専門家「海外から帰国後の体調に注意」~はしかの患者数 世界で去年の約4倍に | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。医療データ編です。
 

先日の「「先天性風疹症候群」の子どもを都内で確認 風疹患者増加の中~風疹患者増加続く」にて、

 

≪上記より抜粋≫

 

専門家「海外から帰国後の体調に注意」

感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、「はしかの感染はアジアやヨーロッパ、それにアメリカでも拡大している。流行地域から帰国した人が国内ではしかを発症して感染が拡大することを心配している。帰国して2週間以内に発熱や発疹が出た場合は注意してほしい」と話していました。
 
そのうえで、はしか以外の感染症についても「たとえば、海外で蚊にさされたあと国内でデング熱を発症するケースなどもある。帰国後の健康状態がいつもと異なる場合は、なるべく早めに医療機関にかかり、どこに旅行したのかを伝えることが必要だ」と話していました。
 
~抜粋ココマデ~
 
というわけで、今回は、挙げ損ねていた”はしかが世界で流行中”についてのデータを取り上げます。
 
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はしかの患者数 世界で去年の約4倍に ワクチン接種呼びかけ
2019年4月17日 7時47分 NHK

はしかの感染が世界的に急増しています。WHO=世界保健機関は、ことしに入って先月までのはしかの患者数が推計で、去年の同じ時期のおよそ4倍に達したと発表し、予防のためのワクチン接種を徹底するよう呼びかけています。
 
WHO=世界保健機関が15日に発表した推計によりますと、ことし1月から先月までの3か月間で、はしかの患者数が、世界170か国で11万2000人余りに上ったということです。
 
これは、去年の同じ時期のおよそ4倍に達していて、免疫力が低い子どもを中心に、多くの死者が出ているということです。
 
地域別にみますと、医療体制がぜい弱なアフリカでは、去年の同じ時期のおよそ8倍に上っています。
 
また、ワクチン接種が普及しているヨーロッパで4倍と急増しているほか、アメリカでも、およそ60%増加しています。
 
WHOによりますと、ワクチンを2回接種していれば、ほぼ確実に感染を防ぐことができるということですが、2回ワクチンを接種した人の割合は、世界中で67%にとどまっているということです。
 
WHOでは2回のワクチン接種を呼びかけるほか、とりわけ重症化しやすい子どもの接種を徹底するよう各国に働きかけています。
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30日、米国では、はしか患者 2000年以降最多に
 
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米ではしか患者 2000年以降最多に
2019年4月30日 7時01分 NHK
 
はしかの感染が世界的に急増する中、アメリカでは、ことしに入って確認された患者が2000年以降最多の700人を超えました。アメリカのCDC=疾病対策センターは、予防のためのワクチンの接種を呼びかけています。
 
アメリカのCDCによりますと、ことしに入って今月26日までのおよそ4か月間に報告されたはしかの患者は、704人に上り、2000年以降、1年間に確認された患者数をすでに上回って、最も多いということです。
 
感染は東部ニューヨーク州や中西部イリノイ州、西部カリフォルニア州、それに南部フロリダ州など全米の22の州で報告され、患者のほとんどがワクチンを接種していなかったということです。
 
アメリカのメディアは、全米で60人以上が病院に入院して治療を受けていると伝えています。
 
アメリカでは宗教上の理由からワクチンを拒んだり、接種そのものに拒否感を示す人たちも多いということで、ニューヨーク市では、今月に入って市内の一部の地域に非常事態宣言を出し、ワクチンを接種しない場合には罰金を科す厳しい対応に出ました。
 
はしかは発熱や全身に発疹が出るウイルス性の感染症で、空気感染するため感染力が強く、乳幼児は重症になる場合があるほか、妊婦が感染すると流産や早産のおそれがあります。
 
CDCは予防のためにワクチンを接種するよう呼びかけています。
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はしかについてのこれまでのデータは、もしものときの為のデータとして、「はしか感染各地で…発症防ぐには? ワクチン1回の人も要注意」を取り上げましたが・・・。俄然、増えておりまして、「はしか患者増加 全国で222人 大阪で新たに24人~経緯と対策」ついで「はしか 世界で感染拡大 国連 子どもへのワクチン接種呼びかけ」となっておりました。
 
はしかと風疹の区別がつきにくいかと思います。体調の異変を感じましたら、医療機関に連絡後、指示に従って、迷わず受診してくださいますよう、よろしくお願いいたします。
 
 
次は、究極に溜まりに溜まったネイチャーを取り上げます。
 
 
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