あなたのココロの
パーソナルトレーナー。
今日は、いちおう昨日の続きです。
「わかった!」って、
良いことのように思われてますよね。
すっきりするし、
安心するし、
なんだか賢くなった気もする。
でも──
もしかしたらそれ、逆かもしれないのです。
実は、「わかった!」って思ったとき、
私たちの脳ではドーパミンが出ています。
いわば、
“理解したつもりになれた”
ことへのご褒美の快感ホルモン。
脳って
「不確かなもの」
「未解決の状態」が大の苦手で、
そのままにしておくと
ストレスを感じるように出来ています。
不確かなものって
危険かもしれないじゃないですか?
だから不安にして
理解させよう解決させようとする。
実はそれが、
人間という動物の
生き残りのための戦略なんです。
だから、
「わからないまま」にしておけない。
すぐに“処理”したくなる。
つまり──
「わかった!」って、
不安をなかったことにするための
ラベル・レッテルなんです。
・「あの人って〇〇な人でしょ」
・「これは過去のトラウマのせい」
・「私ってHSPだからこうなるの」
こうして自分なりの“答え”を貼ってしまうと、
もうそれ以上、深く見ようとはしなくなる。
関係も、可能性も、
その時点で止まってしまう。
怪しいスピや宗教や自己啓発の
ヤバいのもこのへんに理由がある。
「宇宙の仕組みわかった!」
「私は◯◯星人だったんだ!」
「神が答えを教えてくれた!」
「これが成功の法則!」
みたいなのって、
もしかすると
ただ現実の不安から逃げるための
レッテルなんかもしれませんよ。
ドーパミン出てるから
気づかないけどさ。
*
最近では、こうした
「わからないままにしておける力」のことを
**ネガティブ・ケイパビリティ**
なんて言います。
不安を、不安のまま。
曖昧さを、曖昧なまま。
未解決なものと、共にいられる心の余白。
仏教では「わかる」ことを
“諦める(あきらかに見る)”と言います。
自分のフィルターや思い込みを越えて、
ただ、今のこの現実を、
**そのまま観る**という姿勢。
そのためには、
「わかってない自分」「不安な自分」にも、
安心している必要がある。
安心って、
“全部がわかってるから得られるもの”
じゃないんです。
“わからないままでも大丈夫”
と感じられること。
その安心があってはじめて、
ほんとうの意味で誰かと出会い直せたり、
自分の内側にある新しい声に気づけたりする。
「わかった!」が
みんなNGなワケでは当然ないんだけど
「わかった!」と決めつけたそのときに、
いったん立ち止まって、こう問いかけてみて。
「……ほんとに、そうかな?」
そんな視点も持ってみると、
新しい世界が開けるかもよ。
そしてボクはというと──
「これが真理だ!」とひらめいた直後に、
スマホで何調べようとしたか忘れてました(笑
つまり、わかったつもりも忘れるくらいで、
ちょうどいいのかもしれんね(^ω^)
なんか小難しくなったが
そのまま送る。。
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