ゲノム編集で国際基準作成 WHOが専門委を新設へ~研究者は裏付け資料を提出せず | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。・・・になりました。
 

年内中のものは年内に終わらせましょうかね・・・。

 

ゲノム編集の双子誕生か、中国~“ゲノム編集ベビー”問題批判続発」、「「ゲノム編集で誕生認めず」国の部会 指針案を了承~研究者「批判かまわない」」、「ゲノム編集使って生産された農水産物 食品の規制方針まとまる~「安全性審査すべき」」より、続きます。

 

古い順から取り上げます。
 

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ゲノム編集で国際基準作成 WHOが専門委を新設へ
2018年12月15日 17時48分医療
NHK
 
中国の研究者がゲノム編集した受精卵から双子を誕生させたと主張して国際的な問題となるなか、WHO=世界保健機関は研究を行う上での指針となる国際的な基準をつくる必要があるとして、専門の委員会を新たに設けることになりました。
 
中国・南方科技大学の賀建奎准教授は、ゲノム編集と呼ばれる技術で遺伝情報を書き換えて双子が生まれたと主張していて、各国の研究者からは、事実とすれば安全性や生命倫理の点で問題があるという指摘が相次いでいます。
 
こうした事態を受けてWHOは14日、ゲノム編集の技術をヒトの細胞に用いる際の問題点を科学の面だけでなく、倫理や法律、それに社会的な影響といった面でも検討する専門の委員会を設置すると発表しました。
 
委員会のメンバーはまだ決まっていませんが、WHOは、検討の対象となる各分野で世界をリードする研究者や専門家を集めたいとしていて、委員会がまとめる報告を国際的な基準づくりに生かしたいとしています。
 
WHOは、「研究を行う前にリスクなどが十分に検討される体制を整える必要がある」としていて、アメリカなど各国の取り組みを参考にしながら基準づくりを進めていく方針です。
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米国の研究機関の場合は、基礎科学や医療に関してのみ、とされており、各国の取り組みの規定もあるわけですが・・・んー。データを取っておけばよかったですね。
 
 

ゲノム編集の倫理:米国アカデミーの報告書を読む(2017/2/15)

ヒトの生殖系列のゲノムを編集すべきでない(Protein & Cell)2015年06月18日

遺伝子組み換えを超えた技術「ゲノム編集」でヒトはどう変わる?

 

なくなりそうなので・・・、国内のものをご参考に抜粋します。

 

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ヒトゲノム編集
国際会議で基礎研究容認 国内法規制急務
毎日新聞2015年12月27日 08時49分(有料記事)

 遺伝子を正確に効率よく改変できる「ゲノム編集」という技術が爆発的に普及しつつある。一方、今年4月に中国の研究チームがこの技術を使ってヒトの受精卵を改変したと報告し、物議を醸した。米英中の学術団体は今月、ゲノム編集をヒトに使う是非を大規模な国際会議で議論し、基礎研究を容認する声明を発表した。各国でのルール作りに向けた一歩だが、歯止めの弱さを懸念する声もある。【須田桃子、大場あい】
 
 米科学誌サイエンスは今月、今年の「画期的な研究」の1位に最新のゲノム編集技術を選んだ。
https://mainichi.jp/articles/20151227/k00/00e/040/079000c
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で・・・騒動を起こした、ゲノム編集で双子の研究者ですが・・・。

 

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“ゲノム編集で双子 ” 研究者は裏付け資料を提出せず
2018年12月18日 19時18分 NHK

中国の研究者が「ゲノム編集」で受精卵の遺伝情報を書き換え、双子が産まれたと主張している問題で、中国の公的機関が先月、この研究者に裏付けとなる資料の提出を求めたものの、提出されなかったことがわかりました。研究者の主張が事実なのか、疑問の声がさらに強まりそうです。
 
中国 南方科技大学の賀建奎准教授は先月、「ゲノム編集」と呼ばれる技術でヒトの受精卵の遺伝情報を書き換えて双子が産まれたと主張し、各国の研究者からは安全性や生命倫理の点で問題があるという指摘が相次いでいます。
 
こうした中、研究の透明性の確保などを目的にWHO=世界保健機関が認定している各国の登録機関の1つ、「中国臨床試験登録センター」によりますと、先月8日までに、賀准教授から、今回の研究を適正な臨床研究として登録するよう求める申請があったということです。
 
これに対してセンター側は、倫理的な審査の内容や両親の同意を得た方法、実施場所、それに研究費の出どころなどの情報が必要だとして、資料を提出するよう求めましたが、期限としていた先月28日までに提出はなく、申請を却下したということです。
 
研究者はこれまで、インターネットの動画サイトや国際会議では発言しているものの、具体的な情報や証拠を示しておらず、主張が事実なのか、疑問の声がさらに強まりそうです。
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んー。STAP細胞のようだ・・・(苦笑)。

 

思い出して、お腹いっぱいなので、ここで仕切って、続きに行き終わらせます。

 

ネイチャー取り上げまであと少しです。

 

 

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