今回の過去世の話をする前に…
過去世とは、あなたの魂が何度も生まれて来て、多くの経験をして時に、心が震えるほどの感動的な歓び、又は絶命する寸前の恐怖の記憶、このようなショッキングな事柄は、強い感情と学び(気づき・悟り)がセットで来ます。しかし、その学びに気付かないと、それは魂に傷や重りのようなモノを残します。それが過去世です。
この傷や重りのようなモノは、今生きてる今世のものだけではなく、魂が生まれてからここまでの間に、誰でも幾つも抱えて生きて来ています。
その魂の傷や重りのようなモノ、を治すことは出来ます。
その完了してない学びは、設定を変えて、今、生きている自分が学びに気づくまで、何度も何度もやって来ます。
では、一つの過去世を終わらせると、まるで熱気球の重りを一つ外すような感じです。
一つ外すごとに軽くなります。
それでも、学ばなければ、来世に持って行くだけです。
前にも、同じような事があったなと思ったら、それは学びです。
その時は、いつもの考え方とは別の、ものの見方が360ºあるとしたら、いつもよりも5ºずれて見てみると、違うモノが見えるかも…
私のセッションでも、あなたのいつもの、ものの見方とは別の見方の、提案をさせてもらっています。
お待たせしました。
その女性は水が苦手です。どの程度かと言うと、シャワーが顔に掛かるのがダメです。
水が鼻にも耳にも、口から入り込む水、息が出来ない。どんどん暗くなっていく、心臓がバクバクしてパニックです…
お風呂も苦手でした。シャワーの時のようなパニックが出て来ます。当然プールも全然ダメです。
今回のお仕事、その女性は昔、城主の側室と呼ばれていた方です。
その方には、城主との間に子どもがいました。又、城主には正室との間にも、跡取りの子どもがいました。
そのままいけば、正室の子どもが跡を取るのですが、運の悪いことに病気になり、亡くなってしまいました。
他に子どもがいなかったので、側室の子どもが跡を取る事に成りました。
しかし、何故か側室の子どもを、正室の子どもとして城主にすると言う話が決まり、側室は、城から遠く離れた場所の、海の崖の切り立ったところにある寺に、幽閉のような状態になりました。
でも、その側室は子どもの為には、自分は側にいない方が良いと、諦めてひっそりと暮らしていました。
そんな時に、城内の反対派のものたちが、その側室を探し出し、城主を脅そうとしていました。その悪巧みを、側室は知ってしまい、とても心を痛めました。
結果、その側室は、海に身を投げて死んでしまいました。
それが過去世として、魂に傷や重りのように残り、今世を生きる彼女を苦しめました。
過去世を生きているのも、昔の自分です。
過去世のもう一つの側面が、分かってもらいたいという想い。過去世を見るだけで、半分は終わっている。
後の半分は、何を学べば良かったか
死ぬ前に、子どもを信じてみても良かったのでは、子どもは苦しむかもしれないが、以外と子どもはしたたかで強いかもしれません。
この試練を、きっとこの子は乗り越えられると、信じるのも一つの道。