★インド(2)‥デリーのレッド・フォートは赤い城
インドは人口約12億人の大国。
多様な民族、言語、宗教が入り混じっている。
デリーはインドの首都で政治の中心地。
古くは現在オールドデリーと呼ばれる地域のみの街で
あったが、イギリスの統治時代にニューデリーが建設
された。
今はムンバイに次ぐ第2の人口を持つ大都市となって
いる。
デリーには昔この地を支配したムガール帝国時代の
建物が残されている。
【世界遺産】レッド・フォート
最初に訪れたのはレッド・フォートでラール・キラー
とも呼ばれている。
タージ・マハルを築いたムガール帝国の第5代皇帝
シャー・ジャハーンが建てた城。
1639年に建設が始まった。
独特の雰囲気をかもし出す赤い砂岩を使用している。
当時ムガール帝国の一部だったラホールの方角を
向いている。
レッド・フォートから南西の方角には、同じく皇帝
シャー・ジャハーンの命を受けて、1644年から14年
の歳月をかけて造られたインド最大級のモスクである
ジャマー・マスジッドが見える。
ムガール帝国はイスラム教を信仰していた。
そのため各地にイスラムの建造物が残されている。
これはバスの車窓から見た朝7時すぎのオールドデリ
ーの様子。
商店のシャッターが開く10時までの時間、野菜を
路上に広げて売っている。
これが日常の風景なのだ。
インド5日間
2012.11.30~12.4 JTB旅物語