Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る) -36ページ目

SIDIのシューズで足に不具合を感じて、その解消の為にLAKEシューズを履き始めたのが2018年5月。牛革製でサイクリストの足に合わせて革が伸びてくれるので、履き心地がすこぶる良いとの評価… "どんな足でもLAKEシューズなら大丈夫" と言いのけてしまう、そのフィット性に期待してLAKEシューズを試そうと。

 

 

 

 

最終的に選択したモデルは 「CX237」 と言うミドルクラスのモデル。ミドルクラスではあるものの4万円越えという他メーカーではハイエンドモデル級のプライスが付いています。ですが、3年間使用している現在でも特にヘタることなく使用出来ているので(本革製品なので定期的なメンテナンスは行っていますが)、長い目で見れば "安上り" って印象です。

 

しかも、SIDIを履いていた時には長距離乗っていると必ずと言って良いほどに後半は小指側の疼痛との戦いだったものが、LAKEに履き替えてからはその様な疼痛とは無縁ですし、そう言った面から言ってもこの金額は妥当な…いや "安い" と言えます。

 

そんな4年目に入った LAKE CX237 をクリーニングして、クリームで革への栄養補給と保湿を行ったので、何となく備忘録に残してみた。

夏になると出番が多くなるものは沢山ありますが、炭酸水はそのうちの一つです。あのシュワッとした飲み心地は、不快感極まりない夏の暑さ(北海道育ちの身としては慣れる事がない…)を少しでも和らげる為のアイテムとして不可欠な存在です、私にとっては。そんな事もあって、殆どアルコールは飲まないのですが、時々「ハイボール飲みてーなー」という気分になる事もあったしするので、数年前より我が家では炭酸水メーカー 「 SodaStream (ソーダストリーム) Spirit 」 を導入しておりました。

 

 

スタンダードモデルの「Spirit」。 手動だけれども、全然問題なし。

 

 

今回は、これから活躍する時期に入る SodaStream(ソーダストリーム) が、昨日突如として不調に陥り炭酸水が作れなくなり、かつ内部からパーツがコロンっと落ちて来たぞ…って事で、急遽修理作業に突入しました…って話です(修理は無事完了しました)。

 

 

どんな症状が?

壊れた時の症状としては、こんな感じ。

 

■ 上部にある炭酸注入のボタンを押した時に、炭酸ガスは放出されるけれどもボトルの水の中には放出されず、どこかから漏れてる音がする(ボトルの中の水はボコボコすらならない)。

 

■ ボトルの周りに上から水が滴り落ちてくる。

 

 

 

修理箇所の推測&確認

ボトルの水に炭酸ガスが放出されていないと言うことから、どこかから漏れてるのだろうと言うことは明らかなので、ガス経路を探る。かつ水が上から滴り落ちてると言うことは、ボトルとの結合部分付近が怪しいと目星をつけて確認作業に入ります。さらに、その確認作業中に内部からパーツがポロッと落ちて来たので、コレは何ぞや?ということで、そいつの居場所も同時に探る必要も。

 

■ 分解

とりあえず該当部分を見る為に前面のカバーを外す必要がありますが、コレはさらっと構造を観察すると簡単に分かります。背面カバー(炭酸ガスボンベカバー)を外すと見えるこの左右のツメの引っかかりを開放して外します。

 

 

 

 

内側に向けてツメが出ているので、外側に少し広げてツメの引っかかりを外しながら押し込むようにすると前面カバーの下の方が外れます。でもこの状態では前面カバーの上部にあるツメがまだ外れてないので、強引に前面カバーを全部外そうとすると上部のツメが折れる可能性があると思うので要注意。

 

 

 

 

ちなみに前面カバー上部のツメはこんな感じになっているので、折らない様に外します。これで前面カバーの取り外しは完了です。

 

 

■ 推測&確認

前面カバーが外れると、内部構造が分かるようになるので、ガス経路等を確認しながら故障個所を推測します。カバーを外した内部は下記を参照下さい。

 

 

 

 

次は、内部から落ちて来たパーツがどこから外れ落ちたのか?です。落ちて来たのは、何かのパッキン的な役割を果たしているものと推測出来ます。なぜならパーツの中ほどにゴムパッキンがついているから。しかも棒状なので筒状のパーツの中に差し込まれて使用されていたのでは?と。そんな事をイメージしながらまじまじと観察します。

 

 

これが落ちて来たパーツ

 

 

このガス圧調整弁(らしきパーツ)が中空になっています。ココからパーツが外れたのか?と思い入れてみるも、内径が合わずに入らないので、ここではない。でもそれ以外にはこの赤いパーツが取付けされてる様な部分も見受けられない。ボトル差し込む部分か?と見てみるもそれらしきところもない…はて?とよくよく見ていくとガス圧調整弁と思われるパーツの裏側(奥の方)が怪しい。左側の赤い方には、白いものが頭を出しているのが見えるけれども、右側の黒い方にはそのようなものが見当たらない。外して確認するか…。

 

本体から伸びているアームをマイナスドライバーで少し広げて片方ずつガス圧調整弁(らしきもの)が取付けられているブロックパーツを取り外します。

 

 

 

 

このパーツの塊を引っ張り出して該当箇所を確認すると、思った通り右側裏は中空で左側裏には白いパーツが挿入されています。で、白いパーツを引っ張り出してみると落ちて来た赤いパーツ同様にゴムパッキンが…ビンゴです。

 

 

 

 

形状は若干違えど構造は一緒なので、ココに落下して来た赤いパーツを同じ向きで挿入してみると綺麗に収まるではありませんか。ゴムパッキン部分に少しの抵抗を感じながらもヌルッと入り込んでいきます(赤いパーツは向きを反対にしても入りますが、この向きが正解…のはず)。

 

 

 

 

この状態にして、引っ張り出したこのパーツを嵌め直します。嵌め直すときは工具などは必要なく、前面から何となく溝みたいになっている部分があるので、そこから押し込んで本体から出ているアーム部分に空いている穴に嵌め込むのみ(少し硬いので「壊れないかな?」と思うかも知れませんが、そこは注意深く丁寧に…)。

 

 

 

 

元に戻してガスボンベを取付けてボトルも装填して動作確認をします。通常通りにボトル内の水に炭酸ガスが放出されますし、水の滴り落ちも発生しませんので、修理完了です。

 

結果的にガス圧がかかった時にこの赤いパーツが外方向に押し出されることで余剰ガスの排出?の役割があるのだろうと思われます。赤いパーツはその先にある壁にぶつかって抜け落ちないような構造になっていますので、それによってパッキンの役割を果たす…はずが、何かの拍子に外れたことで、ガス圧もかかることなく排出されボトル内の水に炭酸ガスが溜まらなかった&ガスが抜けるのと一緒に噴出された水がボトル外に漏れ出て滴り落ちて来た…今回の件はこんなところかと。

 

この原因は、きっと先日カウンターから本体を落としてしまったこと…が濃厚。その衝撃でガス圧調整弁が取付けられているパーツが本体左右から伸びているアームから外れ(少し前に実は気が付いていて嵌め直した経緯がある)、それが原因で赤いパーツが抜け落ちた…のではないかと思われます。

 

 

まとめ

自己修理出来る程度の事で良かった。炭酸水を作ることが出来るようになったのでこの夏も越せそうです(大袈裟…)。ただ、この作業を自身で行うことは、もしかしたらメーカー保証に何らかの影響を及ぼす可能性がありますのでその点はご注意ください。

 

先日も触れましたが、2022年度はMTBを始めようと思います。正確にはMTB "も" 始めよう…ですかね。

ロードバイク(ロードレース)に飽きたと言うことではないのですが、自転車と言う趣味の幅を少し広げてみようかな…と言うのがその主な理由です。もともと考えていたんですよね、MTBで楽しむ自転車生活を。今回は、そのスタート時期を少し早めに、ロードバイクとオーバーラップさせて始めようという話しです。

 

 

■ 何を選んだら良いのか分からない。

どのバイクが良いかなぁーとさらっと調べ始めただけで、MTBと簡単に片付けられないことにすぐに気付きます。カテゴリーがたくさんあって、それぞれに特徴があるようなのですよ。まとめるとMTBですが、その中には多数の(特徴がオーバーラップする部分はあるにせよ)全く違ったバイクの集合体である…といった印象を受けます。これは自分がMTBでやりたいことをある程度明確化して(少なくとも方向性は決めて)挑まないと、後々痛い目を見そうな感じがします(やっぱあっちのバイクの方が良かったな…的な)。

 

 

■ 各カテゴリー(バイク)の特徴すら分からないので調べる。

なので、ザクっとMTBのカテゴリーを調べてみた。個人的にざっくりとカテゴライズするとこんな感じかな?と。

 

 ・ ダウンヒル:

下りのみで、上りは考えていない。ハイスピードで凸凹斜面を下るのでフロントサスペンションのストロークが大きい(200mm超)。

 

 ・ エンデューロ:

言葉から耐久走=ロングライド用か?と思ったけれどもそうではないらしい。上りも下りもあるけれどもタイムを競うのは下りのみで、途中にある上り区間は制限時間内に走り切れば良いだけ…というある意味移動区間的な意味合いが強いらしい。その様な競技特性ゆえに下りでの性能を重視してるとはいえ、時間内に移動しなければいけない上りもあるので、万能的な走行性能を求められているカテゴリーと言える…らしいです。

 

 ・ クロスカントリー:

少し長めな距離を走り、上りも下りもこなすタイムレース。木の根などがある凸凹路面の上り下りをいかに早く走り切ることが出来るかを競う種目ゆえに、走破性が高くてかつ軽量である…という特徴がある。

 

 ・ トレイル:

上記三つはレース向けなカテゴリーだけれども、これはレースではなく "楽しむ" 向けなカテゴリーとのこと。とはいえ別に性能的にワンランク下って訳でも無いみたいで、これで各種レースに出ても基本的には問題ないんですと。このカテゴリーは、読んで字のごとく "山道を楽しく走る" ためのバイクとのことで、特徴としては万能タイプ。特殊性能(ハイスピードで凸凹路面を下る為の性能など)はなくとも、どんな状況の道でも走破出来るオールラウンド的な性能を有している…ってな感じでしょうか。

 

 

■ 自分がMTBでやりたい事はどんなこと?

各カテゴリーのバイクがどんな感じなのか?が掴めたところで、肝心の "自分がMTBでやりたいこと" はなにか?を詰めていきたいと思い、考えました。と言っても、もう頭の中にはやりたいことは思い浮かんでいて、それが以下の二点。

 

 ・ 山に入って景色の良いところでドリップコーヒーを淹れて、優雅な時間を楽しみたい。

なんか良くないですか?元々コーヒーをドリップして飲むの好きだし、山に入って行って景色の良いところで飲んだらさらに美味しいんじゃないかと。まだ若い頃にオフロードバイクで北海道の山の中をそんなことしながらツーリングしてた事もあったので、その自転車版って感じで。最近入手したドローンでそんな風景を空撮したりして…って考えたらとても楽しくなってくる。

 

 ・ SDA王滝100kmを完走してみたい。

いきなりオフロードの100kmは無理かもしれないので、これは後々達成したいな~と思っていること(最初は42kmかな?)。現時点では完走することが目的で、タイムレース的な部分は求めていない(いまのところは…)。

 

乗り始めてもいない現時点で考えてることはコレ。やり始めたらきっとアレもしたいコレもしたいとなりかねないけれども、その時はその時で考える。

 

 

■ 自分のやりたい事に合ってるMTB(カテゴリー)はどれ?

結論から言うと、クロスカントリーバイクかな?と思っています。

"オールラウンドな性能を有していること" と "軽量性" の二点がその理由です。上りも下りもこなさなきゃならない用途でMTBを使うので、特化した性能を有したバイクではなく "オールラウンドな性能" が必要だし、コーヒーを飲みに行く際も山を上るし、SDA王滝も結構キビシイ上りがあると聞きます。その点において "軽量性" も重要かと。

 

ただ、ロードバイクのように "もっと強くなりたい" という志向性をもってMTBに乗る訳ではないので、ある程度の…と言う条件もココには追加されます。つまりは、ハイエンドな軽量カーボンバイクよりもそこそこ軽いミドルクラスのアルミバイクを選ぶ可能性が大な訳です。

 

 

■ もう一つの問題… ハードテイル?フルサス?問題

だいたいの方向性が自分の中で決まって来ましたが、なかなか決めきれない問題が一つあります。それは、ハードテイルかフルサスか問題。バイクコントロールスキル向上の為のバイク…という面で言うとハードテイルが良いという意見が多い。軽量性という面でもそう。金額面でもハードテイルにメリットが出る。でも、快適性や安全性を考えるとフルサスの方が良いらしい。リアショックの恩恵は想像以上に大きいらしく、特に下り区間でのハードテイルとフルサスの差はかなり大きく、人によっては "雲泥の差" と言わしめる程らしい。下りが休みポイントになるかならないかの違いは、個人的に大きいと思う。あとライダーのテクニックの無さを機材がサポートしてくれると言った安全面でのメリットも魅力(フルサスだから安全って単純な事ではないのだけれども)。これは、まだまだ迷いそう…です。

 

 

■ 予算は?

幾らでも出せるよ~って訳はないので、私の残高とご相談をします。言ってしまえば "ロードバイクの息抜き的なイメージで使用するバイクを追加で購入する" ってことなので、正直そんなにお金はかけたくない。でも、エントリーグレード的な比較的安価なバイクを購入して、ある程度めり込んで来る…MTBにおもしろみを感じる…ようになったとしたら、きっと機材的に不満を覚えてしまうのではないかと思われる。とすれば、ハイエンドバイクは不要なれど、この位のグレードなら大丈夫でしょう!と言える程度のバイクを購入しておいた方が、後々後悔しないのではないかと思う訳です。ロードバイクに置き換えて言うと、105組みのミドルクラスカーボンバイク的な感じ?となると…出せる金額的には、30万円位に収めたい。

 

 

■ 候補となるMTB機材をピックアップ

30万円位の予算で手が届くクロスカントリーMTBとなると、結構絞られます。ハードテイルならカーボンフレームのモノが選択肢として挙がって来たりしますが、フルサスとなるとアルミフレームのモノが少々ピックアップ出来たりするくらい。カーボンフレームではほぼ壊滅状態です。

 

TREK SuperCaliber

 

スタイルはとても好みなのですが、いかんせん大幅予算オーバー(車両価格:617,100円)ゆえに泣く泣く選考漏れ。ショップスタッフからはハードテイルとフルサスの中間的な位置づけのバイクです…と説明される。その辺の位置づけだから私の用途的には大丈夫なのか?などは正直分からない。とは言え、金額的には "大丈夫ではない" ので、その辺の検証はしていない。

 

 

 

CANYON LUX

 

TREK SuperCaliberと同系統のスタイル。ゆえにコレも大好き。やっぱりバイクはカッコ良いと思えないとなかなか気持ちが高まらない。それで言うとこれらのバイクはホント大好物で気分アゲアゲになる。車体価格が329,000円からあるので、金額的にはまあまあ範疇に入ります。ロードバイクでもそうだったけど、価格に対してのパーツが釣り合ってないですよね、CANYONは(ポジティブな意見です)。気持ち的にはこれに決めちゃっても良いかな?と思った車体でした。…でした…?(意味深い)

 

 

 

GIANT ANTHEM

 

機械好きなオヤジとしては、いかにも!って見た目のコレも好き(結局なんでも好き!ってことでも無いんです)。金額面でいったらとりあえず見ておくべきGIANTのバイク。ショップスタッフ的には全然候補に入れてOKなバイクだと。しかも、330,000円とお値段も問題ない。アルミフレームだけれども、車重が12.2kgと素人目にではあるけれども、そんなにクソ重いという訳でもないと思う。前述のTREK SuperCaliber 9.7が11.5kg、CANYON LUXは 12.1kg(共にフレームサイズ不明)です、カーボンフレームで。なら、アルミフレームでもこの車重なら、私の用途的には全く問題にならない。何故だかロードバイクではGIANTには乗りたくないなぁ…と思ってしまうけれども、MTBでは全くそうは思わない。何故だか知らないけれども、そんな事はどうでも良いか…。

 

 

■ どこで買う?金額的メリット以外のメリットも大事。

CANYONは通販、それ以外は実店舗で…となります。そこで考えますよね。自分自身のMTBについての知識やメンテナンス技術は皆無に等しいし、購入後にトレイルに入るって言っても、何処にどんな道があるのか?的なことも良く知らない。その辺については、やはりショップのお世話になることが多いと思う。そんな状況なのにも関わらず、通販のCANYONを買うのは、今後のショップとのお付き合いに支障があると思うので、避けた方が良いのかな?と思ってしまうし、MTBに長けたショップとの付き合いを重要視した方が良いと思う。となると…ココなのかな?という店舗があるので、現時点ではそのショップで購入する方向で検討中。きっと使い方が(ロードバイクと比べて)激しいので、メンテナンスや修理等で持ち込むことが多くなると思うんですよね。そう言った面でも、ショップ選びは大切だと思う。そこはいままでの付き合いも重要だけど、それよりも優先順位は高いと個人的には思うところです。

 

 

■ コロナ渦下のいま…入手が難しい

もうそろそろ2022年モデルが各社から発表される時期になりましたので、私のMTB入手計画は2022年モデルで実行される可能性が大きい。と言うよりも、2021モデルの入手が非常に難しい。ご存じSHIMANO製品の供給が滞っている件も含めて、とってもキビシイ状況です。現に上記のGIANT ANTHEMはメーカー完売だし、TREK SuperCaliberはいまオーダー入れると、PC上での納期は2022年の年末になっているらしい。上記候補バイク(やそれ以外でも)の2022年モデルが発表されたらすぐにオーダー入れられるように、諸々の決定条件は決めておかないと…って感じですかね。

 

 

 

今回ブログにアップする為のまとめ作業で、概ねの方向性や欲しい性能について考えがまとめる事が出来ました。現状で出来ることはそん事くらいで、あとは各メーカーの2022年モデルの発表を待ってどれするか決めるだけです。某メーカーは7月後半から8月初頭くらいに発表があるとかないとか…。それを楽しみに待つことにしましょう。

このコロナ渦で各種レースが開催され始めているとは言え、各地域に緊急事態宣言が発令されたり、7月にはオリンピックが開催されたり…と今後の予測が難しくなって来ています。そんな状況下で、もう50歳にもなりそうなオヤジ自転車乗り(ホビーレーサー)として今後の "自転車との付き合い方" をすこし考えておいた方が良いのかな?と思うようになりました。

 

と言うのも、仕事柄なかなかレースに参戦しにくいところがあり、各地で各種レースが開催されているとは言えそう簡単にエントリー出来ない状況にあります。以前は、ツール・ド・おきなわ(TDO)をメインレースとして、その他関東圏で開催されているサーキットエンデューロや、群馬サイクルスポーツセンターにて開催されているJCRCなどにエントリーしていましたが、東京都等の緊急事態宣言発令によるレース開催中止(延期)や、開催されたとしても緊急事態宣言下地域との往来及びその地域のエントラントが多数を占めるレースへのエントリーに少々の不安を覚える…と言うことが私にとっての障壁となっています。

 

主催者やエントラントもコロナ対策をしっかりとした上で開催・エントリーしているのは重々承知しているので、開催しているレース主催者やそのレースのエントラントに対してのネガティブな感情や意見は持っていません。ただ単に私サイドで感染リスクが高い行動は他の人達よりもよりハードルを高くして慎むべきと思っているから…と言うことだけなんですけどね。医療従事者ではないけれどもそれに限りなく近い職種なので、普段の生活の中で気を付けていたにも関わらず感染してしまったと言うのは致し方ないとしても、自転車レースに出る為に関東圏に出向いて感染しちゃいました…とは口が裂けても言えないし、感染リスクを高める行動(しかもそれが自転車レースと言う個人的な趣味事)を自らがとる訳にはいかない訳です。仕事上で関わりのある医療従事者の方々にも迷惑をかけるし、さらにはその先にいる患者さんにも少なからずその影響を及ぼしてしまうから。

 

現時点ではまだ、レースは無くともいまの自分よりも強くなりたいと言う "気持ち" があるので、何とか(少々の気のゆるみはあれど)モチベーションを維持は出来ているものの、今年もTDOが中止になって…なんて感じで今シーズンが終わって行ったとしたら、来年も同じようにモチベーションを維持出来るかどうかは分からない。となれば、年齢ももう50歳にもなるし体力的には結構厳しくなってくる(もう既に…ですが)、すこし違った方向での自転車の楽しみ方も探っておいた方が良いのかな?と思うようになった訳です。

 

 

 

自転車ロードレースにしか目を向けていなかったので、いざそれ以外の自転車の楽しみ方とは?を考えると、真っ先に浮かんで来たのは…

 

・ MTBで景色の良い場所まで山を上って、そこでコーヒーを淹れてマッタリとした時間を楽しむ。

・ クロスカントリー(XC)レースに出てみたい。

・ SDA王滝も楽しそう。

 

と、MTBに関することばかり(そこでもやはりレースに出てみたいと言う…)。SDA王滝とかXCレースとか結構ハードなんだろうけど "競う" と言うよりもそれを "楽しむ" 感じでやってみたい。まだ情勢的にレース参加は難しければ、山の眺望の良いところでコーヒーをドリップして…も出来るし。なんか考えてるだけで楽しくなってくる。

 

 

YAMA HACK HP より画像を拝借しました

 

 

MTBはまだ我がガレージには無いので、そうなれば購入しなければならない。どんなバイクが良いのだろうか?ハードテイル?フルサス?カーボンか?アルミで良い?MTBについての知識が無いので、そう言うことをリサーチし、各メーカーではどんなバイクを出しているのか?をネットで調べるという作業も楽しい(現時点では買うと決めてもいないけど…)。

 

 

 

GIANT HP より

なんかめっちゃ格好いい

 

 

 

SDA王滝とか、途中の機材トラブルも自己解決を求められてるので、色々とメカニック技術も習得出来そうだし、オフロード走るの楽しそう。XCレースだって、バイクコントロール技術が高まりそうだし、何気にロードバイクとは別物だけど全く関係無さそうって感じでもないような気もするし。

 

ロードバイクよりも多くのカテゴリーがあるMTBは、正直何を選んだら良いのかよく分からないと言うのが本音。SDA王滝の100kmカテゴリーに後々はエントリーして完走を目指したいと言うザックリとした目標を持っていたとして、最初に入手するMTBは何が良いのか?車重的に上りは不利になるけれども下りのメリットが半端ない(と聞かされている)フルサス?それともその逆で初期投資額が(フルサスに比べて)安価に抑えられるハードテイルか?フレーム素材はカーボン?アルミ?等々…。

 

 

 

 

やっていないので明確な方向性はまだ見出せていないのですが、大まかな方向性は何とな~く見えて来たような来ないような(やらないと状況は変わらない気がするけど…)。となると、適応範囲が広めなMTBをとりあえず買ってみるってのありかな?と。なんだかよく分からなくなって来たけれども、まとめるとこう言うことです。

 

MTBに興味がわいて来た!

 

MTBを始めるまでには、まだ色々とクリアしなくてはいけない山が幾つかあります(特に家庭内での山が超級山岳ですが)。来年辺りには始められるかな…?

見た目って結構重要です。そして、見た目が良くなって、かつ軽量化も達成出来るとなると…GOするしかないでしょうと言うことで、今回はスルーアクスルを交換しましたと言う内容の備忘録です。

 

 

 

 

どの製品にしようかと色々と調べていると、スルーアクスルって色々と種類(規格?)があるということを初めて知るに至ります(ネジピッチとか、長さとか…)。そしてさらにはアルミだのチタンだのと素材も色々とあり、ネット購入する際には気を付けなきゃいけません。いざ届いて交換しようとしたらネジピッチが違って取付出来ない!なんてことにならない様に。

 

さらには、安いから!とかめっちゃ軽量!!とか安易に製品を選んでしまうのも問題ありそうです。あくまでも"車軸"ですからね。その部分に必要な強度があってこそのパーツです(どのくらいの強度があれば良いのか?なんて専門的なことは知りませんが…)。

 

 

Bontrager Switch Lever Thru Axle

上記のような状況につき、知識がないスルーアクスル素人はオトナシク純正品にしておけと言うことで、Bontrager Switch Lever Thru Axleという純正(?)パーツを入手しました(TREK販売店で)。

 

 

 

 

 

 

上記2製品がEmonda SLR 2021に適合するスルーアクスルとのこと。TREK Emonda SLRがネジピッチいくつのスルーアクスルを使用してるのかも知らなかったので、もうすべてショップに丸投げ。

 

 

 

38.5gの軽量化も

見た目がスッキリしたのでそれだけでも目的達成なのですが、その他にも軽量化という副産物もあります(こっちの方が本来の目的といって良いくらいなのですが)。

 

■ 元々のDT SWISS製スルーアクスル

  111.0g ( F:51.0g  R:60.0g )

■ Bontrager Switch Lever Thru Axle

    72.6g ( F:31.0g  R:41.5g )

 

と言った実測重量により、38.5g の軽量化 が達成されます。某技術者さんの使用機材として紹介されてるワンオフのチタン製スルーアクスルで重量が69.5g(F:30.5g/R:39.0g)とあり、その差が3.1g。私にとっては誤差範囲内的な重量差で、まったく問題なし。

 

 

 

 

ほぼレバー部分の軽量化だろうと思われますが、ぶっちゃけなところレバーはなくても支障ないですよね?私の場合は車載工具で6mmヘックスレンチが入っているのでそれで問題なしですし。

 

 

まとめ

見た目スッキリ&38.5gの軽量化を1万円以内で達成することが出来るスルーアクスル交換。1万円を払うに値するパーツ交換なのかどうかはその人次第ではあるものの、お手軽感はある。某技術者さんも言ってる通りに、フレームから少し飛び出しておりフレームとツライチになることは無いけれども、それでもクイックレバーよろしくなレバーが鎮座しているのとは雲泥の差。個人的には"価値あり"かなと。