルのバンドだったのですが、一人になってからも、ゲストとして、女性ヴォーカルを迎えて作っていたりするので、どうなんだろ?という感じなんですけど(笑)。


 このCDは、一人になってからの盤です。一人になってからの盤は、地味めなものが多かったんですが、このCDは、聴いて驚きました。

 鈴木光司さんの小説「楽園」にインスパイアされた音楽だそうです。


 このCDで、個人的に好きな曲は、3部構成になっている、13分強の「遠い旅の記憶」です。

 8-9-8-12と、木琴の刻むリズムの上を、メロトロン風なシンセ、エレキギターが、泣きのメロディを奏でていく、冒頭の2分くらいまでの音で、もう琴線を掻き鳴らされっぱなしです。

 あとは、もうため息をつくだけですね。


 こんな曲を書いたりするから、ZABADAKも目が離せないですね。とは言っても、全部持ってないですけどね(笑)。


 ここ で(部分的に)試聴できます。ただ、「遠い旅の記憶」は、冒頭の部分じゃなくて、ヴォーカル部分が試聴パートになっています。

横関敦「DINOSAUR」

 好きなCDです。

 横関敦「DINOSAUR」(1989年)です。

 彼には、”ジェットフィンガー ”っていう愛称があります。愛称から分かるように、ギターの速弾きが有名な人です。

 ”ブロンクス”という、彼のバンドをやってる間も、ソロアルバムを何枚か出していますけど、1987年に解散したあと、筋肉少女帯に(ゲスト扱いで)加入して、2nd「シスター・ストロベリィ」(1989年)でギターを弾いています。ゲスト扱いとは言っても、ライブにも普通に出ていて(「80年代の筋肉少女帯」参照)、 キーボーディストの三柴”エディ”江戸蔵さんと意気投合して、2人して、筋肉少女帯を抜けてしまいます。その後、二人で作ったのがこのアルバムです。


 このアルバムは、インスト3部作の1作目で、「SEA OF JOY」(1990年)、「EMPTINESS」(1994年)と続く、コンセプトアルバムの幕開けです。

 恐竜の誕生から滅亡。その後の生物の盛衰。人類の誕生から、現在。現在を経て、未来へ。宇宙へ飛び出した人類。という地球上の生物の営みを、3枚のアルバム表したものです。サブタイトルが、”9億年後の記憶”ですから。


 音の方は、とにかく、ジェットフィンガーさんとエディさんのからみがすごいんですね。

 メタルというより、アル・ディメオラみたいな、フュージョンな匂いも。ドラムがそうる透さんで、こっちも叩きまくりで(笑)。

このアルバムでは、恐竜の誕生から絶滅までを描いています。


 アルバム収録曲

 ”ACTIVE VOLCANO”のPV(youtube)


 当時、エディ&ジェットフィンガーの組み合わせで色々やってて、そっちも面白いですね。

 例えば、大西結花さんの「レジスタンス」(1989年)では、

”エディ”&”ジェットフィンガー”+ヴォーカル以外の”リンドバーグ”+諸田コウ+塩野啓一(ザ蟹:エディとのユニット)という濃いメンバーでバックをやってます。

新連載 帰ってきた ファミ通のアレ(仮題)

 以前書きましたが、(ここ )ファミコン雑誌「ファミコン通信」が創刊20周年だそうです。ファミコン通信では、過去を振り返る企画をやっています。今週号は、あの竹熊健太郎・羽生生純さんの漫画、「ファミ通のアレ(仮題)」も1回だけ、復活しています。


 ↑のタイトルは、その復活した”アレ”のタイトル。

 いやぁー、面白い。というより、初めの2ページの展開って、(前の)連載第1回と、全く同じ(爆笑)。第一回を知らないと、笑えないんじゃないか、と(爆笑)。

 純子が描いた”桃太郎・イン・ガンジス”の漫画が、”浦島太郎・イン・ガンジス”に変わってるだけ。

 純子さんは、”和田画伯”の絵を模写して、タイムリーなボケをやってるし。

 

 いや、ホント。「ファミコン通信」を買うのは、13年ぶり。そのとき買ったファミコン通信に、「ファミ通のアレ(仮題)」が連載してましたしね。