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「逃亡のガルヴェストン」(GALVESTON)


主人公の心から自然に出てくる言葉の一つ一つが、

これまでのすさまじい生き方を浄化し、

読む者の心を鷲掴みにする感動的なフィナーレが

用意されているとは全く想像せず、

薄幸の少年時代を過ごしたヤクザ者の、

暗く、出口の見えない物語として読んでいた

「逃亡のガルヴェストン」


主人公ロイ・ケイディは本当の父の顔を知らず、

母親はロイが10歳の頃に橋から転落死し、

児童養護施設に預けられ、若い時から裏世界の用心棒のような

生き方をしてきた。


ロイのボスであるスタン・プティトゥコの女カーメンは、

ロイのかつてのガールフレンドであり、

このことを快く思わないスタンにロイは嵌められ、

たまたま事件現場で出会った若い薄幸の美女ロッキーを

スタンが雇う追っ手から逃すため二人でガルヴェストンへの

逃避行に旅立つ。


テキサス州ヒューストンから南に50キロ、メキシコ湾上の島

ガルヴェストン。

風光明媚なリゾート地で過ごす恵まれた人たちとは

無縁の雰囲気を漂わせるロイとロッキーの二人。


ロッキーの中にかつての自分を見るロイ、

そしてロッキーの幼い“妹”ティファニーとの旅は

ロイの望みとは正反対の結果で終焉する。


本作が2011年アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人候補となった

ニック・ピゾラットの長編デビュー作。




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「最強のふたり」(Intouchables)


「最強のふたり」は、首から下が麻痺した富裕層の初老の紳士と、

ひょんなことからこの紳士の身の回りの世話をすることになった

“スラム”で暮らすアフリカ系移民の青年の二人の心の交流の物語であり、

エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュの二人の監督が共同で、

フランス社会の両極端に位置する二人の実話を脚色し、脚本も手掛けて

制作した2011年のフランス映画。



「空気を読む=周囲に“合わせる”」ことを共同生活の知恵とすると

迎合して生きる必要性を全く感じることが無く、

周囲の空気を読むことをすることがない若者ドリスの生き方は、

健常者と同等以上の頭脳を持ちながら、健常者とは全く違う世界に生きる

主人公の紳士フィリップにとって、ドリスの常識を気にしない自由なふるまいが

ある意味日頃の鬱憤を晴らすカタルシスの役割であり、

日々を生き抜く決意の起爆剤のような役割を果たしているように思われる。



時にマリファナを吸い、

時に公道を猛スピードで疾走する二人。



一般的には社会の勝利者として分類されることのない二人の

世間の常識の枠にはまらない生き方が個人を解放する。









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緑のカーテン ゴーヤ

先週の猛暑とはうって変わって

ここ数日夜はクーラーの必要が無い

涼しい日が続いている東京地方。


5月の連休明けの頃に植えつけたゴーヤの苗が

立派に生長し、沢山の緑の葉が夏の強い陽射しを遮る

緑のカーテンを形成している。



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収穫が遅れると、冷蔵庫の中で黄色く熟成し、

はじけて甘い赤い実が姿からツルレイシと呼ばれる

ゴーヤ


今朝2種類のゴーヤを収穫した。




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