スターガハハワーママまでの道のり 転職編スター

いけのカエルです。

 

「応募書類」の書き方について、ようやく最終回です。

 

簡単に前回までのおさらいをしておくと、

 

書類作成で一番大事なポイントが「企業の採用担当者に読ませること」。

 

そして、自己PRを誰でもオリジナルで簡単に作れる魔法の法則がSTARメソッドでした。

 

今回は「志望動機」の書き方についてです。

  1. 転職関連サービスの利用スタート

  2. 自身の棚卸・仕事選びの軸分析 

  3. 情報収集 

  4. 応募書類の準備(前編)(後編①)(←前回までの記事はこちら)

  5. 求人応募

  6. 面接準備

  7. 面接・選考に参加

  8. 内定獲得

  9. 現職の退職準備

  10. 新しい職場の準備

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転職活動は多くの場合、複数の企業の選考に同時でエントリーします。

そんな中でいくつもの企業の志望動機を書くなんて大変ですよね。

 

しかも、学生時代の就活であれば時間もたっぷりあったけど、

転職となると働きながらだったり、家事・育児しながらで時間もない。

 

結局、企業のホームページにある「企業理念」あたりをコピペして、

「貴社の○○という理念に共感して…」的な薄めの内容に終始する…。

まさにこれが私の転職活動初期でした。

 

そんな経験をもとに編み出した志望動機の書き方をシェアしますね。

 

3.志望動機は 「自分のこと70% + 企業のこと30%」で!

志望動機を書く!というと、まずはその企業のことを調べなきゃ…

と思いがちですよね。

 

でも5社、10社と受けるとなると調べる時間だけでも膨大な量になります。

そこでオススメしたいのが、

「自分のこと70% + 企業のこと30%」の法則です。
 
<「自分70%+企業30%」の法則 使い方>
これは簡単に言うと、70%は自分について書き、残り30%で企業に感じている魅力などを書くことで、企業リサーチの負担を大幅に減らしながら、説得力の高い志望動機にしよう!という法則です。
 
具体的な書き方は以下の通り。
  1. 自分が転職をしたい理由(大切にしたい事)(自分50%)
    • 自分はなぜ転職をしたいのか、転職をすることによって何を「変えたいのか」「変えたくないのか」「大切にしたい価値観は何か」を書きます。
    • 志望動機と言っても、いきなりその企業に「御社が好きです!」と言っても説得力に欠けますよね。だからこそ、前提として自分が今回の転職にどういう想いを持っているのか、を書くことがとても重要です。
    • 注意してほしいのは、「なぜ転職をしたいのか」「何を変えたいのか」…は現状の不満や、「時短勤務をしたい」のような希望の勤務条件を書くのではなく、2.以降の志望動機につながるように、あなたの「働くうえで大切にしている価値観」に焦点をあてて書くことです。
    • 例:「私自身は常にライバルを意識して個人同士の競争するよりも、チームで同じ目標に向かって知恵を絞りあい、切磋琢磨することに喜びを感じ、個人プレー以上の力を発揮できるタイプであり、そのような環境で働きたいという想いがあります。」
  2. 企業への共感や魅力に感じるポイント企業20%
    • 1.で挙げた想いにつながるような企業の取組み、理念などをHPや求人票、プレスリリースなどから探します。
    • 企業についてのリサーチ結果を基に、共感する点や魅力に感じた点を具体的に記載します。企業のビジョン、ミッション、最近のプロジェクトなどに触れると効果的です。

    • 例: 「貴社の採用HPに掲載されていた○○プロジェクトの事例を拝見し、チームメンバーそれぞれが主体性を持って共通の目的を達成する姿に感銘を受けました。」

  3. 自分と企業との共通項の明示(自分20%+企業10%
    • 「1.自分の想い」と「2.企業の魅力」で挙げた内容がどうつながるのか、共通項を明示することで内容に説得力を持たせます。この際に想いだけでなく、過去のプロジェクトや成果を例に挙げて、自分のスキルや経験が、どのように応募企業で役立つかを具体的に説明できるとより説得力が増します。
    • 例:「前職においては▲▲プロジェクトにおいてサブリーダーとしてチームメンバーの役割分担や進捗フォロー、困ったときの相談役などを担ってきました。貴社の○○プロジェクトは若手メンバーも多いとのことですので、縁の下の力持ちとしてメンバーサポートをしながら、前職の経験をもとに新たな視点を提供できるよう努めたいと思います。」
  4. まとめ(結論)
    • 最後に、もう一度全体のまとめをした上で「この理由から貴社を志望しております。」とまとめましょう。
 
いかがでしたか?
 
採用担当者としても、自社のことをものすごくたくさん知っているマニアック?な人よりも、自分の考え、価値観を理解し言語化できていて、その上で自社との共通点を見いだして魅力を感じてくれる人の方が安心して選考に呼べるものです。
 
志望動機を書く=調べなきゃ!と意気込む前に、まずは自分のことを整理してくださいね。
 
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
 
次回は

5.求人応募

について書きます。

 

 

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