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BioJapan2013

1986年の初回開催以来今年で15回目となる

BioJapanが先週金曜日まで例年の会場であるパシフィコ横浜で

行われた。



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World Business Formと呼ばれるように、各国特にドイツ語圏

からの参加者が目立つ医薬・バイオ関係の展示・セミナー会である

BioJapanは日本で開催される展示会の中で

最も欧州の展示会の雰囲気に近い伝統をもっている。


3日間の開催期間に約13,000人の関係者が来場した本会、

初日にインターコンチネンタルで開催されたレセプションでは、

バイオリン演奏をバックに国際交流が図られた。




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会場のパシフィコ横浜の裏手には臨港パークが広がり、

展示会終了後、みなとみらい地区を背景にクルージング船の

出航をアナウンスするぷかりさん橋が浮かんでいた。




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このBioJapan、来年も同じパシフィコ横浜で1015日から

17日にかけて開催される。

「夜に生きる」(LIVE BY NIGHT) デニス・ルへイン

「夜は美味しすぎる。 みんな夜を貪りたい。

昼間生きれば、他人のルールにしたがわなきゃならない。

だからおれたちは夜生きて、おれたちのルールにしたがう。

だがわかるか、じつは、おれたちにルールなんてない」


極貧からの脱却を夢見てアイルランドからボストンに移住し、

権謀術策を駆使してボストン市警視正まで出世したトマス・コグリンの

三男ジョー(ジョゼフ)は13歳から悪事に手を染め、

夜の社会で生き抜いていくことを決意する。



トマス・コグリンがジョーに言う

「犯罪は割にあわない」

「私は学んだのは、暴力は暴力を生むということだ。 そうして生まれた

暴力の子供は、野蛮に、無慈悲に 育っていって、

おまえのもとに帰ってくる。おまえには自分の子供だとはわからないが、

彼らにはわかっている。そしておまえを罰しなければならないと考えて

つけ狙う」


禁酒法が社会に大きな影響を与えていた1920年代から30年代にかけて

”無法者“として生きたジョーの心の支えとなった二人の女性、父親そして兄たちとの

関係、貧困にあえぐキューバの人々とキューバのサトウキビを原料としたラムの密造販売が

生み出す巨万の富を狙った裏の社会の抗争。


アイルランド人でありながら、マフィア組織で出世の道を駆け抜けるジョー、

何度も命を失いそうなる修羅場を潜り抜けて手にした多くの富、

汚い金が、キューバの貧しい人を救い、美しいバットとボールそして真新しい

グローブがキューバの少年達に野球の楽しみをもたらす。


「ミスティッ・クリバー」、「シャッター・アイランド」の著者デニス・ルへインが

アイルランド人マフィア ジョーを主役にした“ギャング小説”「夜に生きる」


冬は極寒となるボストンから真夏の太陽が終日輝くフロリダへ移り住む

ジョーのようす、出所時には廃人となってしまうと形容されるおぞましい刑務所での

生活、血で血を洗うマフィアの抗争、キューバ人大衆の生活向上を願う反政府

組織の活動そして、KKKのおろかさ。


「シャッター・アイランド」を主演したレオナルド・ディカプリオが製作に名を連ね、

「アルゴ」のベン・アフレックがジョーを演じて本年秋から映画化が予定されている

本作、スリルとサスペンスにあふれ、絶望の淵に明るさがある本作の作風を

生かすには、「アウトロー」で新境地を開拓し、自身アイルランド系の血も

受け継いでいるトム・クルーズ演じるジョーがその華やかさで似合っている

気もす




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ゼロ・ダーク・サーティ


アメリカ合衆国中央情報局(略称CIA)職員の、

詳しくは入局以来大きな功績は無いが、

一つの課題だけを追い続けてきたマヤ(ジェシカ・チャスティン)の

執念の物語。



マヤが追い続けてきた敵こそ、パキスタン北部田舎町で要塞のような邸宅に

潜んでいることをマヤと同僚が突き止めた、

アメリカ同時多発テロの首謀者とされるウサーマ・ビン・ラーディン。



201152日深夜030分(ゼロ・ダーク・サーティ)に、

マヤの情報を基に、ウサーマ・ビン・ラーディンを殺害する事だけを目的に、

CIAの特殊部隊が潜伏先を急襲し、問答無用で女性を含む

民間人を巻き添えにして射殺に成功する。



虚構としての映画、

同時多発テロに対する報復としか思えない、アフガニスタン戦争で

逮捕された男達へのマヤの同僚の手によるすさまじい拷問。

そして米国に反感を持つゲリラ勢力のアメリカ軍基地に

対する無差別テロにより虐殺されたマヤの同僚たち。



この作品に込められたキャスリン・ビグロー監督のメッセージは

憎しみの向こうにある虚無であろうか。





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