ユング心理学のご紹介

〜その13 十字軍の亡霊にフィレモンの

知恵を語るゾ編3️⃣


カール・グスタフ・ユングはスイス出身の

超有名な心理学者ですが🇨🇭


ユング沼にハマってしまって、

昨年からブログにしてますけど


十字軍の亡霊に対してオバケ無意識下で聞いた

フィレモンの教えを講釈するコトが書かれて

いる七つの死者への語らい」の内容は


ユングさんの思想の根幹部分となるモノだと

思ったので、


ダラダラとブログにしてますけど

よろしければ読んでみてください🙏

画像はコチラからお借りしました👈



🟦三つ目の語り〜神について



ニつ目の語りでは、神様の上にいる

グノーシスのアプラクサスの神

ついて語ったんだけど(前回のブログ)


この時、キリスト教徒の亡霊がざわめいて


「神さまがいるのかと聞いてるのに

目に見えない背後の働きとか、

そもそも異国のアプラクサス神様だと?」


と、前回書いたブーバーのように憤慨する

亡霊たちに対して


そこで、またまたユングさんが落ち着いて

フィレモンの教えを語り始めるんだけど


🟦神様を知るコト



🟦亡霊たちがいうような神様というのは

クレアツール(被造物)的な神様


そーゆー太陽の神さまとかからは

最高の善を経験するけど☀️


そーゆー神様を知れば知るほど

全体性のあるプレロマから切り離されて

中心から遠くなる


地下の悪魔を作り出すよーなコトにもなり、

なんともバランスを取るのがムズカシイこと

になる



🟥また、これとは逆に、

クレアツール的な地下の悪魔からは

最低の悪を経験するけど


そーゆー悪魔を知るコトでも、

プレロマから離れていくよ👿と

ユングさんはセツメーするんだけど


🟦二化が生まれるワケ



🟦つまり、「神様を知る」とか

「神様を強調する」とかは、

🟦神と🟥悪魔を「区別する」コトになり


🟦神と🟥悪魔を区別してしまうと、

🟦神々しいクレアツールも生まれるけど✝️

🟥暗闇の悪魔のクレアツールも生まれる👿

のだ




🟦また、神の光を欲すると☀️

🟥悪魔の闇が生まれてくるとゆージレンマが

でてくるし💀




🟦太陽の神に助けてと救いを求めると⤴️

🟥悪魔の力による破壊が発生するし⤵️




🟦太陽の神は生を語るけど☀️

🟥悪魔は死を語るし💀




🟦太陽の神が光を作り出すと☀️

🟥悪魔の働きで闇が生まれるし💀




🟦聖者が真理の道を説くと☀️

🟥真逆の者が悪の道に引き込むし💀




🟦固有の神様の崇拝は☀️

🟥他の固有の神様の排除と🌙

 無益な死を生む💀



などなど、下の図のよーな


外側の左に向かって最低の悪と💀

外側の右に向かって最高の善が☀️現れて


二極化が生まれるのだ


🟦この二極化は、構造を複雑化させて、

いろんな要素を生み出して


一見、進化の方向に歩んでいるよーな気も

するけど


🟦実際のところ、

そーゆー動的な対立構造は、

余計な力を使ったり、資源のムダ使いに

しかならず、


🟦全体性のある自然のシステムや、

生命感を削いでしまい、

自然の一体感を壊してしまう元凶となるのだ


🟦どーしたら良いのか?



🟩なので


知ろうせず、区別しないコト

を、

ボヤッと☀️

ノベーと♨️

やんわりと🌱

丸っと🌀

やってみる



🟦そのよーにして



力の抜けた、区別をやめた

状態でいるなら


🟨内外のいろんなモノが、

 天地とか、

 陰陽とか、

 強弱とか、

 バランスよく、

 自然向きにそろいはじめて


🟨みんなで生きようとする方向である、

真ん中とか全体とかプレロマ

とかに向かいはじめて


🟨特別なコトをしてるわけじゃないけど

自然に、静的に、

愛と命が増えていくよーな

奇跡的な現象を目にするコトになる



🟦そーすると



やがて以下のよーな内的な気づきが起こる⚡️


🟩丸っと🌀やんわりと🌱する

 コトで

 🟨区別を畏れ

  区別が収束していくコトに

   気づく


🟩ノベーっと♨️ボヤッと☀️する

  コトで

 🟨知ろうとせず抵抗しない

 収束する知識と救いが

 生まれるコトに気づくのでした



🟦アプラクサスの神のカタチ



🟩そのよーにして見いだされる悟りのよーな

 アプラクサスの神が示す世界観とゆーのが

 独特で


 まるで

 ナゾナゾやトンチのよーな

 モノだと

 ユングさんは死者に対してセツメーする


🟩 二面性が相殺される面

 🟨異国的なアプラクサスの神は二面的で

  善悪の働きが相殺されてしまうモノ

  であり


 🟨太陽と夜の背後にある

  世界の全てであるモノ


 🟨光りながら、虚空に光を吸い込んで

  しまうモノ


 🟨偉大であるが卑小でもあるモノ


 🟨最初の両性具有であるモノ


🟩ボンヤリとしている面

 🟨アプラクサスはボンヤリとしているモノ

  であり

 🟨知ることができず問いも答えもないモノ


 🟨認知できないけど宇宙的な大きさのある

  モノで、把握が難しいモノ


🟩コトバ的な面

 🟨アプラクサスは、尊敬すべき呪わしい

  コトバを語り、生と同時に死を語るモノ


 🟨同一の言葉と行為の中で、真偽、全握、

  光闇を生み出すモノ


🟩元型的な面

 🟨アプラクサスは、深ーいところにある

  元型のカタチそのモノであり、


 🟨元型の始原児のよーな

 不確定ないのちであるが、

  最高の善や、最低の悪のよーな力強さは

  ないモノ


 🟨元型の太母のよーな

 善悪を包み込む母なるもの

 であるがボンヤリとしているモノ


 🟨怪物と狂気と美しい神とが共存するモノ


 🟨虚空と結合する充満するモノ 


 🟨最後のクレアツールであり、

  己自身を怖れるモノ 


 🟨プレロマの無に対して、 

  反抗的に存在するクレアツール 


 🟨母に対する息子の恐れと、

  息子に対する母の愛が一体化したモノ


 🟨土の歓喜と、天の無慈悲が一体化した

  モノ



🟦見いだすタメのヒント



なんとなくだけど、

ユングさんのいうナゾナゾのよーな

アプラクサスの神のカタチとユーのが


そーゆー全体性のあるカタチ

であるコトが見えてくるよーな気もするけど


アプラクサスを見いだすためには

以下のよーな

丸っとみるコトが必要だよ目

とユングさんは亡霊に言うんだけど

🟨クレアツール全体を見る目


🟨いのちの働きを見る目


🟨善悪の区別の働きを見る目


🟨人間の愛(エロス)と

 言葉(ロゴス)を

 いっしょに見る目


🟨外形(ペルソナ)と

 精神の影(シャドウ)を

 いっしょに見る目


🟨幻(無意識:内向)と

現実(アプラクサス:外向)

の全体を見る目


これらを

やんわりと🌱

ノベーっと♨️

ボヤッと☀️

丸っと🌀みることで


見つけることができるとゆーのだ目



🟦いろんな悟り



🟩チベット密教のサハスラーラにおける

 悟りも



🟩シャウベルガー博士の、爆縮エンジンや、

 創造するダンスの方向も


『オーストリアの発明家のヴィクトル・ シャウベルガーの「自然は脈動する」 のご紹介』オーストリアの発明家のヴィクトル・シャウベルガーさんの「自然は脈動する」 のご紹介 自然は脈動する: ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察Amazon(ア…リンクwww.google.com


🟩福岡正信さんの土と自然と共生する

 農業の方向も


『自然農法の福岡正信さんの「わら一本の革命」を読んで』30年近くも前に、自分が学生時代の折り、今は無き駅前の本屋で購入して、何回も読んでいる裏神主の座右の書とも言える本で、「わら一本の革命」の著者福岡正信さん…リンクwww.google.com


🟩ベイトソンのダブルバインドの先にある

 サイバネティックネットワークの方向も

『グレゴリー・ベイトソンさん の精神と自然 ラストその2(まじラスト)』グレゴリー・ベイトソンさん の精神と自然 ラストその2(まじラスト)精神の生態学Amazonお題を解いてください社会の壁や組織での軋轢なんかは決して良いもので…リンクameblo.jp


🟩ホワイト博士の調和的協働の方向も


『メリッサ読書会でプレゼンしたランスロット・ロウ・ホワイトさんについてのブログ その3』メリッサ読書会でプレゼンしたランスロット・ロウ・ホワイトさんのことが気になってブログにしてみたのでよければ読んでみてください  その3ホワイトさんが好きな渦巻…リンクameblo.jp


🟩道元さんの身心脱落の方向も


『道元さんの正法眼蔵のご紹介7(ラスト)』正法眼蔵のご紹介〜7ラスト 前回の公案の続きとか、正法眼蔵の現成公按のまじでラストになりますので よかったら読んでみてください🙏 画像はコチラからお借りし…リンクameblo.jp


🟩フラー博士のシナジェティクスの方向も

『バックミンスター・フラー博士のことが気になってブログにしてみた その2』メリッサ読書会でテキトーにプレゼンしたバックミンスター・フラー博士のことが気になってブログにしてみたのでよければ読んでみてください その29月のメリッサ読書会…リンクameblo.jp


🟩菩薩道を歩んだ修行僧の生き方などなど


『丸山神話学を秋田で実践できるか?民道和尚をめぐるフィールドワーク〜まじラスト』わ丸山神話学を秋田で実践できるか?からの名僧徳善民道和尚をめぐるフィールドワークについて〜まじラスト日本中で非常事態宣言がでるとか大変な世の中になってきたけど…リンクameblo.jp


🟩悟りを開いた人たちの見えていた

 方向には、すべて


この区別せずに、

なお立ち位置を調整して、

仲良くみんなで調整して

生きていく、

菩薩道のよーな方向があった

のだ


🟩この全体性へと向かう方向


あまりがんばらずに、

やんわりと、

ボヤッとして、

ノベーっとして

見出すコトが肝心なのだ目



🟥死者への七つの語らいの暗号



n a h t r i h e c c u n d 

e g a h i n n e v e r a h 

t u n i n z e h g e s s u 

r k l a c h z u n n u s .


死者への語らいの最後に出てくる上の暗号は


なかなか気になるシロモノで


全部で52文字でできていて


なお全部で15のパーツからできてる気が

ワタシにはするんだけど


🟥三つ目の語らいでピックアップすべき

五つ目のキーワード


5️⃣creatur(ドイツ語のキーワード)

 =被創造物(意味)

 =登場する全ての要素(丸っと)


とゆーよーな、

いかにも世界全体(クレアツール全て)

丸っと包み込むよーな


そーゆーベクトルを象徴するよーな

キーワードじゃないかな?とワタシは

おもったし

この五つ目のキーワードは、

上の図みたいに、キーワード全体を

ぐるっと囲むよーにして、

ユングさんが作ったよーな気がするので


暗号解読がうまくいってる気はするけど

(フィレモンが直観で与えた暗号だったら

さらに楽しい展開だけど)


この円環のカタチはウロボロス

象徴しているかも知れないな


🟦錬金術におけるウロボロス




画像はコチラからお借りしました👈

🟦錬金術に出でくる

ウロボロスとゆーヘビ


⬜︎自分の尻尾を食べてしまうよーな

 腹の減ったヘビ?なんだけど


⬜︎ウロボロスのモチーフは、古代エジプトや

 古代中国でも見られるよーな、

 それはそれは古い象徴的な幻獣だし


⬜︎ウロボロスは、ヘビが脱皮して成長したり

 長期の飢餓状態にも耐える強い生命力が

 あることなどや


⬜︎ウロボロスが自分の尾を食べるコトで、

 始まりも終わりも無い完全なものとして

 の象徴的な意味もあったりして


⬜︎死と再生や不老不死の象徴

 と、されたみたいだけど♾




ユングさんいわく


われとわが尾を食らい、交合し、

孕(はら)ませ、殺し、再生させる

ウロボロスは、


ギリシア神話のヘルメス神とアフロディテの

間に生まれた男と女の両性をもつ息子であり


男と女、太陽と月、精神と自然などの

対立する二つのものから成っていて


同時にまたこの対立物の合一の象徴でもあり


それは一方では死をもたらす毒をもつ

ヘビ神であり、


他方では万能薬となる救済者となる存在

である


として、錬金術的に

相反するものの統一を象徴

する元型であるのがウロボロス

だとして、


ユングさんが好んで用いた元型なんだけど


この陰陽合体したカタチは、

アプラクサスの神の持つ性質と

バッチリ合ってる気がするのだ



🟦古事記のタジマモリ🍊



ちなみに、古事記にも、不老不死の伝説が

書かれていて


食べれば不死になる、非時香菓

(ときじくのかぐのこのみ)

とゆーミカンの原種)のコト

なんだけれども🍊


多遅摩毛理(タジマモリ)が垂仁天皇の命で

苦難の末に、常世国に着いて、


そこにあった非時香菓を、縵8縵・矛8矛

(木の実を縄に通したものと、串に刺した

ものを、それぞれ八つ)を持って帰って

きたんだけど


しかしその間に天皇は崩御していたため、

縵4縵・矛4矛を分けて大后に献上し、


もう縵4縵・矛4矛を天皇の陵の入り口に

供え置いて泣き叫んで、


タジマモリも後を追うよーにして亡くなった

とゆーハナシなんだけど



この、

永遠の生命と関わるタチバナ

て何?とゆーのは昔から気になってるけど


⬜︎縵は、タチバナの実をつないだモノで、

なんか円環とも関係がありそーだし


⬜︎古事記では、イザナギのミコトがヨミの国

から戻って川でミソギハライをするときに


筑紫(つくし)の日向(ひむか)の橘(たちばな)
小門(おど)の阿波岐原(あはぎはら)で 
身心に付着したけがれを川の清流で清めた 

とされていて、キヨメハライの祝詞にも
でてくるんだけど

この、橘の小門の阿波岐原というのは 
タチハナの音(小門)という音霊のコトで

音霊によるミソギハライのコトだよという
のが古神道的な考え方であるし、

タチハナノ音はアオウエイの五大母音
コトだよともいうし

音霊のミソギハライで天照大神すらも
生れているし

天地のエネルギーが交流して、
誓約(うけい)するであり

その先にあるのがアプラクサスや
ウロボロスのよーな全体性のある道である
コトを神話にしたのが

タチバナの音霊のコトだったんじゃないかな
とゆー気がするし

縵はあおうえいの輪の音霊で、
矛はあおうえいの並びの音霊のコトかなー
とゆー気もするな⚡️




多遅摩毛理を祀るお寺としては、

奈良の橘寺があるけど


橘寺の境内には、なんと二面石という

アプラクサス的な石があって

画像はコチラからお借りしました👈


高さ約1m程度の飛鳥時代の石造物で、

左右に善相と悪相が彫られており、

人の心の二面性を表現しているという


二面石の二面性とかを見ると

なんかアプラクサス的な神の存在について

タジマモリは知っていたよーな気がするし、


永遠の生命の秘密は、

アプラクサスが握っている

とゆーコトを匂わしているよーな気が

ひどくするな♾


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


ところで、ブログが少々長くなったので


時間があれば、また続きを書きますので


よろしければ読んでみてください🙏


それでは、また!👋