木漏れ日の海 -14ページ目

木漏れ日の海

フィギュアスケートの羽生選手を応援しています。
プログラムの感想を中心に語ります。

いよいよ明日、「RE_PRAY」最後の地、横浜での公演が幕を開ける。

 

埼玉、佐賀とアリーナツアーをしてきて、最終が横浜。

 

今までに放送された、たまアリ初日・2日目、そして佐賀2日目をそれぞれ10回以上はリピートした。

 

同じプログラムでも日によって違う。

 

どのプログラムも本当に素晴らしいけれど、特に好きなのは、

 

たまアリ初日の「いつか終わる夢;RE」

 

たまアリ初日の「天と地のレクイエム」

 

たまアリ初日の「あの夏へ」

 

佐賀2日目の「鶏と蛇と豚」

 

佐賀2日目の6分間練習と「破滅への使者」

 

佐賀2日目の「春よ、来い」。

 

横浜では、どんな滑りが見られるのだろう。

横浜は、初日のみ現地に行く予定。

 

明日への個人的な意気込みが、いくつかある。

 

生で見た、たまアリ初日はめくるめく体験だった。

憧れていたプログラムを次々と、初めて生で見ることができた。

 

それゆえに、あれよあれよという間に過ぎ去ってしまって、受け止めきれなくて、もったいないことをしたと思うことが多々ある。

 

その筆頭が、「Hope&Legacy」。

たまアリ2日目は「阿修羅ちゃん」だったし、佐賀1日目は放送されていない。

なので、明日はじっくりと見たい。

 

6分間練習と「破滅への使者」は、佐賀2日目がとても美しかった。

羽生君がプログラムに込めた世界観が迫ってくるような感じで。

 

現地ではドキドキして「美しい」と思う余裕はないだろうけど、しっかりと応援の気を送りたい。

 

そして後半。

「いつか終わる夢;RE」「天と地のレクイエム」「あの夏へ」と来る流れには、圧倒されるのみ。

たまアリ初日、2日目でもそうだった。

 

そして、たまアリのときは「あの夏へ」に圧倒されすぎて、「春よ、来い」をボーッと見てしまった。

そのことを少し後悔している。

 

映像で見ると、「春よ、来い」も、とても心がこもった滑りで素晴らしい。

「RE_PRAY」で最後にたどり着くプログラムでもある。

明日は、「春よ、来い」に込められた心をしっかりと受け止めたい。

 

そして、最後の密かな願いは、「春よ、来い」が終わってすぐのステージでの祈り。

羽生君のナレーションとともに祈りがささげられる。

その瞬間に一緒に祈りをささげたい。

 

羽生君のプログラムは、全てが一期一会。

その1つ1つに感謝して、横浜の幕開けを待つ。

写真集「y」を見ていると、「あの夏へ」の衣装の美しさが胸に迫る。

 

「GIFT」での初見の時から、独創的で美しい衣装だと思っていたけど、「y」の表紙を見ていると、本当に素晴らしい衣装だと改めて思う。

 

たまアリで「RE_PRAY」を見た時、特に圧倒されたプログラムは「あの夏へ」だった。

 

今までの羽生君のプログラムとはまた違う、圧倒的な世界観。

その一端を担っているのが、あの衣装だと思う。

 

例えば、「あの夏へ」の衣装が全く違うものだったらどうだろうと考えてみる。

そうすると、そんなこと考えられない、考えたくないというくらい、あのプログラムにはあの衣装しかないと思われる。

 

衣装を制作した伊藤さんの感性は素晴らしいし、伊藤さんに依頼してイメージを伝えたであろう羽生君のプロデュースもさすがだ。

 

音楽、振付、衣装、演出。

そこに羽生君の魂を込めたスケートが融合して、1つのプログラム世界が立ち上がる。

 

そういった1つ1つの要素の大切さを誰よりも知っているのが羽生君なのだろう。

写真集「y」を買った。

 

実は、今まで羽生君の写真集を買ったことがなくて・・。

(雑誌も数えるほどしか買ったことがない)

 

でも今回の「y」はネットで見た表紙のあまりの美しさに、早めのタイミングでポチっていた。

そしてやっと、じっくりと見ることができた。

 

まず、期待をまったく裏切らない、素晴らしい写真と構成。

 

1ページめくるたびに、息をのむ。

 

そして写真集全体から伝わってくるのは、スケートに取り組む羽生君の、真剣で真摯な姿。

 

スケートに対して、どれだけ心をこめて、真剣に向かい合っているのかが、ひしひしと伝わってきた。

 

この写真集では、本番での写真よりも舞台裏や練習のシーンが多いように思う。

 

それだけに、普段、私達が目にすることができない瞬間もたくさん切り取られている。

そして、その1つ1つが、本番で素晴らしいスケートを届けるための真剣な時間。

 

これだけの心がこめられているから、そのスケートが胸を打つ。

そんなことがスッと理解できるような、そんな写真集だった。

 

そして、小海途さんの目には、羽生君がこういうふうに見えているのだろうな、小海途さんが伝えたい羽生君の姿はこういう姿なのだろうなと思った。

 

私はコンテンツ作りの仕事をしているので、勝手ながら自分に引き寄せて想像してみる。

 

コンテンツを作る際、無数にあるシーンのなかからどこを切り取って形にするかというと、「素晴らしい」「美しい」「これを伝えると人の役にたつ」と思うところ。

 

もちろん、キャッチ―な場面や、欠かしてはいけない必須要素というのは存在するし、そういう要素も、もちろん入れる。

 

だけど、最後の決め手になるのは、「素晴らしい」「美しい」「これを伝えたら、見た人に喜んでもらえそう」という、制作者側の気持ちが入る部分だったりする。

 

そして、全編を通して軸になるのも、そういう思いだったりする。

 

小海途さんが撮る羽生君は、真剣で真摯で美しくて、張り詰めている。

その写真に込められているのは、小海途さんが感じる羽生君の「美」なのではないかと、想像する。

 

そして、私は小海途さんが撮る羽生君の写真が好きだ。

 

でもこうなると、他のカメラマンさんの写真集も買ってみたくなる。

 

なにしろ、羽生君というのは非常に多面的な魅力のある人なので、カメラマンさんが違えば、また違った魅力が見えてくるはずなので。

 

写真集という新たな魅力を知ってしまったかも・・。

四大陸選手権、千葉選手の動画を見た。

 

スケーティングもジャンプも、クセがなくて美しい。

 

とりわけ印象的だったのが、スパイラルとスピン。

 

フィギュアスケートを、昔は女子を中心に見ていた。

(長野オリンピックも女子は見ていたけど、男子は見た記憶がなかったり)

 

千葉選手の滑りを見ていると、昔好きだった女子選手を何人か思い出した。

 

まずはフリーレッグを高く上げた、美しいスパイラル。

千葉選手がFPで見せてくれた。

 

昔は確か、女子にはスパイラルシークエンスという要素があって、どの選手も実施していた。

サーシャ・コーエンさんや浅田真央さんのスパイラルシークエンスが美しかった。

 

いつからか、スパイラルシークエンスが要素からなくなって、残念に思っていた。

 

そして、千葉選手のスピン。

背中を深く反らせた状態から一気にビールマンポジションまでもっていく。

そして、ビールマンポジションになってからもさらに回転が加速するという、素晴らしいスピン。

 

男子と女子を比べた場合、ジャンプの豪快さは男子がまさるけど、柔軟性を生かしたスピンは、女子の見せ場。

 

千葉選手のスピンを見ていて、「パールスピン」を得意としていた、キャロライン・ジャンさんのスピンを思い出した。

 

そして、千葉選手の滑りには品がある。

 

私の中で、品のある滑りをする女子選手といえば、太田由希奈さんとミシェル・クワンさん。

 

太田由希奈さんは、ポジションと手の使い方が美しかった。

ミシェル・クワンさんのスケートには、独特の品格があった。

 

千葉選手のスケートを見ていると、往年の女子フィギュアの名選手たちを思い出した。

 

女子フィギュアの良さをギュッと詰め込んだような千葉選手の滑りは、素晴らしかった。

これらかもぜひ、長く活躍してほしい。

「RE_PRAY」を見ていると、舞踊の根源的なものに思いをはせる。

 

「舞踊」の言葉の意味を調べると、次のようになる。

 

音楽に合わせて身体をリズミカルに動かし、感情や意志を表現する芸能。

 

そして、舞踊の起源を調べてみたら、次のような記述を見つけた。

 

舞踊する人々の姿は、世界最古の芸術といわれる旧石器時代の西サハラの壁画などにすでに描かれている。舞踊は原始宗教の儀式から発生したといわれ、自然の猛威、死や飢餓などの災厄を乗り切るための祈願の儀式のなかから生まれた。神との一体的な恍惚を目ざすために旋回舞踊が、災厄の基である悪魔を祓(はら)うために大地を踏む舞踊が、天界の神に近づくために跳躍する舞踊が行われた。

 

古(いにしえ)から舞踊にこめられてきたのは、「祈り」であるという。

 

「あの夏へ」を見ていると、そういった舞踊の根源的な姿がうかんでくる。

 

そして、「RE_PRAY」そのものの大きなテーマの1つが「祈り」。

 

「RE_PRAY」では、現代の曲やゲーム、プロジェクションマッピングが使われていて現代的であるけど、それと同時に根源的なものをはらんでいる。

 

それもまた、引きつけられてやまない理由なのかもしれない。