クラゲとふわふわ2 -3ページ目

クラゲとふわふわ2

クラゲがいる生活にようこそ!クラゲとの日常の出来事を紹介、JellyClub Homepageより一足早く情報発信しています。

 久しぶりにタコクラゲのプラヌラを入手しました。


 いつまでも元気で動き回っていて、一向に着底する様子が有りませんでした、3週間ほど経ってようやく、プラヌラの1割にも満たない量がポリプになりました。
 水替えをするのに、まだプラヌラの多すぎるので、捨ててしまわないか心配で餌を与えるのも躊躇しますが、餌を与えないとポリプが弱るのでは?と心配にもなります。
 
 タコクラゲの初期ポリプは小さく、アルテミアを食べられるとは思えないです、ミズクラゲの初期ポリプも同じように小さいのですが、ミズクラゲのポリプはいつの間にか大きくなって、触手を増やしています、水中の微生物を食べているのでしょうか?

 タコクラゲのポリプも何か食べているのか?コマ撮りで見てみました。

【動画】YouTube

BGM: A Leaf written by Kei Morimoto


 何か食べている様にも見えなくは無いですが、食べているとしても非常に小さいです。


 動画の中に0.5mmのスケールを入れていますが、アルテミアは0.3から0.35mm位で、直接餌として捕食出来る大きさでは有りません、また非常に動きが激しく、衝突事故の連続と言った感じでポリプにぶつかってきます。
 与えるとすれば、1/2位に切って動かなくなった状態にする必要が有りそうです。

 タコクラゲのポリプは、ミズクラゲのポリプの様にほったらかしでは消滅します、プラヌラのまま変態せずにだんだん小さくなって消滅したり、初期ポリプから若ポリプにならずに委縮したり、余り増やし過ぎたくなくて、餌やり間隔を空けて消えてしまったり、何度も失敗しているので、大きくなるまで気が抜けません。

 

 

 

 

 


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 最近、各地でクラゲの異常繁殖が起きている様ですが、残念ながら私のフィールドでは、目視で水面上のクラゲで同定出来るようなサイズのクラゲは、ミズクラゲとアカクラゲしか見られていません。

 

 新型コロナの影響も有り、現場に行くのが減っていましたが、特に冬場から春にかけてのクラゲが見られなくなりました、温暖化の影響でしょうか?

 

 夏場のクラゲとして可愛い、チビタコクラゲが送られてきましたのでアップしました、今回の台風で迷い込んだタコクラゲが、ポリプとなって定着する事は無いでしょうかね!

 

【動画】YouTube  ※RC-02水槽で撮影

BGM: Port Alley written by TECHNOTRAIN
https://dova-s.jp/bgm/play19354.html

 

 

 

 

 

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 冬から春先に向けての目視出来る代表的なクラゲは、やはりカミクラゲでしょう。

 日本国内には広く分布しているので珍しくは有りませんが、日本固有種でまだポリプは見つかっていない様です、ヒドロ虫なので走根で網目状に繋がった状態を想像しますが、コロニーが小さく宿主内に収まっていて見つからないのかも知れません。

 5月頃まで確認出来ますが、その頃には大きな個体は傘の太さは8cmぐらい、傘の長さは13ぐらいになり、大きくなるにつれて拍動周期が長くなり拍動による推進力が強くなります、かなり大きな水槽で飼わないと、直ぐに壁にぶつかります。

 飼育下では大きく育てるのは難しく、採集時より一回り程度しか大きくならないので、逆に今の時期に未成熟の稚クラゲを採集すると3ヶ月ぐらい観賞出来ると思います。

 

動画【YouTube】全画面に拡大してご覧ください。

BGM:雪の終わりに written by MATSU

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ポリプを飼育していると、奇妙な生き物が発生する。

 

 水槽の実験用や、当社の水槽ユーザー様向けに、ミズクラゲを自家繁殖させています。ポリプは餌を与えすぎると過剰増殖を引き起こすため、維持容器にはあまり餌を与えず、1〜2ヶ月に1度程度の餌やりで管理しています。この方法でポリプが適切な数を保つ様にしています。

 

 そろそろ餌やりをしようとポリプを見ると、写真の様に、飼育容器の底の部分に砂粒の様なものが増えて、ポリプの触手が縮んでいる事が有ります、水質が悪化したのか?餌が足りなくてポリプが衰弱しているのか?分かりませんが、水替えをして餌を与えると触手は長く伸びて元気になります。

 

【写真】

 過去にも掲示した事が有ると思いますが、その砂粒状のものの散らばり方の模様は変化しているので、コマ撮り動画を撮影して見ると以下の動画の様に動いているのが分かります。

 

動画【YouTube】

BGM:Competence Relation written by MFP【Marron Fields Production】

 

 動きながら分裂を繰り返しているのが分かります。

 

 目視で全く変化が無いものが、コマ撮りをしてみると、動いている事が分かるのがコマドリの醍醐味ですが、この短い動画でも撮影時間は12時間ほど掛かっているので、その間に水分が蒸発してピントが甘くなります、水分を補給したいところなのですが、水を補給して攪拌すると被写体が動いてしまい、最初から撮影になったり、撮り直しのきかない瞬間が有る場合も有り気を使います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 2週間ほど前にクルクル回るタコクラゲを見つけました、口腕付属器が萎縮してしまっていたので、それが原因でこのような動きになっているのかな?とも思いましたが、口腕付属器が萎縮する事や脱落する事は良くある事だが、前に進めずにクルクル回る状態は記憶に無かったので、取敢えず記録だけをショート動画に上げて詳しくは触れませんでした。

 

【動画】YouTube Shorts


 前回の撮影から16日経ってふと見てみると、あの個体は口腕付属器が再生していましたが、相変わらずクルクル回っていました。

 

【動画】YouTube Shorts

 


 空に上げる凧を安定させる為に足を付けますが、タコクラゲの場合口腕付属器が進行の安定には関係していなかった様です。

 タコクラゲは生存だけを考えると、飼育は余り難しく有りませんが、プロポーションを天然個体の様に維持するのは非常に難しいです、口腕付属器は委縮したり脱落したりしますし、傘がミズクラゲの様に円盤状に広がったり、口腕がゆでだこの様に開いたり、口腕が短くなったりするので、天然個体と長期飼育された個体は直ぐに分かります。

 ミズクラゲは天然個体の場合、口腕が傘付近に収まっていますが、自家繁殖個体は口腕が垂れ下がります、この原因は運動不足に有るようです、海の場合は、潮流が有りますし波も有りうねりも有るので、自然と揉まれて運動量が増えているのかも知れません、自家繁殖個体を洗濯機の様に、無理にぐるぐる回すような飼育をすると。口腕が垂れ難くなります、その状態で観賞するには非常に不自然ですが、天然個体と比べてプロポーションの違和感は少なくなります。

 その為に一時、傘径5cm位まではガンガン水流を作り、無理やり泳がせていました、換水率が上がるので水質的にも良いと考えていましたが、ユーザー様は水族館のミズクラゲを見慣れているせいか、口腕が垂れていないミズクラゲは不評でした。

 

 

 

 

 

 

 

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