ご覧いただきありがとうございます。
日本サロネーゼ協会マスター講師のKanakoです。
今日は少し前にも投稿したバターの豆知識の2番目
▽ひとつめは、なぜ牛乳は白いのにバターは黄色いのか?
https://ameblo.jp/kurikoindia/entry-12650296491.html?frm=theme
クッキーを作る時のよくあるご質問は、
バターを室温に戻してたらに溶けた(黄色い液体が分離した)
生地を混ぜている間にどんどんダレてきて柔らかすぎる。
めん棒に生地がくっついてきてしまう。
そのため、冷やせばもとに戻りますか?
ということ。
残念ですが、【戻りません】。
クッキーを作る際、
サックサクに仕上げるために、
バターの【ショートニング性】という性質を使います。
(軽い食感がお好きならクリーミング性も♡)
バターは均一な塊に見えても、
液状油と個体脂が混在していて、
その結晶の状態がバターの性質を左右します。
一度溶かしてしまうと、冷やしても、
もとの安定した結晶構造には戻らず、
ショートニング性が十分に発揮できません。
硬すぎたり、ペタペタしたり、油っぽい感じの生地になったりしてしまいます…
そのため、【バターを溶かさない!】は
当教室のクッキー生地レッスンでは
何度もお伝えする大切なポイントです。
是非クッキー作りをする際は気を付けてみてください♡
なお、夏場はクーラーで室内を冷やすのはもちろん、
ちょっとした対応で溶けるのを防いだり、
そもそもバーターを常温に戻さないで作る方法などを
クッキー生地レッスンではご紹介しています♡
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つるすべクッキー生地レッスンにご興味のある方はこちらをご覧ください。
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代々木アイリスラボ Kanako