こんばんは~。
さて本日はレビューです。
本日紹介するMP10コンボイVer.2.0です。
世間はメガトロンVer.2.0で遊んでいると思うけど管理人は変なとこで注文したから未だに届いてないのよ…。
まあこのコンボイもつい先日再販されたし、メガトロンのレビューの前に補完も兼ねてやっておこうかなと。
あと毎度の如くですがまた書いてるうちに長くなったため複数回に分けます。
それじゃースタート!
パッケージ。
とにかくでかい!でかすぎます!
銀箔でプリントされた「完全新設計」のロゴが目を引きますね。
さてここでちょっとこのコンボイについて説明を。
このコンボイは遡ること今から6年前、2011年に発売されたものでありマスターピースシリーズの記念すべき10作品目の商品となります。
コンボイはさらに昔の2003年にもMP01「コンボイ」として一度MP化されており、そのコンボイが8年の時を経て完全新設計でリニューアルされました。
「究極のコンボイ」を立体化するというコンセプトを掲げた商品はMP01から金型・変形機構を全て一新し、コンテナやローラーといったオプションを全て付属させたものになっているという「タカラトミーの本気」が感じられる商品になっています。
そのおかげかお値段は22000円と当時のタカラトミーとしては最高額の商品となりました。
裏面。
多くの商品情報が記載されています。
MPシリーズは名の通り「マスターピース=傑作」というコンセプトであり「トランスフォーマートイの最高級ブランド」と言っても過言ではないくらいの素晴らしい商品をいくつも発売しています。
そしてこのコンボイVer.2.0からMPシリーズは「劇中再現を限りなく重視し、スケールを統一する」というテーマの「新生マスターピース」へと生まれ変わりました。
これまでの旧マスターピースをよりもさらに遊びやすく、完成度が高くなった新生MPはファンから大ヒットであり改めて「トランスフォーマートイの傑作」ということを定義ずけるアイテムになったと思います。
キャラクターカード。
素材はボール紙みたいなものが使用されているので折れたり曲がったりする心配はありません。
裏面にはスペックが記載されています。
さすがコンボイ司令官。どのスペックも高水準ですね。
まあ指揮官として重要な作戦立案能力は皆無に等しいけどねw
ビークルモード。
お馴染みの箱型トラックに変形します。
カッチリとまとめられており、安定感があります。
トラックとしても非常に完成度の高いものに仕上がっており、「非変形の模型」と間違ってもおかしくないレベルだと思います。
サイドにプリントされたサイバトロンマークが映えますね。
正面。
メッキパーツが大胆に使われなかな豪華な感じに。
リベットのようなデティールも細かく車としての出来も素晴らしいです。
どうせならライト部分はメッキじゃなくてクリアパーツにしてほしかったですかね。
フロントガラスにはクリアパーツが使用されています。
ワイパーなどもしっかり造形されています。
タンク。
これまでのコンボイのトイはタンク部分が丸みを帯びたデザインになっていたのですが、アニメデザインを重視したこのVer.2.0は角ばったデザインになっています。
こちらもメッキパーツが使われています。
排気塔。
こちらもメッキパーツが使われています。
タイヤ。
今では珍しいゴム製のタイヤが使われています。
これまで旧玩具が発売されていた頃はバブル全盛期でありパーツが安価でありゴムタイヤが多用されていたのですが、年々パーツは高騰していきバイナルテックやオルタニティなどのシリーズにしか使われなくなりました。
ゴムは確かに経年劣化による割れが怖いですが、ゴムタイヤは非常にかっこよく高級感があり個人的にはかなり気に入ったポイントです。
余談ですが2017年現在、これが最後のゴムタイヤが使われたトランスフォーマートイとなります。
アーマーナイトとかMPウルマグとかありましたね…ご指摘ありがとうございます(追記)
フロントキャブ。
MP01の時は無駄に長くてトラックとしては不格好なものになっていたのですが、Ver.2.0では丁度いい大きさになっています。
またMP01ではむき出しだったロボットモード時のデティールもしっかりと隠されアニメ準拠の青一色なカラーリングになっているというのもいいですね。
スパイク・ウィトウィッキーのフィギュアが付属します。
このVer.2.0ではMP01にはなかったスパイクのフィギュアが付属します。
全塗装であり綺麗に塗り分けられています。
顔は塗られていませんが、さすがにこのサイズでの塗り分けは難しいと思うのでそこまで気にならないです。
〈スパイク〉
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の人間側の主人公で、スパークプラグの息子。父と一緒に、コンボイに助けられる。それまでは父と共に油田で働いていた。
勇気のある行動的な青年で、サイバトロンの力強い味方である。腕力は強く、多量の岩石の下敷きとなったハウンドを助けたり、コンボイやマイスターのビームガンを持ち上げて使用したこともある。
後にカーリーと結婚し、息子のダニエルをもうける。
優秀な科学者として、サイバトロンに協力することとなる。
肩が360度回転可動、股関節が前方に90度、膝が90度可動します。
このサイズながらも高い可動範囲を誇ります。
そこらへんにあったダイアクロン隊員と大きさ比較。
ダイアクロン隊員はまともに自立しなかったため足元にスチールシートを敷いてマグネットで無理やり立たせています。
ダイアクロン隊員よりは大きいですね。
スパイクはコンボイに乗せることができます。
フロントパネルを開いてシートに座らせて乗せます。
運転席の造形などはなく「オマケ」的なギミックですがやはりこういうギミックは遊び心をくすぐりますね!
勿論乗せた状態でフロントパネルを閉じることも可能。
旧玩具のコンボイにあったダイアクロン隊員を乗せられるギミックを思い出しますね。
続いてコンテナ。
今回のコンボイはMP01とは違い最初からコンテナが付いているのも特徴です。
アニメでは基本的にコンテナを引いた状態で移動していたのでちゃんと付いてくれたことは嬉しいです。
シルバーの塗装が美しくまるで実写のような雰囲気です。
こちらもアニメ準拠なデザインとなっておりサイバトロンマークが旧MPコンボイに比べ中央寄りになっています。
サイバトロンマーク。
プリントではなく造形です。
立体的に表現されており凄く存在感がありかっこいいです。
ライン。
綺麗に造形・塗装されています。
タイヤ。
こちらもゴム製になっており高級感があります。
ホイールにはメッキパーツが使われています。
泥除けなどもしっかり造形されいます。
後部。
テールランプやバンパーなどのデティールも細かく丁寧に造られており、非常にリアルです。
テールランプにはクリアパーツが使用されています。
後部扉。
左右非対称であり取っ手の部分や蝶つがいの部分まで精密に造形されています。
アウトトリガー。
この辺りも実在のトラックを強く意識しており「極限までに完成度を高める」というタカラトミーの心意気が伝わってきます。
上部。
ジョイント穴と分割線がちょっと気になりますが、変形のことも考慮すると許容範囲内です。
スタンドを展開させることによってコンテナ単体でも自立させることができます。
コンボイとコンテナは連結することが可能です。
いやーこれですよ!コンボイはコンテナがあってこそですから!
コンボイ本体とコンテナの大きさもちょうどよくカッコよく仕上がっています。
こうやって見るとつくづくビークルモードの完成度が高いということが実感させられます。
連結方法はコンテナのスタンドをたたみ、コンテナ底面のジョイントとフロントキャブ後部のジョイントを固定する方式です。
コンテナ底面のジョイントにはターンレットが設けられており、画像のように動かしたりすることが可能です。
〈トランスフォーム〉
セイバートロン星の永い戦いの歴史の中で彼らが手に入れたトランスフォーム能力。
それは、通常二足歩行のロボット達にさらなる攻撃力や機動性を与え、活躍の幅を広げることが可能だ。
また、トランスフォーマー達(セイバートロニアン)は他惑星において活躍する際、その惑星に存在するビークルモードなどの姿に擬態することで、調査活動をスムーズに行なえる。
〈ビークルモード〉
コンボイは地球上においてトレーラートラックに変形する。
これは、サイバトロン船のコンピュータ「テレトラン1」が船内で機能停止していたコンボイを再生させる際、地球において最も適したビークルモードであると判断し、それを適用したものだ。
トレーラートラックとしての屈強なボディを活かした体当たりなどもデストロン相手に多用された。
ロボットモード時にも共通の意匠として現れるフロントの二枚ガラスとフロントグリルからなるデザインは一度見ただけで深く印象付けられる。
コンテナ部分は通常ローラーを格納しているが、戦いで傷ついた仲間を乗せることもできる。
コンテナ内部に格納された司令コックピットを展開しヘッドクォーターモードに。
この辺は旧玩具のオマージュですね。
ヘッドクォーターモードの際にコンテナに出来る穴は今回塞ぐことができ、旧玩具やMP01にあったコンテナだけで見たときに出てくる穴が出ないようになっています。
ギミックとフォルムを両立させるという設計は嬉しいですね。
後部の扉は開くことが可能です。
内部。
カッコイイ!超カッコイイ!
壁や天井にはメカニックなデティールが施されおりSFチックなデザインになっているのが凄く気に入りました。
こんなトレーラーが現実にあったらいいなあ…
スロープを展開することが可能です。
内部にはデラックスクラスのビークルを一台収納することが可能です。
こういった格納、発射遊びができるというのはとても楽しいですよね。
〈ロボットモード編〉に続く