★インド(3)‥デリーのフマユーン廟
【世界遺産】フマユーン廟
ムガール帝国の第2代皇帝であるフマユーンの霊廟。
この時代の霊廟の中で最も古いものである。
フマユーン廟は東西南北に4つの門が存在する。
西門は赤い砂岩と大理石でできている。
その裏側。
水路と緑が配置された左右対称の庭の向こうに美しい
姿のフマユーン廟が建っている。
1565年にペルシャの出身であったフマユーンの妃が
指示して造らせた。
あのタージ・マハルの原型となった霊廟で、ペルシャ
とインドの建築が融合した形となっている。
これも赤い砂岩と大理石を使った左右対称の建物で、
特にやわらかなアーチのドームが印象的だ。
内部にあるフマユーンの棺。
これはレプリカで本物は地下で眠っている。
ムガール帝国時代の霊廟のスタイルを確立した建物で
あるが、タージ・マハルのような4本のミナレットは
まだ造られていなかった。
インド5日間
2012.11.30~12.4 JTB旅物語