遺伝子操作したゲノム編集の食品 “事前の届け出を確実に” | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。・・・になりました。
 

ゲノム編集シリーズは、年内中のものは年内に終わらせます・・・。

 

ゲノム編集の双子誕生か、中国~“ゲノム編集ベビー”問題批判続発」、「「ゲノム編集で誕生認めず」国の部会 指針案を了承~研究者「批判かまわない」」、「ゲノム編集使って生産された農水産物 食品の規制方針まとまる~「安全性審査すべき」」、「ゲノム編集で国際基準作成 WHOが専門委を新設へ~研究者は裏付け資料を提出せず」より、続きます。

 

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遺伝子操作したゲノム編集の食品 “事前の届け出を確実に”
2018年12月27日 15時29分 NHK

ゲノム編集と呼ばれる最新の遺伝子操作技術を使って生産された農水産物などを、食品として流通させる際のルールを検討している国の専門家会議が開かれ、事前に届け出を求めるとしている現在の報告書の案に対して、確実に届け出が行われるよう実効性を確保すべきだという意見が相次ぎました。
 
ゲノム編集は狙った遺伝子を変異させることなどができる最新の遺伝子操作の技術で、収穫量が増えるイネなど農林水産業の分野で応用に向けた研究が急速に進んでいて、国の専門家会議は食品として流通させる際のルールについて検討を行っています。
 
これまで、こうした食品については、事前に国に届け出るよう求める報告書の案が示されていますが、27日開かれた会議で、委員などから「情報提供を求めるだけでなく、義務化しないと守らない業者がでる」といった意見や、「正直者が損をすることにならないよう、届け出には強制力をもたせるべきだ」という意見など、確実に届け出が行われるよう実効性を確保すべきだという発言が相次ぎました。
 
会議では、報告書の案を修正し、来月にも取りまとめたいとしています。
 
専門家会議の部会長で、帝京大学の寺本民生名誉教授は「消費者の安心のためにも届け出制度の実効性を確保することは大切だ」と話していました。
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遺伝子組み換えを超えた技術「ゲノム編集」でヒトはどう変わる?

遺伝子組み換え作物 - Wikipedia

遺伝子組み換えの基礎知識 | サルでもわかる遺伝子組み換え

ゲノム編集 - Wikipedia

ゲノム編集技術の現状 – 日本ゲノム編集学会

“いのち”を変える新技術 ~ゲノム編集 最前線~ - NHKクローズアップ現代(2015年7月30日(木)放送)

おまけ:ゲノム編集の落とし穴 -“セントラルドグマ”が書き直される可能性も-理化学研究所(2016年12月26日)(注:医療においてのものです:セントラルドグマ

ゲノム編集と遺伝子組換えの違いは?仕組みや原理・デメリット(問題点)等

 

ということで、ゲノム編集の場合、変異させるだけのものなので、自然変異現象と同じものです。なので、食物のゲノム編集については、遺伝子組み換えのような人体による影響はありませんが、ゲノム編集をしたものを適切に管理するためにも、届け出制度の実効性を確保することは大切かと思われます。

 

次に溜まりに溜まった恒例のネイチャーを取り上げます。

 

 

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