「狩野川台風 イメージわかず」6割 …~台風19号 土砂災害3人死亡の現場は警戒区域未指定 | Just One of Those Things

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多分に根治術をして居なかった(右側は根治術済み)左側の乳輪頭膿瘍の再発で、ほとんど巡回できておらず、申し訳なく思っております。が、痛みで寝ていたのが痛みで起きたので、今のうちにたまっているものを取り上げます。

 

科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、自然災害編。
 
台風19号の検証されたデータの報道を取り上げます。
 
 
11月12日。台風19号で、防災情報の伝え方の課題が浮かび上がってきました。気象庁は上陸前日の会見で「狩野川台風」ということばで危機感を伝えましたが、専門家がアンケートをした結果、6割近くの人が「イメージがわかなかった」と答えていることがわかりました。
 
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「狩野川台風 イメージわかず」6割 気象庁が危機感伝えるも…
2019年11月12日 7時53分 NHK
 

https://www.youtube.com/watch?v=-2nSJhJ-TPk&feature=youtu.be

 

©NHK

 

台風19号で、防災情報の伝え方の課題が浮かび上がってきました。気象庁は上陸前日の会見で「狩野川台風」ということばで危機感を伝えましたが、専門家がアンケートをした結果、6割近くの人が「イメージがわかなかった」と答えていることがわかりました。

防災情報に詳しい東京大学の関谷直也准教授は、大雨特別警報が発表された13都県の住民を対象にインターネットでアンケートを行い、10代以上の男女5200人から回答を得ました。

■「狩野川台風と言われても…」59%
 
©NHK

アンケートでは、台風19号の上陸の前日、気象庁が記者会見で、静岡や関東で1200人以上が犠牲となった「狩野川台風」に匹敵すると危機感を伝えたことについて聞きました。
 
この表現を聞いた人のうち59%の人が「狩野川台風と言われてもイメージがわかなかった」と答えました。
 
「イメージがわかなかった」と答えた人は、狩野川台風の被害を経験している静岡県では38%だったのに対し、被害の大きかった福島、宮城、長野などではいずれも60%以上に上りました。

■「停電が不安」68% 台風15号の被害をイメージか

台風19号のイメージを複数回答で聞いたところ、
▽「停電が不安だった」が68%と最も多く、
▽次いで「雨より暴風に注意が向いていた」が29%でした。
 
▽また、「そもそも大規模な河川の氾濫が起きるとは考えてもいなかった」が19%で、福島と長野ではそれぞれ30%余りに上りました。
 
関谷准教授は、千葉県などで暴風の被害が出た台風15号のイメージが強く、多くの人の備えが停電対策に集中していた可能性があると分析しています。

■「初めて備えをした」台風15号で防災意識も

一方、今回の台風19号の前には、多くの人の防災意識が高まっていたという結果も出ています。
 
アンケートに対し、81%の人が事前に何らかの備えをしたと答え、このうち40%は「今回が初めてだった」と答えました。
 
事前に備えをした理由を複数回答で尋ねると、
▽「放送で呼びかけていたから」が53%と最も多く、
▽「台風15号による千葉県の停電を思い出した」と答えた人も31%に上りました。

■「どのような呼びかけ必要か 検討を」専門家
 
©NHK

関谷 准教授は、アンケート結果について「狩野川台風ということばでは具体的に必要な備えのイメージを伝えることができなかったのだと思う。台風19号の直前に台風15号があったため、多くの人が停電や『風台風』の被害をイメージし、結果として河川の氾濫や土砂災害への注意が弱くなると言う課題が残った」と分析しています。
 
そのうえで「今回は初めて備えをした人が多く、多くの人の防災意識が高まってきたと言える。これが川の氾濫や土砂災害といったみずからの命のリスクに対する備えにつながれば、多くの犠牲者を減らすことにつながる。今回のような広域災害でどのような備えの呼びかけが必要か、考えていかなければならない」と指摘しています。
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11月12日。台風19号による土砂崩れで住民3人が死亡した群馬県富岡市の現場では、被災から1か月たった12日も土砂の撤去作業が行われていました。この現場は斜面の傾斜がなだらかだったため、土砂災害警戒区域に指定されておらず、市は今後、基準を見直すなどして追加の指定を行うことにしています。
 
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台風19号 土砂災害3人死亡の現場は警戒区域未指定 群馬 富岡
2019年11月12日 15時39分 NHK
 
©NHK

台風19号による土砂崩れで住民3人が死亡した群馬県富岡市の現場では、被災から1か月たった12日も土砂の撤去作業が行われていました。この現場は斜面の傾斜がなだらかだったため、土砂災害警戒区域に指定されておらず、市は今後、基準を見直すなどして追加の指定を行うことにしています。

先月12日の夕方、富岡市の内匠地区で台風19号による土砂崩れが発生し、2世帯の住民合わせて3人が死亡しました。
 
また市によりますと、被災から1か月たった今も現場周辺の2世帯5人が避難生活を余儀なくされていて、現場では12日も崩れた土砂を撤去する作業が行われていました。
 
近くに住む70歳の男性は「もう1か月たったのかという思いです。土砂崩れを思い出すと、いまだに畑仕事などが手につきません」と話していました。
 
現場の斜面は傾斜の角度が30度未満で国の基準を下回っていたため、土砂災害警戒区域に指定されておらず、当時、避難勧告なども出されませんでした。
 
このため市は今後、専門家を交えた委員会を設けて画一的な基準を見直し、警戒区域の追加の指定を行うことにしています。
 
土砂災害が専門で現場の地質を調査した群馬大学大学院の若井明彦教授は「2万年以上前の浅間山の噴火で噴出した軽石が水を通しにくい粘土層となり、土砂崩れが起きやすい地層になっていた。活火山の周辺には同じような地層が存在する可能性があるので、斜面の傾斜だけでなく地質の調査が必要だ」と指摘しています。
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検証シリーズは少しずつ取り上げております。ご了承くださいませ。最新情報を知りたい方は、下記をご覧くださいませ。今後も続きます・・・。
 
※今後に役立てるために、昨年の豪雨と同じく、データを取りあげつくして、後でまとめてデータベース化します。
 
≪これからの家族のペットのために考えて≫
※別記事で立てる予定でしたが、先に取り上げます。
ももこひめさんより。
避難所にペット 千葉県内、対応に差 千葉市「ケージやリードを」市原市「場所ない、屋外で」
『避難所への「ペット同行」どうすれば 「断られた」報告も』-に思うこと。
豪雨災害でペットはどうする? 全国初と言われたペット同伴避難所の実態とは
台風19号 ペットの同行避難問題について
ペット同伴避難が認められず自宅に留まる~筆者の台風襲来時の体験記~
避難所でペットの飼い主苦悩 福島県内は受け入れ認めず
災害から愛する「ペット」を守るのは、避難所頼みでない飼い主のサバイバル力
朝日新聞 論座より。
災害時、ペットと一緒に生き残るには

※落ち着いたころ、ペットを守るための防災対策の記事でこれらの記事を取り上げます
 
 
※巡回途中ですが、取り上げないといけないデータが溜まっているため、取り急ぎ、連続投稿で取り上げます。
 
※体調が安定しないため休み休みで不規則となっております。巡回等が大変遅れております。申し訳ございません。
 
 
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