「わかった!」って本当によいこと? | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

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あなたのココロの
パーソナルトレーナー。

 

真理カウンセラーの
かとちゃんです。

 

今日は、いちおう昨日の続きです。

 

 



「わかった!」って、
良いことのように思われてますよね。

 

すっきりするし、
安心するし、
なんだか賢くなった気もする。

 

でも──
もしかしたらそれ、かもしれないのです。

 

 

 

実は、「わかった!」って思ったとき、
私たちの脳ではドーパミンが出ています。
いわば、
 “理解したつもりになれた”
ことへのご褒美の快感ホルモン。

脳って
「不確かなもの」
「未解決の状態」が大の苦手で、
そのままにしておくと
ストレスを感じるように出来ています。

不確かなものって
危険かもしれないじゃないですか?

だから不安にして
理解させよう解決させようとする。

実はそれが、
人間という動物の
生き残りのための戦略なんです。

 

だから、
「わからないまま」にしておけない。
すぐに“処理”したくなる。
 

 

つまり──
「わかった!」って、
不安をなかったことにするための
ラベル・レッテルなんです。

 

・「あの人って〇〇な人でしょ」
・「これは過去のトラウマのせい」
・「私ってHSPだからこうなるの」

 

こうして自分なりの“答え”を貼ってしまうと、
もうそれ以上、深く見ようとはしなくなる。

 

関係も、可能性も、
その時点で止まってしまう。

 


怪しいスピや宗教や自己啓発の
ヤバいのもこのへんに理由がある。

「宇宙の仕組みわかった!」
「私は◯◯星人だったんだ!」
「神が答えを教えてくれた!」
「これが成功の法則!」

みたいなのって、
もしかすると
ただ現実の不安から逃げるための
レッテルなんかもしれませんよ。

ドーパミン出てるから
気づかないけどさ。



 

 

最近では、こうした
「わからないままにしておける力」のことを
**ネガティブ・ケイパビリティ**
なんて言います。

不安を、不安のまま。
曖昧さを、曖昧なまま。
未解決なものと、共にいられる心の余白。

仏教では「わかる」ことを
“諦める(あきらかに見る)”と言います。

自分のフィルターや思い込みを越えて、
ただ、今のこの現実を、
**そのまま観る**という姿勢。

そのためには、
「わかってない自分」「不安な自分」にも、
安心している必要がある。
 

 

安心って、
“全部がわかってるから得られるもの”
じゃないんです。

“わからないままでも大丈夫”
と感じられること。

その安心があってはじめて、
ほんとうの意味で誰かと出会い直せたり、
自分の内側にある新しい声に気づけたりする。


「わかった!」が
みんなNGなワケでは当然ないんだけど

「わかった!」と決めつけたそのときに、
いったん立ち止まって、こう問いかけてみて。

 

「……ほんとに、そうかな?」


そんな視点も持ってみると、
新しい世界が開けるかもよ。

 

 

そしてボクはというと──
「これが真理だ!」とひらめいた直後に、
スマホで何調べようとしたか忘れてました(笑

つまり、わかったつもりも忘れるくらいで、
ちょうどいいのかもしれんね(^ω^)

 


なんか小難しくなったが
そのまま送る。。

 

 


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