新型コロナウイルスについて:その122(まとめ) | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

規制がかかっているうちに抗体検査と抗原検査をしたうえでPCR検査をして感染者と分けてくれればよかったのですが、依然危険極まりないです。

欧米の新型コロナウイルスが入ってくれば、海外と同等に最悪となりますが・・・。新型コロナの第2波、遺伝子変異で強毒化し致死率上がる恐れがあります。規制緩和が進みましたので、皆様くれぐれもご注意くださいませ。また、次に来る波に備えて対策を強化しましょう。

 

本題に入る前に・・・私たちにできることを・・・。

Queen + Adam Lambert - 'You Are The Champions' (New Lockdown version! Recorded on mobile phones!) 募金活動
※この配信で得られた収益は医療従事者に防護服などを提供している基金に寄付されます。
 
さだまさしさんの『風に立つライオン基金』。
風に立つライオン基金では、新型コロナウイルス感染症への対応として、全国の医療現場や福祉施設への支援を行っています。

困っていらっしゃる方は下記をご覧くださいませ。
こんなときは どんな支援が? | 特設サイト

主婦の科学オタクが是非見ていただきたいものは下記です。
NBC Pint 山中 伸弥 × 髙田 明 新型コロナの時代を生きるヒント(YouTube)
※iPS細胞でノーベール賞をとった教授と前ジャパネット・タカタ社長のものです。1時間弱の動画です。巡回等で忙しい方は上記より音声の視聴だけでもお願いいたします。
山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
※山中教授が危険を察して情報発信されています。
コロナ飛沫の飛び方は スパコン富岳の予測動画公開 理研(6/3)
補足:新型コロナウイルス対策を目的としたスーパーコンピュータ「富岳」の優先的な試行的利用について - 理化学研究所


巡回途中ではありますが、既にデータが消えていっているので取り急ぎ新型コロナウイルス関連のものを取り上げます。
 
次の波を踏まえながら、感染しない、感染させないよう、身を守るために、下記を熟読してご対処くださいませ。
新型コロナウイルス感染症まとめ


俄然、感染者が出続けておりますので、下記を熟読のことお過ごしいただけるようにお願いいたします。

エアコンで飛沫拡散に注意=ウイルス感染、専門家「換気を」(06/17)
熱中症対策「マスク 屋外では状況に応じ外して」新型コロナ(6/9)
コロナうつ、世界で拡大 自殺増加懸念、国連も警告(06/02)
※うつまでは行かなくとも、ストレスで持病が悪化することもございますので、ご注意くださいませ。(私も漏れません。主治医に指摘されました)
熱中症予防へ「マスク適宜外して休憩を」…救急医学会など提言(06/01)
夏のコロナ、エアコンと扇風機に注意 気流に乗り飛沫感染も(05/30)
“外出自粛で体力低下 暑さに不慣れも” 運動再開時は対策を(05/24)
予防医学に詳しい医師が助言!緊急事態宣言解除後に大切なのは「一にも二にも…」(05/25)
コロナ在宅ストレスでにきび その通院、不急? 必要?(05/28)

持病がある方、体の調子がすぐれない方へ・・・
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について

妊婦の方、お子様をお持ちの方へ・・・
乳幼児の予防接種・集団健診は期間内に 厚労省が呼びかけ(6/9)

2歳未満にマスクは不要、むしろ危険…日本小児科医会が警告(05/26)
幼い子どものマスク 感染リスク高める可能性も 新型コロナ(6/1)
新型コロナの休校明け 「子どものケアをしっかり」(5/28)
学校再開を前に不登校の支援団体がメッセージ(5/31)
参照:学校に行きにくい人たちへ 長期休み明けメッセージ - YouTube
 
医療従事者の皆様へ
WHO、新型コロナ治療ガイダンス更新へ 抗炎症薬が効果(06/17)

新型コロナ 診療の手引き改訂 血栓対応や治療薬など 厚労省(5/19)
コロナ重症者の受け入れ、診療報酬3倍に 厚労省方針(05/24)
医療従事者に最大20万円の慰労金支給へ 厚労省 新型コロナ(5/24)
新型コロナ 重症や中等症患者受け入れ 診療報酬さらに引き上げ(5/25)

教育関係の皆様へ
学校における新型コロナウイルス感染症 に関する衛生管理マニュアル ~「学校の新しい生活様式」~(PDF)
 
外食業界の皆様へ
飲食店など営業再開 各地で対策進む 新型コロナ(5/28)

オフィス・店舗をお持ちの方へ
上手な換気の方法~オフィス・店舗編~ | DAIKIN
店舗などで使用 「飛まつ防止シート」 消防が火災の注意喚起(5/28)
消毒用アルコールに「火災のリスク」…使用頻度の増加で消防庁が注意喚起(4/22)
 
テレワークを取り入れてる方へ
サイバー攻撃急増 テレワークに使う企業のサーバーねらいか(5/28)

車内でのご注意です。
宮崎)アルコール消毒液、車内放置で火災も JAF注意(4/27)

今後の防災にお役立てください。
災害ボランティア募集は「地域内に制限」 新型コロナ対策(6/1)
新型コロナ時代に求められる避難所の改革 発熱者の隔離難しく 子供の分離も多難(06/08)

もしもの時のために下記を熟読してくださいませ。
都道府県のあいだの移動 自粛解除 19日から接触確認アプリも(06/19)

安倍首相 改めて“感染防止徹底”呼びかけ
(06/18)

日本、ベトナムなど4か国との往来再開へ 首相表明(06/18)

感染の有無を30分で判定、「唾液」使った抗原検査実施へ(06/18)
コロナ抗原検査、唾液で可能に 週内にも保険適用(6/17)
4人以上の会食 感染多く 飛沫感染に注意(06/16)
下水からコロナウイルス検出成功(06/16)
新型コロナ抗体保有率、東京0・10%、大阪0・17% 厚労省調査(06/16)
世界のコロナ感染800万人超す 死者43万人、マラリア上回る(06/16)
新型コロナ、最初のワクチンは感染防がない可能性-重症化防止に重点(06/15)
新型コロナの注目すべき後遺症 気分障害、血栓、急性心不全(06/13)
輸入差し止め動物、サル・コウモリなど17%…感染症媒介の恐れ(06/14)
「コロナ死」定義、自治体に差…感染者でも別の死因判断で除外も(06/14)
新型コロナ 発症から10日間で退院 厚労省が基準見直し(06/13)
「死ぬしかない」新型コロナでの自殺予防相談が急増 2カ月で5倍(06/12)
大阪府、山中教授らとPCR検査連携へ 検査拡大めざす(06/10)
専門家会議議事概要への発言者名不記載 菅氏「弊害が現実にあったため」(06/10)
コロナの状況、世界的には「悪化中」 油断大敵と警鐘 WHO(06/09)
SBGの抗体検査 0・43%で陽性反応(06/09)
34人院内感染の原因は“偽陰性”か 収束後初めて取材に応じた副院長「PCR検査を過信しすぎてはいけない」(06/08)
“夜の街”関連の感染者増 国がガイドラインとりまとめへ 接待ともなう飲食店に(06/08)
31.9兆円の第2次補正案、政府が提出 支援策を拡充(06/08)
新型コロナPCR検査、6時間→20分に”時短” 鹿児島大学がナノテクで新手法(06/07)
夜の街の感染増「危機感持っている」 西村担当相(06/06)
救急受け入れ継続要請 3病院停止で医療逼迫 北九州市(06/04)
コロナ患者の血中タンパク質、重度予測の指標となる可能性=研究(06/03)
コロナ診療の手引きを改定 血栓に着目、重症化の指標も(05/19)
コロナ再陽性、17道府県で37人 原因不明 厚労省「陰性後も4週間観察を」(05/11)
《新型コロナ》病床・感染症専門医の不足が深刻、医療崩壊の危険性が高い都道府県は(05/06)
【チェックリスト】「緊急性の高い症状」は? 新型コロナウイルス、厚生労働省が公表(04/29)
患者と接触60分、手にウイルス付着か…北海道の看護師感染(05/03)
「発症2日前」「1メートル内」「15分以上」=濃厚接触者の定義変更―感染研(04/21)
新型コロナウイルス感染症対策 | 内閣官房
新型コロナ、中国での流行開始は昨年8月の可能性=ハーバード大(06/09)
新型コロナ、昨年12月にはイタリアに存在 下水調査で判明(06/19)
子どもの感染、大人と変わらず 新型コロナ、米中チーム(3/7)
新型コロナ、3種類に分類可能 東アジアや欧米など違い(4/10)
「欧州型」世界で猛威 半月で変異対策明暗 コロナウイルス遺伝情報分析→17種に(5/17)
新型コロナ、細胞側の防御乗っ取り感染=インターフェロン投与注意―国際チーム(04/25)
新型コロナ、無症状の感染者からも発症者並みのウイルスを検出(2/28)
別の人へ感染のリスク、発症2~3日前から 中国で推計(4/18)
新型コロナウイルスの感染力は「発症前が最も強力」だと判明、感染者の半分が発症前の人からウイルスをうつされている可能性(04/17)
新型コロナ、最も感染力が強いのは発症時か WHOが指摘(06/10)
慶応大学病院、新型コロナ以外の患者の約6%が陽性。病院側は「院外・市中で感染したもの」と言及(4/23)
スペイン、抗体陽性は国民の5% 6万人検査、集団免疫「なし」(05/14)
シンガポール、新規感染者の半数は無症状=当局者(06/08)
新型コロナ 感染後の抗体 数か月後に減少 中国研究グループ(6/19)
新型コロナの危険な合併症か、血栓の報告相次ぐ 脚切断患者も(4/29)
英国で多臓器に炎症を起こす子供の症例増加-新型コロナと関連か(04/28)
コロナ感染歴ある子どもに「川崎病」症状 欧米で相次ぐ(05/06)
男性ホルモンが関与か=新型コロナ感染、症状悪化―前立腺がん患者調査・イタリア05/07)
米、「川崎病」など子どもの炎症性疾患の報告指示へ コロナに関連(05/14)
「脳出血」「腎不全」「PTSD」...新型コロナに感染し、3週間意識不明だった有名外科医が「コロナ後遺症」の恐怖を語る(05/11)
回復者3割に後遺症の恐れと指摘 イタリア呼吸器学会、肺にリスク(05/27)
新型コロナ後遺症も怖い!治っても「1年前の記憶がなくなった」「味覚・嗅覚が戻らない」(06/04)
ウイルス検査や治療薬開発は | 特設サイト
コロナワクチン、年内数億本・来年20億本の実用化期待=WHO(06/19)
ステロイド剤、重症のコロナ患者治療に効果か 英大発表(06/17)
米、抗マラリア薬の許可撤回 コロナ治療効果認められず(06/16)
※ウイルス変異のためか、だんだん手段がなくなってきているようです。治療薬関係の他の記事は、過去記事をご覧くださいませ。
コロナ無対策だと85万人重篤、40万人死亡の恐れ…北大教授試算(4/15)
欧州、コロナ都市封鎖で300万人超の死亡回避も=英調査研究(06/08)
英調査研究、ロックダウンの効果評価 解除はリスク伴う(06/08)
米国の感染拡大傾向、措置講じなければ制御不能に=ファウチ所長(06/14)
北京、コロナ発症者72人増 市政府「非常時に入った」(06/15)
インド首都でコロナ感染者急増、ロックダウン解除早すぎと批判(06/16)
WHO「公共でマスク着用を」、コロナ感染防止で勧告(06/06)
WHO、早急な制限措置緩和に警鐘 感染第2波を懸念(05/07)
地域で異なるPCR検査態勢 医師からの投稿、感染状況見誤る懸念(05/05)
PCR検査で陰性、でも症状などで感染の診断例 名古屋(05/23)
【独占入手】患者に隠されるPCR検査「3条件」とは?現役医師が告白「コロナ野放し」の実態(04/13)
新型コロナ、人への感染は19年終盤から 英大学が遺伝子分析(05/07)
患者から4メートル離れた空気中に新型ウイルス、推奨対人距離の2倍(4/12)
ウイルスが靴底付着、拡散=微粒子は4メートル飛散も―中国武漢の臨時病院で調査(04/19)
「ウイルス拡散防止にマスク有効」 米中チームが米科学誌に発表(04/20)
重症化の遺伝的要因解析へ=新型コロナで慶応大など(05/22)
接近すると感染リスク2倍も 英医学誌、新型コロナで(06/02)
コロナパンデミックの原因は「動物の軽視」 霊長類学者グドール氏
ミンクからコロナ感染か、オランダの農場従業員(05/21)
生活の中で大切なこと | 特設サイト
企業は 職場では | 特設サイト
新型ウイルスの特徴は? | 特設サイト
専門家会議 提言のポイントと全文 |特設サイト
各都道府県の「休業要請」 | 特設サイト
新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)
新型コロナ、家庭内の感染どう防ぐ? 食事や掃除…
布マスクはどうやって洗ったらいいの?大事に使うための丁寧な洗い方とは
症状なくてもマスクを、「うつさない」ために 布マスクは1日1回洗おう

尚、新型肺炎についてのホットラインが厚生労働省が開いておりますので、該当する方は下記にご連絡くださいませ。
各都道府県の新型コロナウイルスに関するお知らせ・電話相談窓口
 
消毒用アルコールについての注意突起です。
消毒用アルコール ひと文字違いが命取り
消毒用・除菌用アルコールの代用品!用途別と注意事項

次亜塩素酸水についての注意突起です。
次亜塩素酸水は「現時点で有効性は確認されてない」NITEが公表【新型コロナ】(05/30)
※医療機器製造販売業の方に聞きました。「次亜塩素酸水は製造より1週間しか効力がない」そうで、「売られている一般的な次亜塩素酸水は『炭酸が抜けたソーダ水と同じようなもの』で効果がないそうです。
※医療機関・動物病院機関では次亜塩素酸水製造装置」があり、次亜塩素酸水を生成したものが使われているので効力があるそうです。
※生成した効力がある次亜塩素酸水の噴霧することやスプレーボトルなどで手や指、皮膚に使用することは体に危険だそうです。
※ペットがいる方は、まず感染しない、感染させないことが望まれます。
次亜塩素酸水のミスト噴霧は危険だ - 薬理学などなどなど。
大量に商品が出回る「次亜塩素酸水」の危険 科学者「一番怖いのは...」(06/14)
市中の次亜塩素酸系製品はなぜ批判される? 化学者が腰を抜かし、経産省も手のひらを返した現状とは(06/15)
 
ペットを飼われている方への注意突起です。
”【拡散希望】ペットにアルコール含有ウェットティッシュはNG”
飼い主感染時は犬猫接触避けて=新型コロナで獣医師会(まとめ):追記随時更新(2020/04/09)
【最新情報】新型コロナウイルスQ&A~東京都獣医師会(5/28)
犬猫預ける際はまず洗って 感染者らに注意文 都獣医師会
※注:ウイルスを付着させないよう対策が必要です、消毒する際は、間違っても次亜塩素酸ナトリウムは駄目です。粘膜がただれ大変なことになります。消毒する際は動物病院などから入手した次亜塩素酸水での消毒が必要となります。
獣医師が飼い主に警告。消毒液の成分「エタノール」にはご用心
ペット「過度な接触控えて」 ネコに新型コロナ症状 厚労省
新型コロナウイルスに感染した人が飼っているペットを預かるために知っておきたいこと Ver.2
コロナ感染者のペットを無償でお預かりする「#StayAnicom」プロジェクトを始動!(4/11)
「ペットを預ける準備のポイント」をご紹介します。(2020.04.27現在)
 
≪最新情報のご確認を・・・≫
 
新型コロナウイルス―日本経済新聞
関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

※今年はインフルエンザ予防接種を受けられていない方も受けることをお勧めします。
 
より詳細な最新情報は下記でご確認くださいませ。
「新型肺炎」-NHK News Web
 
≪NHK特設サイト≫
特設サイト 新型ウイルス肺炎
都道府県別の感染者数や最新ニュース、あなたの不安に寄り添う情報をまとめた特設サイトです。
 
 
科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、新型コロナウイルス編。
 
≪これまでのデータ一覧≫
「新型コロナウイルスについて。(まとめ)1~90」/「新型コロナウイルスについて:その91(まとめ)~その100(まとめ)」/「新型型コロナウイルスについて:その101~その110」/「新型コロナウイルスについて:その111~その120」

 

新型コロナウイルスについて:その121」より。
  
流れを知るためにも、続報を時系列で以下に取り上げていきます。

  

4月3日。新型コロナウイルスの感染拡大が続くと今後、看護師の人手不足が懸念されるとして日本看護協会は、現在、離職中の看護師などに対し、復職を求めていく方針を示しました。
 

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離職中の看護師に復職求める方針 日本看護協会 
2020年4月3日 19時13分 NHK

 

©NHK

新型コロナウイルスの感染拡大が続くと今後、看護師の人手不足が懸念されるとして日本看護協会は、現在、離職中の看護師などに対し、復職を求めていく方針を示しました。


©NHK

これは、3日、日本看護協会の福井トシ子会長が記者会見を開いて公表しました。

それによりますと、新型コロナウイルスに感染して重症化した患者を集中治療室などで治療する場合、一般病床と比べて看護師などの人員が最大で4倍、必要になるということで、中には、必要な人員を確保するため外来や入院受け入れの数を絞るなどしている医療機関もあるということです。

このため協会は、今後、感染の拡大が続くとさらに多くの看護師が必要になるとみられるとして現在、離職している看護師などおよそ5万6000人に対して、復職を求めていく方針を示しました。

また、会見では福井会長が医療従事者に対する偏見があると指摘し、子どもが保育所で預かりを拒否されたケースや帰宅時にタクシーから乗車を拒否されたケースなどがあったことが紹介されました。

協会では、医療従事者は帰宅の際には改めて感染症対策を徹底しているとして、一般の人たちに理解を求めていくということです。

福井会長は「看護師などの医療従事者は、日夜最善を尽くして地域医療を支えています。医療機関で働く人たちに偏見を持たずにエールを送ってもらえればうれしいです」と話していました。
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4月3日。新型コロナウイルスの感染が急激に拡大する中、日本医師会は医療現場は危機的な状況だとして迅速な体制の強化を安倍総理大臣に要望しました。
 

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「医療現場は危機的状況」首相に体制強化を要望 日本医師会 
2020年4月3日 19時13分 NHK

 

©NHK

新型コロナウイルスの感染が急激に拡大する中、日本医師会は医療現場は危機的な状況だとして迅速な体制の強化を安倍総理大臣に要望しました。


日本医師会の横倉会長は3日午後、総理大臣官邸を訪れ、安倍総理大臣と会談しました。

この中で横倉会長は、医療現場は危機的な状況で、重症の患者を優先して治療する必要があるとして、地域によって、軽症や症状がみられない人には自宅などで療養する体制に移行することなど、迅速な対応を要望しました。

安倍総理大臣は「医療に携わる人には最前線で頑張ってもらっているので、しっかり支援したい」と述べました。

一方、会談では法律に基づいた「緊急事態宣言」をめぐるやり取りはなかったということです。

横倉会長は「患者が重篤化した場合に必要な人工呼吸器などの手配はしっかりやっていただきたいし、マスクをはじめとした医療器材の提供もお願いした。安倍総理大臣からは最前線で戦う医療をしっかり支援をするという話があった。政治に今、いちばん求めたいのはスピードのある対応だ」と述べました。
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4月3日。3日で感染者の数が1万人を超えた韓国では、新型コロナウイルスの検査を積極的に進めていて、それに伴い増加する感染者に対応するため、病床の確保も工夫しています。
 

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韓国 新型コロナ ホテルや研修施設などを軽症者の隔離施設に 
2020年4月3日 19時24分 NHK

 

©NHK

3日で感染者の数が1万人を超えた韓国では、新型コロナウイルスの検査を積極的に進めていて、それに伴い増加する感染者に対応するため、病床の確保も工夫しています。


そのために先月から導入されたのが「生活治療センター」です。生活治療センターはウイルスの感染が確認されたものの、症状が軽く入院する必要性は低い感染者を中心に隔離するための施設です。

センターの患者には体温計や医薬品の入った衛生キットや、下着、洗面道具、マスクなどが支給されるほか、食事も無料で提供されます。

また、毎日2回、体温を測るなどして常駐している医療スタッフが経過を見守り、必要に応じてエックス線の検査なども行われるということです。

センターはホテルや企業の研修施設、スポーツのトレーニング施設など既存の建物を活用する形で運用されています。現在は感染者が多い南部のテグ(大邱)や、首都ソウルなど17か所に設置され、合わせておよそ1200人が滞在しているということです。

また、今後、感染がさらに拡大した場合に備えて、センターとして対応が可能な施設の手配も進めていて、およそ1万2000人を追加で受け入れることができるということです。

韓国では当初、入院できずに待機している間に亡くなった人も出ており、症状が重い人を集中的に病院に搬送する一方で、そこまで深刻ではない感染者は生活治療センターなどで様子をみることで、治療を効率的に進めることがねらいです。

チョン・セギュン(丁世均)首相は「生活治療センターで症状の軽い患者たちに最小限の医療サービスを提供し、家に戻れるようにするなど、限られた資源を最大限活用しながら、韓国ならではの方法で危機を乗り越えてきた」と意義を強調しました。

韓国ではこれまでに44万3000人以上が検査を受けていて、現在、生活治療センターに滞在している人を含めて、3867人の感染者が隔離されているということです。
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4月3日。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府が水際対策をさらに強化し、世界の73の国と地域から帰国した人などについてウイルス検査の対象としたため、成田空港の検疫所は急きょ帰国者に航空機内で待機してもらい、順番に検体の採取などを行う対応を開始しました。
 

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新型コロナの検査対象拡大 空港では順番待ちで機内待機も 
2020年4月3日 19時27分 NHK

 

©NHK

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府が水際対策をさらに強化し、世界の73の国と地域から帰国した人などについてウイルス検査の対象としたため、成田空港の検疫所は急きょ帰国者に航空機内で待機してもらい、順番に検体の採取などを行う対応を開始しました。


政府は、3日午前0時以降、世界のすべての国と地域から入国する人に対して2週間、自宅などに待機するよう要請し、73の国と地域から帰国した人などについては、症状の有無にかかわらず全員をウイルス検査の対象としました。

成田空港検疫所は、これを受けて検査数が大幅に増えることが見込まれるとして急きょ、航空会社と協議し、帰国してきた人たちに機内で待機してもらう対応を3日から始めました。検疫官の誘導で順番に検疫所を訪れた人たちは説明を聞いたあとで検体の採取を受け、結果が出るまでの間は、近くの宿泊施設などで過ごすということです。

この対応について航空会社の関係者は「現在は運休や減便が相次ぎ、日本の航空会社の場合、機材に余裕がある状況なので、機内で待機してもらっても運航への影響は少ないと判断した」と話しています。

成田空港検疫所は「検査対象者が多いため待ってもらうことになり、ご迷惑をおかけしています。引き続き、列を作らないよう感染予防を徹底して対応していきたい」と話していました。


■空港での検疫 不安を訴える声も 


これまでに行われた空港の検疫では、検査や聞き取りなどに伴う待機が長時間に及ぶケースが出て、不安を訴える声が相次いでいました。このうち成田空港では、海外から到着した人たちが検査などを受けるため、長い列を作って待機を余儀なくされるケースがあり、ツイッターには、「ここが一番感染するんじゃないかと怖かった」などという書き込みがありました。

これを基にNHKが取材したところ、帰国した人から電話で直接話を聞くことができました。先月末にヨーロッパから帰国したという東京都の20代の女性は「滞在先の国の空港や航空機では人が少なく、間隔をあけて行動するようはっきりした指示もあったのであまり心配しませんでした。しかし、成田空港に到着すると、係員からの詳しい指示や説明がなかったため、なぜ待たされているか分からなかったうえ、後ろの人が距離をつめて結果的に密集することになっていました」と当時の様子を振り返りました。

女性は、ウイルス検査の結果が陰性で、現在は要請に応じて自宅での待機を続けているということで「陰性でほっとしましたが、空港の検疫で長時間待っている間に感染するおそれもあったのではないかと思います。自宅待機中、必要な買い物などのためには外出してもいいと聞いていますが、明文化して示されなかったので不安もあります」と話していました。

また、アメリカから帰国し、14日間の自宅待機の期間中だという大阪府の30代の男性は「現地での状況が悪化し、子どもが感染しては困ると急きょ、帰国しました。ただ、検疫では詳しいアナウンスがないまま3時間ほど待たされ、子連れでも配慮はありませんでした。必要な項目を書き上げたあとでも、まだ書いている途中の人の順番を待つような状態で、周囲の人たちもストレスがたまっているようでした」と話していました。


■厚労省「検査対象の試算はしていない」 


ウイルス検査の対象となる国と地域が大幅に拡大されたことに伴って、どれぐらいの人が検査対象になるのかについて厚生労働省は、「試算はしていない」としています。ただ、検査対象が増えることも想定されることから、すべての国際線が運休になっている国内各地の空港の検疫官を羽田空港や成田空港に集めるなど検疫態勢の強化を図っています。

また検査結果が出るまでには1日から2日ほどかかり、それを待つための空港内のスペースや宿泊施設の確保も課題になっています。厚生労働省は「実際にどれぐらいの人が入国・帰国してくるのかを見ながら対応を検討したい」としています。
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4月3日。新型コロナウイルスの感染がさらに拡大し、治療に必要な人工呼吸器が足りなくなった場合に誰に装着するかなどの考え方を示した提言を、医療倫理の専門家などの有志のグループがまとめました。いまは人工呼吸器が足りない状況にはなっていませんが、グループは、いざというときに備えて医療機関や自治体などで検討を進めておいてもらいたいとしています。
 

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人工呼吸器が足りなくなった場合の考え方 専門家などが提言 
2020年4月3日 19時28分 NHK

 

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新型コロナウイルスの感染がさらに拡大し、治療に必要な人工呼吸器が足りなくなった場合に誰に装着するかなどの考え方を示した提言を、医療倫理の専門家などの有志のグループがまとめました。いまは人工呼吸器が足りない状況にはなっていませんが、グループは、いざというときに備えて医療機関や自治体などで検討を進めておいてもらいたいとしています。


©NHK

提言は、東海大学医学部の竹下啓教授ら医療倫理を研究する医師や弁護士で作る有志のグループがまとめました。

提言では、感染がさらに拡大して重症の患者が急増した場合、人工呼吸器が不足し、どの患者に装着するかなどの判断を迫られ、「未曽有の倫理上の問題に直面することになる」としています。

そのうえで判断の基本原則を示し、医療上適切かどうかや患者本人の意思に基づいて行うこと、非常時には救命の可能性が極めて低い状態の患者への人工呼吸器の装着など効果が期待できない医療を控えざるをえないこと、医療やケアのチームで判断し、その内容を記録して患者や家族と共有することなどを挙げています。

そして、あらかじめ、医療機関で対応の方針を決めておくことや、救命できるかどうかの可能性を判断する際は、性別や社会的地位などに基づく差別をしないことを強調しています。

患者数が爆発的に拡大したイタリアでは、人工呼吸器が足りず、持病のなかった患者が亡くなるなど、命を救えない事態が起きていると報告されています。

竹下教授は「通常ではありえない状況で、医療者も家族も選択を迫られる事態がもしかしたら日本でも起きるかもしれない。そうなる前に、どう対応すべきなのか医療機関や行政が検討を進めておくとともに、患者の立場でどう選択するのか真剣に考えてもらいたい」と話しています。
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4月3日。新型コロナウイルスの感染拡大で、患者が入院する病床の確保が課題になっています。患者のさらなる増加に備え、日本財団は、今月下旬以降、軽症の患者など、およそ1200人を受け入れる臨時の施設を整備し、7月以降には、1万人を受け入れられるようにしたいと発表しました。
 

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軽症患者など1200人受け入れ 臨時の施設整備へ 日本財団
2020年4月3日 19時32分 NHK

 

©NHK

新型コロナウイルスの感染拡大で、患者が入院する病床の確保が課題になっています。患者のさらなる増加に備え、日本財団は、今月下旬以降、軽症の患者など、およそ1200人を受け入れる臨時の施設を整備し、7月以降には、1万人を受け入れられるようにしたいと発表しました。


これは、日本財団の笹川陽平会長が記者会見を開いて明らかにしました。

それによりますと、日本財団は、グループが所有する東京・品川区の「船の科学館」の敷地内で、東京パラリンピックを目指す選手が練習の拠点としている「パラアリーナ」と呼ばれる体育館や、駐車場など合わせて1万4000平方メートル余りを提供し、医師に入院の必要がないと診断された患者など、およそ1200人が過ごせる施設を整備するとしています。

このうち、駐車場などには、冷暖房を備えた大型のテント9棟を設置し、医師や看護師らが宿泊できる施設も設けるとしています。

医師や看護師の確保など、具体的な運営方法については今後、東京都や厚生労働省などと協議して決め、今月中に患者の受け入れを始められるようにしたいとしています。

さらに、7月以降には、茨城県つくば市の研究所跡地に、およそ9000人を受け入れる施設も整備し、合わせて1万人を受け入れられるようにするとしており、笹川会長は「感染が拡大せず、施設が使われない状況になることが願いだが、スピード感を持って備えることが重要だ」と話しています。


■「パラアリーナ」とは 


新型コロナウイルスの患者の病床を確保するために提供される「船の科学館」の体育館は、「パラアリーナ」と呼ばれ、東京パラリンピックを目指す多くの選手が練習の拠点としている施設です。

パラスポーツ専用の体育館「パラアリーナ」は、練習場所の確保に悩んでいたパラリンピックの競技団体の要望に応え、おととし、日本財団がオープンした施設で、東京パラリンピックを目指す選手たちが利用していました。

中でも、車いすの競技は、転倒すると床に傷がつくとして、一般の体育館の利用を断られることがあるため、車いすラグビーや車いすバスケットボールなどの選手たちは、頻繁に、この施設を利用していました。

シャワーやロッカーなども車いすの選手や、手や足に障害のある選手が利用しやすいバリアフリーの設計になっているほか、筋力トレーニング用の機材なども充実しているため、多くの競技団体の練習の拠点となっていました。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く間は、病床として提供されるため、競技団体が、いつから利用を再開できるかは不透明で、この施設を拠点としていた多くの選手は、代わりの練習場所の確保を迫られることになりました。


■運営する組織の会長「大変心苦しいが人類の危機」 


パラスポーツ専用の体育館「パラアリーナ」を運営する「日本財団パラリンピックサポートセンター」の山脇康会長は、「アスリートの皆様には、パラアリーナを一時的に閉館するという今回の決定により、日常の練習に多大なご迷惑をおかけすることになり、大変心苦しく思っています」とコメントしています。

そのうえで「世界各地で起こっていることは、スポーツの域をはるかに超えた人類の危機であり、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止し、人々の命を守ることに、あらゆる手をつくすことが最優先だと思います。皆様とともに、この困難な時期を乗り越え、健康で安心安全な社会を取り戻すことに全力で取り組みます」としています。
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4月3日。東京都の小池知事はインターネットで配信した都民向けのメッセージで都内の医療体制について、「新型コロナウイルスに対応できる病床は現在750床確保している。その数を毎日増やしていて、月曜までには900床を確保する」と述べました。
 

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小池都知事「病床 月曜までに900床確保」新型コロナウイルス 
2020年4月3日 19時33分 NHK

 

©NHK

東京都の小池知事はインターネットで配信した都民向けのメッセージで都内の医療体制について、「新型コロナウイルスに対応できる病床は現在750床確保している。その数を毎日増やしていて、月曜までには900床を確保する」と述べました。
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4月3日。新型コロナウイルスの世界全体の感染者の数が100万人を超えました。また、死亡した人も5万人を超えるなど、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いていて、各国の経済や政治日程に深刻な影響が出ています。
 

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世界の感染者100万人超える 死者5万人超 新型コロナウイルス 
2020年4月3日 19時34分 NHK

 

©NHK

新型コロナウイルスの世界全体の感染者の数が100万人を超えました。また、死亡した人も5万人を超えるなど、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いていて、各国の経済や政治日程に深刻な影響が出ています。


アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの世界全体の感染者の数が100万人を超えました。また死亡した人も世界全体で5万人を超え、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いています。

経済への影響は深刻で、感染の拡大が続いているアメリカでは、議会が今月から6月までのGDP=国内総生産の成長率が年率換算でマイナス28%以上となり、四半期ベースの統計を取り始めた1947年以来、過去最悪になるという見通しを示しました。

またアジア開発銀行は日本など一部の先進国を除いたアジア太平洋地域の最新の経済見通しについて、ことしの経済成長率は大きく減速し、去年より3ポイント低い、プラス2.2%にとどまるという予測をまとめました。

ことし秋のアメリカ大統領選挙にも大きな影を落としています。野党・民主党は大統領選挙に向けた候補者を正式に決める全国党大会を当初、7月13日に予定していましたが、これを8月17日の週に延期すると発表しました。

アメリカでは感染予防のために、さまざまな取り組みが進められています。その一つがマスクをめぐるもので、これまではせきや発熱などの症状がある人にのみ勧められてきたマスクの着用について、ニューヨークの市長は2日、症状がなくても、外出時にはマスクを着けるよう市民に求めました。

背景には新型コロナウイルスの急速な感染拡大の原因の一つに、症状がない人からの感染が指摘されていることがありますが、医療従事者に必要な医療用のマスクが、入手しにくくなるという懸念もあがっています。


■ニューヨーク イベント会場などを臨時の病院に 


アメリカで最も感染者の多いニューヨーク州は、急増する患者に対応するため、医療機関の受け入れ能力の拡大といった対策を急いでいます。

ニューヨークでは現在、全体の病床数が5万3000床ですが、クオモ知事は今後、外出の制限が厳格に守られた場合でも、新型コロナウイルスの患者用のベッドの数が7万床、守られなかった場合では、11万床が必要になるという見通しを明らかにしています。

このためクオモ知事はすべての病院に対し、病床数を最低でも50%増やすよう求めていて、それでも足りない分を確保するため、ニューヨーク市のマンハッタンにあるイベント会場、「ジャビッツ・センター」を臨時の病院として改装し、2500人分の病床を整備したほか、ブルックリンにあるクルーズ船のターミナルに750人の病床を備えた施設の建設を進めています。

一方、人工呼吸器については現在、ニューヨーク州の医療機関に合わせて4000台が整備されていますが、州では、外出制限が守られた場合で2万5000台、最大では3万7000台が必要になると予測しています。

このため連邦政府に4000台の提供を求め、さらに中国に1万7000台を発注したほか、ほかの州の病院や動物病院にも寄付を募って確保を急いでいます。

ニューヨーク州では2日現在、およそ9万2000人の感染者が確認され、1万3000人が入院、このうち3400人がICU=集中治療室で治療を受けています。

これまでにおよそ7000人が退院していますが、2300人が亡くなっています。

クオモ知事はワシントン大学の研究所の予測として、ニューヨーク州では7月まで患者数が多い状態が続き、最大で1万6000人が死亡するおそれがあるとしています。

さらに「ニューヨークで起きている問題は、次はカンザス州の、ニューメキシコ州の、テキサス州の問題になる」と訴えて、各州に備えを急ぐよう呼びかけています。


■毎日午後7時に医療従事者に拍手 


不要不急の外出が制限されているニューヨークでは、急増する患者の対処にあたる医師や看護師などの医療従事者に敬意を示そうと、毎日午後7時になると、大勢の人たちが自宅の窓を開けて拍手を送って感謝の思いを伝えています。

高層ビルが立ち並ぶマンハッタンでは、時間になると人々がアパートの窓を開けて拍手をしたり、鐘をならしたりする音が、街中に響き渡ります。

地上ではタクシーの運転手や自転車で食品の配達をする人なども、わずかの時間、仕事を中断して動きを止め、敬意を表していました。

またマンハッタンのシンボル、エンパイアステートビルは夜になると救急車の赤色灯のように赤くライトアップされ、最前線で新型コロナウイルスの脅威に立ち向かう人たちへの感謝の意を表現しています。
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4月3日。新型コロナウイルスの患者が集団的に発生した地域にある名古屋市などの病院では、患者の受け入れによって、ほかの患者の手術を休止するなど、日常の医療に影響が出たりマスクや防護服が不足したりするなど、医療現場の負担が重くなっている実態が、NHKが行ったアンケート調査で分かりました。
 

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「クラスター」発生の名古屋市南東部 医療現場に負担集中 
2020年4月3日 19時38分 NHK

 


©NHK


新型コロナウイルスの患者が集団的に発生した地域にある名古屋市などの病院では、患者の受け入れによって、ほかの患者の手術を休止するなど、日常の医療に影響が出たりマスクや防護服が不足したりするなど、医療現場の負担が重くなっている実態が、NHKが行ったアンケート調査で分かりました。

©NHK

名古屋市南東部では、ことし2月下旬からデイサービスの利用者を中心にクラスターと呼ばれる患者の集団が発生し、地域の病院で対応を迫られました。

NHKは先月、名古屋市の河村市長に負担軽減を求める要望書を提出した、この地域の10の病院にアンケートを行い、すべての病院から回答を得ました。

この中で「患者を受け入れた」と答えたのは6つの病院で「ほかの病気の患者について手術や検査を休止したり、別の病院に転院してもらったりした」とか「外来受診を停止した」などと答え、日常の医療に深刻な影響が出ていました。

また「困っていること」を聞いたところ、8つの病院が医療用のマスクや防護服などの不足を訴え、スタッフの疲労やストレスが蓄積しているとする回答が多く寄せられました。

さらにスタッフの子どもの保育園への受け入れが拒否されたと訴える病院もあり、ある病院は、患者の命を守ろうとしている中で「差別は納得できない」と記しています。

「病院内でおそれが先行し、対策が追いついていない」とか「常に綱渡りの心境だ」という回答もあり、クラスターの発生によって医療現場への負担が重くなっている実態が浮き彫りになりました。
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4月3日。新潟県の花角知事は、東京など感染が拡大している地域から県内に、帰省や転勤で来た人は2週間程度は、できるだけ外出を控えるよう呼びかけました。
 

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「県外から来た人は2週間程度 外出控えて」新潟県知事 
2020年4月3日 19時38分 NHK

 

©NHK

新潟県の花角知事は、東京など感染が拡大している地域から県内に、帰省や転勤で来た人は2週間程度は、できるだけ外出を控えるよう呼びかけました。


花角知事は、新型コロナウイルスの県の対策本部会議で「感染が拡大している地域から新潟県に帰省や転勤などで転入する人は、2週間程度は外出を控えてほしい」と述べ、東京などから県内に帰省や転勤で来た人は、2週間程度はできるだけ外出を控えるよう呼びかけました。

また、県民に対しては引き続き、東京や大阪方面などへの不要不急の往来を控えることや、花見などでの人混みへの外出についても慎重な行動を呼びかけました。

会議のあと、花角知事は「仕事は不要な外出とは言わないが、それ以外の不要不急の外出の場合には控えるようお願いしたい」と述べました。
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文字数が上限となりましたので、科学もの報道データの枠で続報を取り上げます。
 

※巡回等ブログ活動が大変遅れており、大変申し訳ございません。
 

 

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