行雲流水的くっぞこ -181ページ目

♪艶出しB賞!

 地元ラジオ局の、栗田善成さんの番組の川柳コーナーで、艶出しB賞を頂きました!

 ありがとうございます。「器用」というお題は、私には難しくて、あまり良いのが思い浮かばなかったので、どうかなぁ~と思ってたんですね。驚きました!

 …良かった~(笑)

ふっかつのじゅもんがちがいます

 時事ネタって、好きじゃないんだけど、思わずツッコんでしまったので(心の中で 笑)。今日のスポニチの一面から。

 ”ふっかつのじゅもん”って、いつのドラクエだよ!



 どういう記事かというと、福岡にあるサッカーチーム・アビスパ福岡のホームグラウンドである”博多の森球技場”の命名権が売買されたんですね。それで、福岡にあるテレビゲーム開発会社「LEVEL5」が、その命名権を買い取った、というもの。

 この事自体は、福岡の人間には、うれしいことですよ。地場企業ですしね。


 その「LEVEL5」は、有名な会社で、最近では、DSの「レイトン教授」シリーズを発売してヒットしています。過去に、プレステ2で出た「ドラゴンクエスト8」(2004年)の開発も担当していたので、こういう見出しになったんだと思うんですけど…。

 

 ”ふっかつのじゅもん”というのは、今は、テレビゲームをやめるとき、普通に遊んだ内容をセーブできますけど、昔は、パスワードが出ていました。また遊ぶ時は、そのパスワードを入れれば、同じところから遊べるんですね。ドラクエでは、そのパスワードの事を”復活の呪文”と呼んでいました。ただ、ドラクエに、”ふっかつのじゅもん”が出てたのは、「ドラクエ2」(1987年)までで、「ドラクエ3」(1988年)以降は、セーブできるようになっているんですよ。

 だから、今の子供は、”ふっかつのじゅもん”と言われても、知らないでしょうし、このスポーツ新聞の見出しを見ても、意味が分からないでしょうね(笑)。

LANCE OF THRILL「THRILL SHOW」

 1990年代の日本のハードロックなんですけどね。

 LANCE OF THRILL「THRILL SHOW」(1994年)です。


 ランス・オブ・スリルは、1992年結成。リーダーがZIGGYの戸城憲夫さん。他のメンバーは、BOWWOWの新美俊宏さん、BRONX・筋肉少女帯の横関敦さん、そして、ヴォーカルに土橋宗一郎さん、というある意味スーパーバンドですね。

 アルバム2枚、ライヴビデオ1本出して、1996年に解散。ヴォーカル以外のメンバーは、その後、”THE SLUT BANKS”を結成します。


 大半の楽曲で、戸城さんが作曲されてるんですけど、ジギーのポップな音楽性と違って、”ランス・オブ・スリル”では、ヘヴィーなハードロック~メタルです。時代柄、ちょっとオルタナ系が入ってる骨太な音なんですけど、やっぱり端々でテクニカルな音も出てきます。

 バラードもいいんですよ。壮大な感じの曲で。ホントにカッコいい!

 そして、ヴォーカルの土橋さんのヒステリックでハスキーな中性的ハイトーン・ヴォーカルがすごいです。特徴的な声に、好き嫌い分かれるかもしれませんね。初めて聴いた時、びっくりしましたよ~(笑)。地元ラジオの音楽番組でしたけどね。


 試聴を探したんですけど無かったので、YOUTUBEから、アルバム1曲目、


 LANCE OF THRILL”THE LAST LIE”のPV


 この盤にはゲストとして、元筋肉少女帯の三柴”江戸蔵”理さんが、ピアノ・シンセで参加されているので、いわゆる、筋肉少女帯「SISTER STRAWBERRY」みたいな、エディー×ジェットフィンガーという側面もあるんですよ。この頃、三柴さんと横関さんは、よく共演されてました。

多島斗志之「マールスドルフ城1945」

 以前、多島斗志之さんの「海上タクシー〈ガル3号〉備忘録」を紹介しましたが、多島さんの作品を初めて読んだのが、この本でした。

 多島斗志之「マールスドルフ城1945」(1993年)です。(「神話獣」を文庫化の際に改題したもの)


 多島さんは、1948年大阪生まれ。1982年デビュー。


 崩壊寸前のナチスのドイツ第三帝国が舞台のお話です。

 1945年4月ベルリン。主人公は、2人います。

 まず一人目の主人公は、16歳の少年・小林昇。父が貿易商のため、家族そろって10年前(1935年)にドイツへ移住しました。4月12日、父の忘れ物を届けに仕事場へ向かう途中で、父の射殺死体を発見します。

 もう一人の主人公は、ナチス親衛隊(SS)大尉・シュミット、28歳。前線にいた彼は、突然ヒトラーに、総統官邸へ呼び出され、「神話獣」という暗号名を付けられた指令を命じられます。その指令とは、”赤い顔をした敵を探し出して殺せ”という、ヒトラーの幻視をもとにした、奇妙なもの。しかも、その”赤い顔の敵”を探す方法は無く、”シュミット自身の直感に頼れ”とのこと。シュミットは、そのヒトラーの命令を疑いつつも、遂行していきます。

 この2人が、ナチス崩壊直前~直後のベルリンで、絡まっていきます。(ちなみに、ヒトラー自殺は、1945年4月30日、ドイツの終戦日は5月8日)


 あらかじめ言っておきますが、この本は、”ノンフィクション”じゃなく、”小説”ですよ(笑)。

 ヒトラーは、この本の中では端役なんですが、ものすごい存在感です。ナチスとオカルトの関係とか、雑誌「ムー」で出てきそうな話題で(笑)、個人的に非常に面白い話なんですけどね(笑)。

 第二次大戦終戦直前のドイツですから、連合国とドイツ軍の地上戦はあるんですけど、戦闘シーンは意図的に外してあるんじゃないか、と思えるほど、ほとんど出てこないです。崩壊寸前のナチスの総統官邸の様子、ナチス崩壊後の、ソ連軍が占領した後のドイツ・ベルリンの様子とか、地下水道を通って、ベルリン内を移動する場面とか非常に興味深いです。

 そういう細かい描写がすごいというか、そこから現実感が生まれてくるんですよね。虚構織り交ぜたストーリーですが、現実感があるんですよね。特に、昇とシュミットが関わりあってくる後半部分。緊迫感ありますよ。

UNBELTIPO「JOUJOUSHKA」


 UNBELTIPO「JOUJOUSHKA」(2004年)です。


 ウンベルティポは、今堀恒夫さんのソロユニットです。

 今堀恒夫さんは、1962年生まれ。”TIPOGRAPHICA”解散後、今堀さんが始めたソロが”ウンベルティポ”です。


 この盤は、何枚目になるのかな? 私は持ってないんですけど、この前に「UNBELTIPO」(1999年)が出てるので、2nd(?)でしょうか?

 この盤には、今堀さんの完全なソロ4曲と、3ピース(今堀さん・ナスノミツルさん(ベース)・佐野康夫さん(ドラム))のバンド・サウンドで4曲、計8曲が収められています。ティポグラフィカというか、ザッパザッパしてて、ニンマリしますよ(笑)。

 ティポグラフィカは、非常に日本的な音を出していましたけど、この「UNBELTIPO」では、そこから幾分日本の要素を抜いた感じ。


 今堀さんのソロ4曲は、管を抜いた、打ち込み版ティポグラフィカですね。ティポというか…。フランク・ザッパさん(笑)で、打ち込みと言えば、「JAZZ FROM HELL」(1986年)ですけど、これっぽい部分も。日本ぽさを幾分抜いたティポ+ジャズフロムヘル+今堀さんのザッパギターという感じですね。打ち込みは、ドラムンベース風なリズムになってますけどね。

 バンド・サウンド4曲は、その打ち込み版ティポの音を生楽器でやったら、といった音です。ティポグラフィカの音を3ピースで、シンプルにコンパクトにした感じです。艶っぽい(笑)。


 これが、両方ともカッコイイんですよ。相変わらず、リズミカルでノリがいい音ですしね~。

 去年(2007年)に出た、ウンベルティポの新譜には、この打ち込みソロは収められていませんでしたけど、これはこれで聴いてみたいですね。別名義にしてもいいから(笑)。それなら、今堀さんがやってらっしゃる映画やアニメのサントラを聴け、とツッコマれるかもしれませんけどね(笑)。